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Episode7.兆し




 ひとつ、大きくため息をついた。


 執務室には書類の山。

 己を鍛え、技術を磨き、魔術を極めたのは強くなるためだ。

 戦場で戦い抜き、相手を殺して、戦争に勝つためだ。

 だというのに、実力の伴った者には立場なんてものが用意されて、いつの間にか自己鍛錬に向き合う時間よりも、書類に目を通す時間の方が多くなってしまった。まったく、こんなところまで上り詰めなきゃよかったと心底後悔している。

「こちとら脳より筋肉鍛えて生き抜いてきたというのに……今更こんなことやらされてものぉ……」

 本日のお相手は成績発表。

 先日、魔術師団候補生学校で行われた、四半期時点での成果を測る試験の結果だ。

 便宜上、候補生学校は王国魔術師団の管轄だ。とどのつまり、その最高責任者は師団でも学校でも同じ人物になる。

 結局、大概の書類が行きつく先は俺だということだ。

 一枚目に視線を落とす。

 頭ひとつ飛び抜けているのが数人。

 おそらく、この時点で平均を上回る生徒には芽がある。

 理由は明快。

 入団試験を受けられる候補生は、毎年入学時の半分程度だからだ。

 正確には、半分しか残らない・・・・

 これから先、候補生学校では“篩い落とし”が始まる。

 各師団の士官が直々に派遣され執り行う訓練は苛烈を極め、学外での実地訓練が重なり、心も体も疲弊していく。

 それを乗り越えた者だけが、入団試験を受けられるのだ。

 それにパスして、ようやくスタートライン。

 軍人への道程は甘くない。

 見物なのは、これからの半年間で、このラインを超えているやつと超えていないやつの間で、どれほどの入れ替わりがあるかだろう。

 ページをめくる。

 数枚の書類には、候補生たちが成績順に記載されていた。

 上から順に目を通す。

 非凡な者。貴族出身の者。前評判通りの実力者。努力によりのし上がってきた者。

 現実に打ちのめされるもの。無力を噛みしめるもの。どうにか食らいつこうと足掻く者。

 名前と成績だけでは到底読み取れない心の内が、無味乾燥な結果へと姿を変えてこの手の中にあった。

 その中で、最下位……もとい、表の外で順位すらつけられていない人物が一人。

 未受験でも、除名でも、測定不能でもない。

 言うなれば選考外。

「いや、強いて言うなら……選考不要ってところか? のぉ、賢者様」

 そこでようやく、同じ部屋にいた客人へと言葉をかける。

 来客用のソファに腰かけた、一人の男。

 風貌はどう見ても20代前後の青年。若々しく瑞々しいその姿からは、実年齢は到底想像がつかない。

 きっと、彼を知らない人が聞けば十人中十人が「面白くない冗談だ」と呆れる。

 残念なことに、“本物”だから困る。

「さあ……それは、彼の今後の努力次第……というところですかねぇ」

 見た目に似つかわしくない、老獪な笑みで、ジークムント・ヴァラハルツは応えた。




 Episode7.兆し




「それにしても、感慨深いものがありますね。私が最後の世界放浪でこの王国を訪れたとき、あの頃はまだ団員見習いだったアナタが、今や魔術師団のトップの地位にいて後人の育成に頭を悩ませているとは……ねぇ、ジラルド」

 慈しむように、それでいて小馬鹿にするように、目を細めて笑いかけてくる賢者殿。

「はぁ、こっちからすれば感慨も何もありゃせんよ。なにせ貴方は全く変わっちゃあいない。30年前のあの時から皺のひとつでも刻んでやりたいくらいに老けもしない。一体どういうカラクリだぁ?」

「ああ、貴方にとっては30年前ですか。しかしこと私の容姿に関しては、200年前から変わらずこのままですから」

 ニコニコと笑って誤魔化す賢者。これも昔と変わらない。のらりくらりと受け流しては涼しい顔をしている。年季が違うのだ。こっちが四十過ぎまで歳を重ねても、到底敵いっこない。

「あーあ……アンタにゃ何年経っても勝てる気がしないねぇ」

「おや、いいんですか。そう簡単に敗北を認めていては王国魔術師団総帥の肩書が泣きますよ」

「どう考えても、“賢者”の二つ名を持つかの十二使徒が一人にして、200年前の世界樹再生の立役者っつう肩書には勝てんでしょうよ」

 肘をついた右手を白旗に見立てて振る。

 彼は「昔のことです」と言葉では謙遜する。

 だが、どう考えても次元が違う。それは、いくら頭脳派とは言えない俺でも、マナ探知をすれば否応なく肌で感じる。

 圧倒的で、規格外で、異質な生命核アニマだ。

 彼のように完全創世機構パーフェクトツリーを持ってる人間なんていうのは、歴史上でも片手で数えるくらいしか知らない。

 息をするのも忘れる。

 底の見えない滝を覗き込んでいるような、大自然に心が圧迫される感覚に襲われる。

「私の話はいいとして……試験結果それ、見せていただいても?」

「どうぞ、ご覧あれ」

 机越しに書類を手渡す。

 軽快にページをめくり、唯一目を止めたのはやはり表の外に記載された最後の人物。

「しかし、これは酷い有様ですね」

 笑みを浮かべながら容赦ない言葉だ。

「剣の成績だけは模擬戦全勝とやはり見どころはある……ですが、筆記試験は平均並み。魔法・魔術が無得点。これでは半年後の入団試験をパスすることなんて到底不可能ですね」

「いやはや、手厳しいですなぁ賢者殿……それは、ご自身の弟子だからこその愛の鞭ってやつですかのぅ?」

 途端、賢者の笑みは崩れ、真剣な面持ちに薄く眼を開いた。

 視線は表の外。セウロ・スペードの成績の欄に留まったままだ。

「王宮の関係者や各師団長……アンタの存在を知ってる一部の人間の間じゃもう持ち切りだよ。『“賢者”が“英雄”を育てている』ってね」

 アルトワイエ宮殿の王座、それはモルゼントゥール王国を治める国王のみが座ることを許された椅子だ。それよりも、更に高い位置にあったのがあの英雄を待つ剣。

 抜かれた本物に代わってレプリカが岩に差されたものの、一度口火を切られると噂が燃え上がるのは一瞬だ。

 王宮外への箝口令が間に合わなかったらと思うと恐ろしい。

 誰もが期待しているのも無理はない。

 魔法の始祖。世界樹の再生を果たした救世主であり、この世に始めて魔法をもたらした存在。当然彼自身も一流の魔法使いであり、そして同時に彼は刀鍛冶としても一流だった。彼の残した七振りの剣は、現在でも一国を動かしかねないほどの価値と、威力を誇っている。

 そしてあの剣はその中でも更にいわくつき・・・・・の一振りだ。

「……それで、首尾はいかがなもんですかな? 剣の成績は申し分ない。それ以外は、どうなんだ?」

 あの剣に、それを抜いた人物に、予言に謳われた未来の英雄に、かかる期待は計り知れない。

 しかも、あのスペード家の長男だ。運命とは、数奇を通り越して不可解極まりない。皆があの頃のスペード家の興隆を思い出し、四大貴族が再び揃って師団に戻ってくるのだと期待に胸を躍らせている。

 チェスター・スペードの……かつて自分の盟友とも言えたあの人物の姿が脳裏を過る。

 かく言う自分も、それが楽しみで仕方がなかった。

「………………」

 返事がない。

 何事かと顔を覗き込むと、賢者殿の笑顔が、今までに見たことも無いほど引きつってピクピクしていた。

「えーっと……ん? ジークムント殿? あれ、魔法・魔術ってあれだよね? 測定不能的な、もう候補生の尺度じゃ測れないってことだよね?」

 表情は一向に優れることなく。

「あっ、じゃああれだ。そうだわ、一緒に試験受けて候補生とかに英雄うんぬんの話が漏れるのがマズいから、試験は免除と。0点とかじゃないから項目も別でね。そういうわけ……だよ、な?」

 いつの間にか賢者は天を仰ぎ、穏やかな表情でまぶたを閉じていた。

「おいおいおいおい!! しらばっくれるな賢者あああ!!」

 あまりに煮え切らない行動に声を荒げる。

「まあまあ、そこらへんの事情はいくら師団元帥とはいえノーコメントを貫かせて貰いますので、これ以上はどうかご勘弁いただきたいものです」

 いつの間にか涼しい表情に戻った賢者殿が、紅茶をすすっている。

 知りたくて知りたくて仕方がないが、彼がそういうのであれば押し黙るしかない。

 可能な限り昇進はしたが、それでも逆らえない人間はいる。もっとも彼と国王ぐらいのものだが。

 息をはいて、椅子に深く座り直した。

「気になるが……致し方ない。しかし賢者殿、どうやら秘蔵っ子を隠しておける時間もあまり長くは無いようですな」

 話題を変える。

 その瞬間、部屋に満ちる空気が、ぐっと重くなった。

 沈黙を抱えて、伺うように視線を合わせる。

「……先日、国王と貴方に進言した件、どうなりましたか?」

 賢者も表情から遊びが抜けている。

「どうもこうもありゃせんよ。ビンゴだねどうも……連中、早くも仕掛けてくるみたいだ」


 戦争。


 その言葉が、急に現実味を帯びて、両肩にのしかかる。

『星巫女の星図より、“北西の情勢に不穏の気あり”と指し示された』

 それが事の発端だった。

 これを受け、魔術師団は西の隣国ベルケンド公国と、北の大国イーフェル・シディア帝国の調査を進めた。

「北が兵糧を集めだしたのは間違いない。しかも弓なりに伸びる大陸の西に偏ってのことだ」

「やはりそうですか。公国と帝国は因縁浅からぬ間柄です。離反とも言える独立を果たした公国を、いよいよ帝国が武力を以て取り返しにかかるのは時間の問題と予見されていたこと」

 一応は条約を結び、表面上では互いを認め合う関係を築いていた両国だが、北の情勢は予想よりも早い段階で逼迫してきているのだろう。ついにその関係に終わりが来るらしい。

「正直、半信半疑だったが……これで間違いないな。星巫女の能力はホンモノ。そして、北の帝国が、世界を巻き込む戦争を巻き起こす。その先駆けに、西の公国を落とそうってわけだ」

 まさか国王に隠し子がいて、その姫君が突然神様に見初められるだなんて、初めて耳にしたときはどこのお伽噺かと思った。しかし、物的証拠がここまであれば信じるしかない。

 天空測定図ウラノメトリアが示した全世界を巻き込む大戦争。

 いよいよだ。

 いつ戦争が始まるかなんてことはわからない。だからいつ始まってもいいように備えておくことが、自分たち軍人の仕事だと思っていた。

 だが、もうそれも終わり。

「これからは実戦だな。予言から推察するに西への侵攻が約半年後。魔術師団はそれまで公国と協力し、互いの軍事力の増強を図る。西の大公には悪いが、公国は勝てない。帝国と争うにはあまりにも国として規模が違いすぎる……が、西が持てば持つほど俺たちモルゼントゥール王国への侵攻が遅れる。直接の手出しは出来ないが、先んじて国防の手助けと支援をしていくつもりだ」

 賢者に今後の動向を伝える。

 彼は世界樹の再生にも一役買った賢者であり、200年もの間、世界中を旅して知識を蓄えている。通り名は伊達じゃない。自国の軍属じゃあないが、門外顧問としてこれ以上の適役はいないだろう。

「それで問題ないでしょう。ここで参戦しても英雄は間に合わない。何より国としての準備がまるで出来ていません……西がどれだけ時間を稼いでくれるか、そこにかかっています。その間に、我々も戦争の下準備を整えなければ」

 既にベルケンド公国には共同軍事演習の申し入れを済ませたところだ。3日も経てば色よい返事が返ってくるに違いない。彼の国がイーフェル・シディア帝国から独立をするとき、王国は手厚い支援をしている。以降我らの関係は良好だ。

 早ければ1年後。うまく先延ばし出来ても、2年以内には世界規模の戦争が始まる。

「幸い、こちらには十分すぎるほどの切り札がある……なんでもお見通しの星巫女に、始祖の最後の置き土産を手にした英雄、そしてその裏に十二使徒の賢者がいるっていうんだから、怖いもの無しだぅ」

 慢心する気はさらさらないが、この3つの切り札はあまりにも大きい。

 賢者は謙遜するように苦笑いした。

「いやはや、お忘れではないでしょうか? 私はどこの国にも属すことはできない存在です。始祖と十二使徒は世界のためにしか動かない。どこかに肩入れするなんて、私見での行動は厳禁ですから、私を兵力と数えるのは勘弁していただきたい」

「ハハハハ! 今更何を仰るか! 当然、そんな大前提は理解している……が、人が悪いですなぁあなたも」

 そう言って口元の端を釣り上げた。

 その制約はもっともだ。一度世界を救ったなんて存在が、もうお伽噺になって世界中で崇められている存在が、一国を贔屓なんて反則もいいところだ。だが咎めるものはいない。そもそもとっくに寿命を迎えたと思われている。

「世界のため……世界の平和のため。本音を言うとしたら、あくまで私は十二使徒として、モルゼントゥール王国が世界を収めることこそが世界の平和に繋がる。そう考えているだけですよ」

 とっくに破綻している。

 確かに彼が直接戦場へ赴き、魔法を振るうことはないだろう。

 けれど彼が師事するというだけで、この上ない戦力なのだ。

「建前としましては、食客として王国に招かれた私は、ただ目に付いた若者たちへ気まぐれに教鞭をふるっているだけ。今だってたまたま師団総帥と旧知であり、お茶をしに来ただけ。悩める王の相談に、乗ってあげているだけ……ああ、内容はとても、軍事的国家機密デリケートですので伏せましょうか」

 王国はツイてる。

 負けるはずがない。

 いくら北の帝国が強大だろうと、負けるはずがない。

 自分が総帥のときに大戦争なんてどうしたもんかと思っていたが、ここまで整っていれば話は別だ。

 逆に、ここまで揃っておきながら負けるだなんていうのは……それこそ、実際に戦う自分たち魔術師団の責任だ。

 お膳立てはもう済んでいる。

 目の前の在ってはならない存在へ視線を向け、含蓄のある笑みを交換し合った。

「……さてジラルド。あなたはそろそろ会議の時間でしょう。こちらはお返しします」

 先ほど手渡した成績の一覧表が返ってくる。

 それに再度目を落として、ふと感慨深く思った。

「ちょうど……この生徒たちが入団してすぐだろうなぁ」

 戦争が幕を開けて、激動の時代が始まるのは。

「ええ……楽しみですね。これからの半年で、彼ら候補生たちがどれだけ逞しくなるのか……どんな新入りとして魔術師団に入団するのか」

「ああ。期待して待つとするかのぅ。こいつらが、立派な魔術師になることを」

 机に広げた書類を二人で見下ろしながら、まだ見ぬ未来の団員たちと――英雄の姿を思い浮かべた。

 そこへ、ノックが2回。

「総帥。定刻まであと10分です。会議室までお越しください」

 扉を開けたのは、書類を抱えたエルマー近衛兵士長だった。

「ああ、すぐ行こう。どうです賢者殿、貴方にもぜひ出席して頂きたい」

「おや、いいんですか? 部外者の私が参加しても」

 賢者を一瞥したエルマーは面白くない顔をしていた。

 しかし、一々こうやって師団の動向を伝えるより、協議の場に出席してもらう方が話が早い。

「そりゃあいいわけがない。だから、たまたま居合わせるだけだ。たまたま」

「なるほど……それなら仕方の無いことですね」

 二人して、部屋を後にした。


 エルマーの先導について、廊下をゆく。

「……総帥が言うのなら止めはしませんが、私は容認していませんので。賢者殿、客人として逸脱の無きよう、お願いします」

 古い貴族出身の彼らしいお堅い言葉だ。

「ご安心ください。たまたま居合わた部外者ごときには、口出しの出来ない内容でしょうから」

 その賢者の言葉に、やむを得ずと言った様子でエルマーは嘆息した。

 そうして、数分進んだところで、目的の会議室へと着いた。

 空気を伝わり肌で感じる。

 マナ探知。

 普段は無駄に神経を研ぎ澄ませることはしない。けれど、思わず覗いてしまいたくなる魔力がその部屋の中にはあった。

 5つの莫大な生命核アニマ

 思わず身がすくむほどに、中にあるアニマたちは猛々しい。

「既に、各師団長がお待ちです」

 エルマーが扉を開いた。

 席についているのは、見慣れた面々。

 5人の魔術師団長たち。

 彼らは賑やかに、実に彼ららしい歓迎をしてくれた。


「待ちくたびれたぜ、オジキ」

「この度の案件、さも重要とのことですが……」

「なあ、派兵するんだろ? 第四ウチに行かせてくれよ第四ウチにさあ!」

「派兵ではない。共同軍事演習だ。意味合いがまるで違う」

「困るなぁ。候補生学校への教官出向も控えてるっていうのに。仕事が多いよ」


 一目で歴戦の猛者とわかる強者たちがそこにいた。

「まあまあ、各人落ち着きなすって。まずは座らせてもらおうかの」

 一番奥の席へ座り、全員の顔を改めて見渡す。

 第一から第五までの各王国魔術師団を纏め上げる師団長たち。

 今ここには、我が国の軍事力、その頂点が揃っている。

 改めて、心に思う。

 王国はツイてる。

 これだけの実力者たちが一国にいるのだ。

 負けるはずがない。

 みな、会議の始まりを今か今かと待ち兼ねている。

 もちろん、俺だって……一兵士として、待ち遠しいったらありゃしないんだ。

 ひとつ、咳払いをした。




「さあて諸君。それじゃあお待ちかね――戦争の話を、始めようか」



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