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⑸『憂鬱なる午後の闇の間』

⑸『憂鬱なる午後の闇の間』



憂鬱とは、ひらがなでは、ゆううつ、と書くことくらいは、自分もほぼ当たり前の様に知っている。しかし、ゆううつ、というひらがなを、漢字にしてくれと言われたら、パソコンの執筆で日々を過ごしている自分には、書けそうにない気もする、憂鬱なる午後である。



そんなことは、しかし、発語にしてしまえば簡単で、闇の間も、発語に助けられて消え行きそうである。難しいことを、難しく考え過ぎず、ただ全うに、憂鬱を発語すれば良いだけさ。発語対象が居ないなら、街を歩きながら、うつむいて、呟けば良い。



こういうことを、もっと学校でも教えて貰いたいのである。憂鬱が書けないから、罰なんて、ちょっと今思い出して、思考してみたら、それこそ、生徒を憂鬱にしている元凶なんじゃないか、闇の間にも入るよ。そういう述懐も込めている、この小説、憂鬱なる午後の闇の間、である。

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