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⑺『憂鬱なる午後の闇の間』

⑺『憂鬱なる午後の闇の間』



憂鬱なる憂鬱、それは憂鬱だろう。誰でも分かることだ。しかし、言語的にそうであるのと、精神状態がそうであるのとでは、全く異なる、ゆううつなる憂鬱である。憂鬱など、缶コーヒーを飲み干して。吹き飛ばしてしまいたいものだ。



しかし、俺は缶コーヒーは楽しみにカテゴライズしているから、そんな風には使わない。飽くまで、憂鬱を憂鬱と理解し、もう何度も述べているが、小説にするのである。バックグラウンドを提示すれば、これは一種の、午後の紅茶から来ているんだ。



俺は、午後に紅茶を飲む人を、羨望の眼差しで見る。何せ、俺の場合はコーヒーだし、何が違うかって、やはり飲料としての原価が、紅茶の方が少し高いだろう。だから、闇の間において、俺はコーヒーを飲んで、憂鬱について、執筆するまでだ。

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