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⑶『一人というもの』

⑶『一人というもの』



拘る必要というものはない訳である、そうではあるが、時として、俺は一人で居たいものだ。不思議だが、そうすることで、何か神聖な気持ちになれるのだ。それは、一人というものに、何か意味を見出しているのだと、言えるだろう。



奇跡の墓地が、そこにあるなら、俺は一人で、その土の中に入るだろう。一人というものは、非常に得難い、奇跡なのである。無論、それ故に、苦しむこともまた、あるのではあるが、それでも、固執することで、孤独を守るのだ。



我々が我々だ、といった、その一人というものは、永遠という言葉が、まさに似つかわしいのであって、エンタメで言っているのであるとしたら、それは、直木賞的であるし、純文学的に言っているのだとしたら、それは芥川賞的である。

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