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ライフログ ―桜の少年の戦い  作者: 浜辺海
一章
8/12

変哲のない幸せな日常

「説明いただけますかな? ネメシア博士」


 オウカたちの窮地を救った千歳八重がジェーン、もといネメシア・フレイヤに問う。オウカから見るとそれは詰問に近いほどの様相だったがネメシアは飄々としていて、


「空のデュラジウムがこの世界においてどれほど珍しいものか、あなたも知っているでしょう。どのようなものなのか気になりましてね。空の元素をもつ生徒がいるという話を聞いて飛んできたのです」


「つまり知的好奇心のためだけに、偽りの身分証で生徒に接触して侵入不可領域のリッチグラウンドに足を踏み入れたと?」


「何かおかしなことがありますか? こちらの界隈には似たような人種はごまんといますが」


「……まあいいでしょう。私ではあなたの行動を咎めることはできても罰する権限はありませんし。しかし、空のデュラジウムはうちの生徒のために使用させてもらいますよ」


「それはもちろん。実物さえお目にかかれさえすれば私は満足です」


 結局のところデュラジウムについては知見の深いネメシアに任せるしかなく、白雲をいじっている彼女をオウカと八重は見守るしかなかった。鋭い眼差しでネメシアをじっと見ている八重はどこか話しかけづらい雰囲気があり、オウカは口をつぐんでいたのだが、


「そういえば」


 と向こうから話を振られてそれに応じた。


「はい?」


「水雲とかいう奴との戦闘中に妙な技を見せたな。半透明の分身のようなやつだ。あれは何だったんだ?」


「……いつから見物なされていたんですか」


 水雲とオウカが戦っていたといえば八重が飛び入りしてくる随分と前のことだ。つまり彼女はいよいよ二人の身に危険が及ぶまでは息をひそめていたということになる。オウカの嫌味を多少含んだ言い方ではあるが、八重は特に悪びれる様子もなく、


「おっと、高みの見物を決め込んでいたわけじゃないぞ。こちらとしてはあの女の目的を見定めないといけなかったからそうしただけだ。お前の腕前もあらかじめ聞いていたからな」


「聞いていた?」


「幽層に作用できて戦闘も中々にできる、とシルフィ学園長からな。そんなわけで様子をうかがっていた。で、どういった技の仕組みなのか、説明してくれるのかしてくれないのか。どうだ」


 オウカは教えてもいいか、と思った。別段隠すようなことでもなかったし、何よりもシルフィがオウカのことをそこまで伝えているのなら信用できるだろう。オウカにとってシルフィの評価は絶対だった。


「あれは可能性の自己を具現化したものです」


「可能性の自己……幽層解釈理論にあるやつか?」


 現実の世界に覆いかぶさるように存在しているとされ、幽力の源と考えられている世界が幽層である。現実の個人に重なるように幽層の世界にも同一人物が存在している――という考え方が“可能性の自己”と呼ばれている。幽術師が幽力を引き出す際には、この可能性の自己が幽層と現実のコネクションを果たしているという考えをする研究者も多い。


「そうです。ご存じのように、僕は幽層に作用できるので、可能性の自己の動きを変えることができます。そうして水雲の攻撃を受け止めていました」


「なるほどな。やはり要は分身を生み出せるってことか。便利なものだな」


「とはいえこれも幽力の行使と同じように精神を摩耗するので、僕の未熟さ故にあまり多用はできませんが……」


「フ……その未熟さ、これからの学園生活で鍛えてやろう。選士志望なんだろう?」


「はは、お手柔らかに……」


 そういえば八重は自らを選士教官だと言っていた。であれば確かに近いうちにオウカを指導することになるだろう。白雲を斬り伏せた実力を見たオウカは改めてアーベリア学園のレベルの高さを実感していた。


「はい。おまたせしました。こちらが空のデュラジウムになります」


 オウカと八重のもとに戻ってきたネメシアがその手にしていたのは、あの一輪の花の特徴的な形をしたデュラジウムだった。白く濁ったような色をしているが、光を受けて不思議な輝きを放っていた。


「これがそのデュラジウムか。しかしこれが目当てのものであるという確証はあるのですかな?」


 八重がデュラジウムをしげしげと眺めながらもっともなことを言う。


「それはこれから確かめるのですよ。これが空のデュラジウムならば、オウカさんが放つ空の元素の幽力を受けても自壊しないはずです」


 オウカはネメシアからデュラジウムを受け取り、入学式の測定日と同じように手のひらに載せた。そうして幽力を行使する。通常のデュラジウムであれば、この段階でボロボロと崩れ始めるのだが、今度は様子が違った。


 白濁した外見が魔法にかけられたように薄れていく。それはオウカに美しいとさえ思わせるほど見事なガラス細工のようにクリアな見た目になった。当然、崩れた箇所などひとところもない。一部始終を見守っていたネメシアと八重が口々に感想を述べる。


「どうやら問題ないみたいですね。デュラジウムが崩れ去るのも美しいものでしたが、こちらも悪くないですね」


「ほう、綺麗なものだな。どれ」


 八重はオウカの手からデュラジウムをひょいと取り上げ、懐にしまい込んだ。


「では、約束通りこれはこちらで預からせてもらいます。彼の専用デバイスのために加工しないとならないのでね。これにて我々は撤収しますが、博士はどうします?」


「私もご一緒させていただきましょう。お二人がいれば壊獣に襲われても心強いですね」


「周到に煙幕まで用意しておいてよく言う」


 最後の八重の言葉は小さく呟いたのでネメシアには聞こえなかっただろう。二人に気づかれないように苦笑をこぼしながらオウカは八重の先導に従った。



*



 アーベリア学園の教育カリキュラムは基本的には通常でいう高等教育学校と同水準である。しかし異なる点として幽力についての知見を深めるための授業が加わっており、また希望者には幽力を利用して競技的な戦いを行う《選士》のための教練授業も存在している。


 そのため範囲的には変わらずとも授業数の多さからその圧縮度は大きく、結果的に生徒にはそれ相応の学習能力が求められる。そのため、


「ぐあー。わかっていたけど進行早すぎい。この調子じゃ冬に先取りしておいた範囲まですぐじゃん」


 とカノンが苦悶の表情を浮かべるのも無理はない。運よく同じクラスになったオウカたち。その教室で机にだらりと倒れ込むカノン。


「やれやれ。まだ学園生活始まって三日なんだが……。お前の有能な姉さんにまた教えてもらえばいいだろ?」


 呆れ顔のロキがそうつっつく。


「私はロキみたいに勉強が好きじゃないの」


「俺だって好きじゃねえよ……。オウカは大丈夫か?」


 オウカは話を振られて教科書をしまう手を止める。


「うん。僕にも優秀な先生がついてるからね」


「それってシルフィ学園長?」


「そうだよ」


 とは言ってもシルフィに学業を教えてもらっていたのは去年までの話で、今はリラが代わりに見てくれている。どちらも非常に賢くいろいろな分野に明るいのだが、リラ曰く、


『私もシルフィ様から叩きこまれました』


 ということらしい。


(本当に素行以外は完璧なんだよな、あの人)


 オウカは心の中で尊敬とも悪口ともつかない言葉を思った。その間にいそいそと教材をしまい込んだカノンがガタリと立ち上がる。


「あー、頭を使ったらお腹減った。さっさとカフェテリアに行こうよ」


「そうだな、行こうぜオウカ」


「うん」



 昼食のために生徒が集うカフェテリアは好きなものを好きなだけ自分で取る形式となっている。そのため食べ盛りの学生にとって嬉しいものである。三人は白いテーブルクロスのかかった丸テーブルにそろって席に着いてそれぞれの昼食を並べていた。


「オウカ、そんな量で足りるのかよ?」


 ロキがオウカにそう声をかける。無理もない。オウカが取った量はロキ、カノン両者に比べて半分ほどであるからだ。しかしこれはオウカの食が細いということではない。


「ロキもカノンもよく食べるよね……」


 そう、二人が異常なのだ。テーブルを埋め尽くす勢いで並べられた料理は近くを通る生徒が思わず振り返るほどの多さである。


「そうか? このくらいじゃないとパワー出ないだろ」


「そうそう。午後は体育もあるんだからもっと食べないと。私の分いる?」


 カノンが自分の皿からオウカの皿へと料理を移すような素振りを見せる。


「い、いや……、大丈夫だから」


 たじたじになりながらオウカはそれを辞退して料理に手を付け始めた。


(今日もおいしい)


 オウカは声には出さなかったが食べ物の出来について素直に称賛した。あまり食に興味がない彼だが、それでも手放しで褒めてしまうほどの味である。なんでも学園お抱えの料理人が数人で作っているという話だ。


「ロキのそれおいしそう。ちょっとちょうだい」


「あん? まだあそこにたくさんあるんだから取ってくればいいだろ」


「えーめんどくさいなあ。いいじゃん少しくらい」


 言い終わるよりも先にひょいひょいとロキの取り皿から自分のへと目当ての料理を奪い取っていく。


「まったく……、お前ってやつは」


「ははっ」


 オウカが思わず笑みをもらす。


 小さな頃からコード・ナインとして日々を送っていた彼にとって同年代の友人との賑やかな食事というのは今まで経験のないことだった。シルフィやリラとのそれとはまた異なる楽しさをオウカは噛みしめていた。



*



「いよおおし! 第一グループは休憩に入れ、クールダウンを忘れるな! 次、第二グループ、走れぇ!」


 体育館に野太い怒号が走る。入学最初の体育の授業は男女別であった。カノンと別れたオウカとロキを待ち受けていたのは身長が二メートルに達しようかと思われる巨人のような男性教師だった。その彼が顔合わせもそこそこに発した言葉が、


『今からグループを二つに分ける。とりあえずお前ら、五分間ずつ力の限り走れ!』


 だった。そんなわけで第一グループに分けられたオウカとロキは言われた通りに続けていた疾走をようやく終えたところだった。


「はあ……、初回からいきなりやってくれるぜ」


 あまり息の上がっていないロキがそう言う。同じく余裕ありげなオウカがただ今体育館の壁沿いを全力で走る第二グループを眺めている。


「まあ最初だからこそ、こういう基礎的なトレーニングをやったんじゃない?」


「そういう考えもあるわな。それにしても」


 ロキがオウカの体を上から下までじっくりと見た。


「俺についてこられるなんて、オウカもやるなぁ。こう言っちゃあ悪いが、あまり鍛えてるようには見えないんだが」


「はは、一応トレーニングはやってるからね。ロキこそ、何度追い抜こうとしても追い越せないんだもん。凄いよ」


「いやいや、何度も離そうとしたがついてくるからな。びっくりしたぜ」


 オウカとロキは互いを褒めあう。この二人、第一グループの中で常にトップを並んでひた走っていた。


「第二グループは……、俺たちみたいに独走してるやつはいないな。これはあの人の激励が出るかな」


 そうロキが言うや否や、


「もっとペースあげんか!」


 と号が飛んだ。


「もしかしてロキ、あの人のこと知ってるの?」


「ああ、ディカルド・スミス、元ビショップ等級の選士だった人だよ」


 ビショップ等級というと、ポーン、ナイト、ビショップ、ルーク、クイーン、キングとなっている階級上でほぼ中堅にあたる。しかし実際の選士の大半はポーンかナイト等級で占められているため、ビショップ等級は事実上は中堅を越える実力を意味している。


「へえ、有名な人なの?」


「ある意味な。元ってつけたようにもう選士として戦うのは引退したんだが、その理由が珍しくてな。何だと思う?」


「うーん……」


 オウカはディカルドの様子を観察してみた。ディカルドは走る生徒たちを眺めながら、時折自らの手に視線を移している。正確には指につけた指輪を見ているようだった。


(あ、笑ってる)


 それは何かが面白いとかではなく、心の底から湧き上がるような笑みだった。つまりは、


(幸せってことか)


「引退した理由……、結婚とか?」


 ロキが少しばかり目を見開いた。


「おお、やるなあ。ま、あのデレデレ具合じゃわかっちまうか。結婚を機にスッパリ選士から退いてしまったんだ。心配かけたくない人ができたからってな」


「見かけによらず優しい人なんだね」


「ああ、おかげでついた異名が愛妻家ゴリ――」


 その時だった。オウカとロキの肩ががっしりとした手につかまれた。二人は話に夢中でいつの間にかディカルド本人が近づいていたのに気が付いていなかった。


「よお、シュナイドの子息に学園長の弟君。何やら楽しそうな話をしているなあ?」


 ロキが錆びついた機械のようにギギギと首を回す。そして恐る恐る言った。


「こ、これはこれはディカルド殿。《不動の大樹》の逸話はかねがね……」


「ふん。その名はとっくに返上した。遠慮するな、もう一つのあだ名で呼んでもいいのだぞ? 愛妻家ゴリラとな」


 ロキの顔が引きつる。聞かれてはまずいところまで聞かれていたようだ。


「いやあ……。そうだ! 奥様はお元気ですか?」


「おう、ヘレナは今日も美しいぞ。……別に愛妻家ゴリラについては誤魔化さずとも何とも思っとらん。愛妻家は事実だしゴリラは強く賢い。誉め言葉として受け取っておる」


「そ、そうですか」


 ロキが露骨にほっとした表情になる。するとディカルドは悪戯めいた笑顔を作り、オウカとロキの背中をバシンと叩いた。


「しかし! 他の連中がばてている中で、雑談に興じることができるとは大したものだ。だから――」


 オウカとロキの頭に嫌な予感がよぎる。そしてその予感は現実のものとなる。体育館にディカルドの声が響き渡った。


「走れぇ!」


 結局、二人は第二グループに混じってまたも全力疾走をする羽目になった。



*



 オウカは放課からの時間を毎晩シルフィとリラと共に送る。シルフィが部屋に帰ってくる時間は日によってまちまちではあるが、オウカとリラは必ず彼女の帰りを待って夕食を取っている。リラが作った夕食を三人で囲みながらすごす時間もまた、オウカにとっては大切なものだった。


「オウ、今日もまた誰かを一泡吹かせてきたかしら?」


 いつからか、シルフィはオウカのことを縮めてオウと呼ぶようになった。


「シル。あのさ、それじゃまるで僕が毎日やらかしてるみたいじゃないか」


 オウカも同じくシルフィをシルと呼んでいる。オウカが口調を崩して話せる数少ない相手だ。


「オウが皆に対していいところを見せるたびに、私の評価が上がるのよ。いい気分だわ」


 そう言ってクスクスと笑っているシルフィをやれやれとでも言いたげな表情でリラが見ている。


「シルフィ様、オウカを気にかけるのはいいですが、ご自身の事もしっかりなさってください」


「何よ、ちゃんとやってるでしょ。ヒューマノイドでも代わりにやれる机仕事を。第一この学園、人材が優秀なせいで私のところまで問題が上がってこないのよ。つまるところ暇」


(それは良いことなのでは?)


 オウカは心の中でつっこみながらナイフとフォークで肉を切り分けた。リラが作る料理もカフェテリアのものに引けを取らず美味である。


「だからってことあるごとにオウカの様子を見に行こうとしないでください」


「ええ……、シルってばそんなことしてたの」


 今度はオウカがやれやれといった表情になった。シルフィはグラスの水を一気にあおって言った。


「かわいい弟がどうしているかを気にしちゃ悪いっていうのー。学園内の視察も兼ねてるんだし良いことでしょう」


(絶対ロクなことにならない)


 すぐさまその言葉が浮かんだが、口に出すとへそを曲げそうなので言いとどまった。その都度彼女をいさめているであろうリラに同情を禁じえなかった。



 やがて三人はすべての料理を平らげ、食後にコーヒーに手を付けていた。食器を洗い終えたリラが二人のもとに戻ってきて言った。


「それよりもシルフィ様。あのことをオウカに話しておかなくてはならないのでは」


「そういえばそうね。オウ、あなたの専用デバイスが完成したと報告が来たわ」


「ああ、ようやくできたんだ」


 幽術師にとって必須とも言えるシード。他の生徒たちが自身が反応させたデュラジウムを使用した専用品を続々と手にしている中で、オウカだけがまだシードを受け取れずにいた。


「空のデュラジウムを利用したシードですか……。そういえばネメシア博士はあれ以来特に接触してくるようなことはないんですよね?」


 リラがそんなことを聞くとシルフィが怪訝そうな顔をする。


「そこが不思議なのよね。オウに学園の関係者だと偽って、ヒューマノイドの警備をフレイヤ家の創造者権限でパスしてまでリッチグラウンドに侵入したくせに、目当ての空のデュラジウムを見ただけで満足だなんておかしいわ」


 創造者権限とは日進月歩のヒューマノイドの性能において、万が一人間に対して危害を及ぼすような致命的なエラーを起こした場合に、暴走を止めるための機能として第三世代以降のヒューマノイドに実装されているものである。これを使用すれば対象のヒューマノイドに絶対的な命令権を持つことができる。この権限を持つのは世界でもヒューマノイドの生みの親であるキズネフ・フレイヤをはじめとするフレイヤ家の一族のみとなっている。


 オウカが後から聞いた話によれば、ネメシアはこの創造者権限によってリッチグラウンド入り口を守っていたヒューマノイドに中へ通過する承認を得たという。


 創造者権限はその強大な力ゆえに、みだりに乱用することは当然許されない。そのためヒューマノイド側にも創造者権限による命令を受けた際に、それを記録して管理者へと報告する機能が搭載されているものが多い。八重がオウカたちの元へと駆け付けることができたのもこの機能によってだろう。


「その後も博士から何か言ってきたりとかは?」


「ないわね。何を考えているのやら。まあこの件については後で学園を通して正式な抗議を入れておくわ。空のデュラジウムへの興味本位でまた同じことをされたらたまったもんじゃないからね」


(本当に興味本位だったのか……?)


 一抹の疑問を残しながら夜は更けていった。

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