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色なし魔法士は今日もご機嫌  作者: 橘中の楽
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1の五 わたしは誰のものでもない

ライラが魔法学園に入学してから二月が経っていた。そろそろロンドンにも短い夏がやってこようとしている。


ライラは夏があまり好きではなかった。日が長くなり、光の力が強くなる。

夏は大好きな黒竜をはじめとする黒魔法が弱体化すると言われる季節だ。


ライラの内心とは関係なく、ここ最近の学園は少し浮ついた空気になっている。

来週あたり、部活動に入っている生徒を中心に文化祭なるものが行われるらしい。ライラは、ミシェーラがペガサス乗馬体験をするというので、見学に行くつもりだった。

他にもミシェーラの観戦ツアーに付き合うことになっている。

しかし、それだけだ。ライラは部活動に参加していないため、準備などはない。

いつもどおりマイペースに過ごしていた。


毎日を過ごしていく中で、最近のライラは三つほど困っていることがあった。


一つ目はミシェーラに言われた「黒竜さまは助からない」という言葉の真相についてだ。パーシヴァルのパシリにはなったもののなかなか質問するまでには時間がかかりそうだった。

今すぐにでも問い詰めたい気持ちと王族への不敬…日々二つを天秤にかけている。


二つ目は魔法の行使速度が一向に速くならないことだ。


ーーーフレイザーに言われて以来、ライラは真面目に魔法陣の本を読んだ。意味がわからない箇所も多く、魔法言語の辞書を使いながら何冊も読んだ。

しかし、魔法学園に入学したてのライラには3年で習うはずの魔法陣の理論を理解するというのは些か難易度が高すぎたのだ。


そもそもフレイザーのように魔法陣の理論を理解して使っているものなど、3年生を見てもほとんどいないのが現状だった。

1年生のライラが魔法陣の理論を理解できないのも無理はなかった。


そこでライラは違う作戦に出ることにしたのだがーーーー今はライラの二つ目の悩み事の話の方が重要だろう。


ライラの困りごと二つ目は…学園側に指定された「エルダー」と馬が合わないことだった。


そもそもエルダーというのは、新入生が特殊なルールの多い魔法学園に、はやく馴染むことができるようにするため、最上級生を新入生のいわばお世話係としてつけるという制度だった。


特殊なルールと聞いて、ライラははじめピンとこなかったが…すぐに意味を理解せざる終えなかった。

「移動教室」も学園の校舎の気分次第で場所が変わってしまうのだ。

魔法学園はそういう意味では非常に厄介な場所で、うまく対応するための細かい決まりがたくさん存在していた。

寮に帰るためには馬の石像にリンゴをあげなきゃいけないだとか。

3階の洗面台の鏡は毎日拭いて、磨き上げなければいけないだとか。


そんなわけで、新入生の一人であるライラにも、もちろんエルダーがついた。

ライラのエルダーは、学園側の配慮だろうか。白銀に近い水色の髪をしたーーーつまり水属性以外にほぼ適性を持たない、非常に魔力の少ない生徒だった。


ライラのエルダーはコーラ=ローグという。

ニュートの4年生で、コーラ自身が魔力が少ないことで非常に苦労した…というか、現在進行形で苦労しているらしい。

「色なし」のライラにも初めから好意的だった。


ここまでならよかった。優しくて、いい先輩。でもコーラは…


「あのコーラって先輩、ブリッコで有名らしいわよ。できない私、頑張ってるってアピールがうざいってリサさんがいってたわ。」


「ーーーミシェーラは、随分とはっきり言うね?」


ーーーリサというのはミシェーラのエルダーの名前だ。ミシェーラと同じくフィメルだそうで、すでに二人でお茶をするほど仲良くなったらしい。コーラに苦手意識を感じて、できるだけ近づかないようにしているライラとは大違いである。


「だって、ライラ困ってるのにはっきり言わないじゃない。この間お昼ご飯のトレーを落としかけたときに、コーラさんの上げた声聞いた?『ふにゃっ』ってオレーンじゃないんだから!」


ーーーやたら物音にびっくりしたそぶり見せるし、ネガティブすぎるし…


ミシェーラの止まらないコーラへの愚痴に…ライラは笑ってしまった。

ちなみにオレーンというのは、フィメルに人気の愛玩魔獣である。

その泣き声が「ふにゃ」だそうで、コーラさんの驚き声がそれに似ている、ということらしい。


もちろんライラもコーラには思うところはあった。コーラは自己否定感が強すぎるのだ。

学園のルールを教えてもらっていた際に、「コーラさんはいろんなことを知っていてすごいですね」と言ったら、これくらいで褒めてハードルをあげられたら困ると真顔で拒否されたりだとか。

ーーーではなんて言えばいいのだろうか。優しくしてもらったらお礼は言いたいんだけれど。

入学したてのライラの目から見てもコーラはあまり要領が良くない。

せめて、先輩としての経験を褒めたかったのだが、コーラにとってはそれさえもプレッシャーに感じるようなのだ。


ライラはゆっくりと「繊細な」コーラさんとの距離感を測っていけばいいと思っている。

でも、ミシェーラはそんなライラの態度がお気に召さないらしい。


「ーーーミシェーラはコーラさんに恨みでもあるの?」


ライラは頬杖をつきながら、愉快そうにミシェーラを見つめた。

プリプリと怒る彼女も可愛くて仕方ないといった表情だ。


そんなライラの表情を見てーーーミシェーラはますます膨れた。

この顔をコーラにもライラは向けるのだ。もちろん瞳の温度は全く異なっているが。


ーーーライラのガラスのような透き通った瞳に正面から見つめられ、微笑みかけられるとミシェーラはすごく安心するのだ。まるで、何をしても許されるような。


ライラはーーー本人にも多少の自覚はあったが、自分の懐に入れた人間とそうでない人間の区別がとてもはっきりとしていた。

懐に入れた人間は、たとえどんな特徴があろうと、無条件で受け入れた。

逆にそうでない人間には感情を向けることさえあまりなかった。


例えば、再三、同じクラスにいるライラの親戚がライラに嫌がらせをしているのだがーーーミシェーラが()()()()してから物的攻撃はやめたが、陰口を言うのには余念がないーーーその生徒のことなど、存在ごと無視している。


家族間のことに他人が口を出していいのか迷いながらも、ミシェーラが心配になって直接ライラに尋ねたことがある。

しかし、ライラは気にしなくていいんだよと言わんばかりにミシェーラの頭を撫でただけだった。

ミシェーラは、自分が何かしてこれ以上ライラと親戚の関係を壊すのが怖かったため、静観を余儀なくされている。自分を頼ってくれればと歯痒い思いをしながら。


ミシェーラはライラの不器用な態度を理解した上で、悪意にさらされやすいライラを自分が守ってあげなければいけないと思っていた。


12歳としてはかなり異質なライラの態度だったがーーー幸か不幸かライラの両親のいない境遇と色なしであることが原因だろうと周囲には捉えられていた。


しかし、ミシェーラはライラに、はちみつみたいな甘い瞳を向けられたからといって、今回ばかりは流されるわけにはいかなかった。

彼女は商家の娘として、自分の主張ははっきりしなければならないのだ。


「さいきんの!コーラさん!ライラに色目を使っているわ!ライラはわたしのものなのに!」


「ーーー色々と突っ込みたいところがあるけどね、わたしは誰のものでもないよ?」


ーーーコーラさんはニュートなので、特に取り柄もないニュートのわたしに色目を使うはずがないのにな。


そんなものは完全なるミシェーラの勘違いだとライラは考えていた。


ミシェーラの「ナイト」として、ライラは一部生徒の間で人気が高まっているのだが、生徒の中ではミシェーラとしかまともに話さないライラはそんな事情を知らなかった。


甘い瞳を向けられるのは自分だけでいいとミシェーラがライラにわざと教えていないのも原因の一つだろう。

ミシェーラはそんなわがままな自分もライラは受け入れると確信してやっている。

ーーー事実なのだが、彼女は見た目通りの可憐なフィメルなどではなかった。


自分は誰のものでもないーーーそんなライラの言葉に、ミシェーラがわかってるわよ、と言い返す。


「ちょっと言ってみただけ。とにかく、今度鳴き真似なんてしたら引っ叩いてやるわ。」


「ちょ…ミシェーラ、本気で言ってる?叩くの!?」


「目には目を、歯には歯をってよく言うじゃない。似たようなものよ。」


「いや、全然意味が違うと思うのだけど。ーーーわかったよ、真面目に聞くからさ。わたしのお姫様はどうして欲しいの?」


「はっきり言ってやりなさいよ。ぶりっこやめろって。」


「ーーーミシェーラ、さっきから口が悪いよ?」


ライラは怒り心頭といった様子だったミシェーラをなだめてみたものの、正直コーラに何か言おうとは思っていなかった。


一応先輩だしなあ。普通に優しいしなあ。


「ちょっと行動がしゃくに触る」というだけで先輩に悪意を向けるのはどうなのだろう?

どちらかというと悪意を向けられる側に回ることの多かったライラはコーラに自分が「はっきり言ってやろう」という気にはなれなかった。


いまだに怒っているミシェーラの話にそうだね、そうだねと相槌(あいづち)を打ちーーー気づけばライラはミシェーラの耳たぶをフニフニと握っていた。


「ちょっと!ライラ、聞いてる?ーーーふふふ、くすぐったいからやめなさいよ。」


「やっと笑ったね。ーーーミシェーラが笑っていてくれれば、わたしはわりとなんでも許せるから大丈夫だよ。」


「ーーーその発言をしておいて、口説いてる自覚がない時点で全く大丈夫じゃないわ。」


「え、口説いてるーーーというか機嫌直してもらうために甘い言葉をかけようとしている自覚はあるよ?」


「わざとってこと!?ーーーーはあ、しょうがないわね、ライラに免じて今日は引っ叩くのやめてあげるわ。」


()()()って、まだ諦めてなかったの!?ダメだよ?暴力は。」


「フィメルファイトって思ってもらえれば多分セーフよ。」


「何がセーフなんだよ。…コーラさんに悪気があるわけじゃないんだから、あまりひどいことをしてはダメだよ?」


ーーーライラに真面目に諭され、ミシェーラは唇をとがらせた。


そんな表情を見て、それでも「かわいい」のだからやはり顔は重要だとライラは思った。

きっと先ほどから話題のコーラさんがやったらライラは引いてしまうだろう。


ミシェーラのとがらせた唇を今度はフニフニと押しながら、ライラはライアでだいぶ失礼なことを考えていた。


「ーーーちょ、やめなさいよ。ライラ、手癖が悪いわよ?」


「ーーああ、ごめんね。…ミシェーラってどうしてどこもかしこもマシュマロみたいに柔らかいの?」


「…ライラじゃない生徒が今の発言していたら完全にセクハラで訴えてるわ。」


「ごめんって。ーーーちょ、前髪を上げるのはやめて!」


「散々私わたしのことを弄んだんだもの。前髪くらい献上しなさい!」



ーーーこれらは全て放課後の教室で行われている。

まばらにだが残っていたクラスメイトたちが、いちゃつくなら寮でやれよ!同室だろ!?と思っていたのだが、二人には周囲を気にするという気は全くないようだった。


「ーーーミシェーラ、遊んでいないで寮に帰るわよ!」


「あ、リサさん!」


ミシェーラのエルダーであるリサが迎えに来たことで、その日はお開きになった。

ライラは、放課後は図書館によって帰るので、一度そこで解散となる。


ミシェーラとリサはライラに別れの挨拶をし、寮へと帰るべく、移動プレートに乗る。

そのプレートは、隣の魔法大国産「ジーコ社」のものだ。

ライラがいう「爆速で通過するやつ」である。


隣国の象徴ともいえる赤色に輝くプレートを見た周囲の生徒から羨望の眼差しが集まるがーーー乗った二人は、慣れているのだろう。特に気にした様子もなく、世間話などしている。


リサは自分の魔力によって魔石がきちんと起動したことを確認してからーーーニヤリとミシェーラを振り返った。


「ーーーミシェーラ、コーラがライラを呼びにくることを知ってて、わざと聞こえるような声で何か言ったでしょう?コーラが泣きそうな顔で引き返してくるの見えたわよ。…あなたも大概いい性格してるわよね。」


「ーーーコーラさんがライラのことをいろんな人に()()()していると聞いたので、同じことをされたらどう思うのかわからせてあげただけですよ。『目には目を歯には歯を』って言うでしょう?」


「呆れた。コーラの交流関係なんて大して広くないだろうに良くそんな話を知ってるね。ーーーまあ、確かに先生にまでライラの魔力発動の遅さを話して聞かせるのはどうかと思ったけど。」


「ーーー『あの子勉強は大丈夫なんですかね?フィメルの子にお熱で落第しないか心配で。ほら、私も魔力が少なくて色々と大変でしたから。』じゃないんですよ。ライラがどれだけ真面目に毎日課題をやってるか、私が一番よく知っていますし。」


「ちょ、ミシェーラ怖いんだけど。それフィン先生にいったセリフかな?なんでそんなに一言一句把握してるの…同学年のはずの私でさえそこまでは詳しくないよ?」


「ーーーああ、わたし、親衛隊あるので。その子たちにお願いすれば大体の情報は手に入るんです。先輩も何か困ってたら相談してください。」


そう言って笑ったミシェーラ。

一見すると、無邪気なこの愛くるしい顔で、生徒たちを手玉にとっているのだろう。

リサは思わず身震いした。


「ーーーよくわかった。ミシェーラを敵に回してはいけないということだけはよくわかった。それにしても、まだ出会って2ヶ月くらいでしょう?よくそんなにライラに肩入れするね?」


「ライラは()()()()()()()()()同学年で同室になった。これだけでも大きな意味があったんです。それに加えて、全てじゃないにしても私の性格もわかった上で受け入れてくれています。ーーー今日もコーラさんが来ていること多分気付いてました。でも、しょうがない子だなって顔しながら全部含めて許してくれるんです。ーーーそんな子、手放しませんよ。」


黒竜さまを助けてくれるらしいしね?と内心で呟くミシェーラ。

彼女にとって「自分が」黒竜を助けたいと口に出す存在は非常に貴重だった。

寄りかかられることに疲れていたのだ。

自分の思いに気がついたのもライラに出会った後だったが。


「大きな意味ねえ。まあ、わたしは平和に暮らしたいから詮索はしないけど。つまり、大概ライラもいい性格してるってことだね?」


「ただのいい子なんて、魅力あります?薔薇にだってトゲがあるでしょう?」


「おー、怖い怖い。寮についたけどーーー明日は迎えはいる?」


「魔力入れていただきありがとうございます。やっぱり()()()は速いですねーーー明日もお願いしていいですか?来週からはクーガンが戻ると思うので。」


「フィメルの一人行動は危ないからね。いつでも声かけて。ーーー了解した、今週は迎えにくるよ。」


じゃーね、と言ってひらひらと手を振りながらリサは去っていった。

フィメルの一人行動は危ないと自分で言っていたはずなのだが…まあ、おそらく相手のマスキラが近くにいるのだろう。そもそも、赤い移動プレートは、彼女のパートナーが学園側から与えられている物のはずだ。

男子寮まではそれほど遠くないし、リサの相手の過保護さを見る機会があったミシェーラは大して心配はしていなかった。


ーーー夕食まで時間があるし、親衛隊たちと魔力通話でもしようかな。情報提供へのお礼をしなくちゃね。



ミシェーラと別れたライラは放課後の学園内を歩いていた。

途中、パーシヴァルとよく遭遇する噴水を通過したが、残念ながら今日はパーシヴァルの姿は見えなかった。

ライラはパーシヴァルの姿をここ最近は目にしていない。王族の方で忙しいのかもしれないとライラは見当をつけていた。


いつも通り図書館棟へいき、ドアを開けようとしたところでーーー


「しまった。ーーー今日は月に一度の清掃の日か。」


休館中という張り紙を見てようやく図書館が利用できない日であったことに思い当たったのだった。


ライラは一人、途方にくれた。


ーーーこんなことなら昨日図書館に来たときに調べておくんだった…。


明後日までにやればいいからと、授業と全く関係がない植物の本などを読んでいた自分を恨む。


魔法使用が認められているのは学園の校舎内のみだ。図書館でレポートをまとめ、そのあとで実践してみようと思っていたのだ。


今、寮に帰ってしまっては課題ができなくなる。

明日のアルフ先生の実技までに課題が終わっていないと、不可をつけられてしまう。

最終試験に全く自信が持てないライラは、できるだけ普段の授業ではマイナス評価をもらいたくなかった。


ーーー二年生への進級で、今一番心配なのが実技なのに。


8割程度を占める座学はある程度自信があったのでーーー伊達に毎日真面目に図書館通いしていない。ーーー進級の問題になるのは、アルフの担当している攻撃魔法の実技くらいなのだった。

ライラはいざとなったら親の支援が望める他の生徒とは置かれた状況が違う。

部活やなんやと同級生が学生らしい生活を謳歌する中、せっせと勉学に励んでいた。


さて、問題の実技課題をどうするかーーー


ライラを含め、青に適性がある生徒に課された前回授業の課題は「青魔法である水球弾を50メートル飛ばしてみよう」というものだった。

最近の課題ははじめと比べて難易度が上がっているせいか、ライラ以外にも追加課題の餌食となる生徒がちらほら見えるようになっていた。

ちなみに追加課題というのは、「魔力の効率的な操作方法について5つまとめ、次回の授業までに50メートル水球を飛ばせるようになっておくこと。」だった。


ーーーとりあえず図書館棟前にいても仕方がないので、実技場に行ってみよう。


運がよければ同じように課題に困っている同級生に会えるかもしれない。そう考えたライラは、来た道を再び引き返そうとして…再度ため息をつくことになった。


「ーーーさっきと道が全然違うじゃないか。図書館棟への道は『変わらない道ランキング』上位のはずなのに。」



図書館棟の休館といい、道の気まぐれ具合といい、今日はついていないのかもしれない。










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