表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奇跡.  作者: ∮кuяuмi∮
1/1

いきなりの出来事。

「おはよ~」今日も私は学校に足を運んでいた。


バタバタッ

玲奈ちゃんが走ってこっちにきた。

「あ。おはよ「咲ちゃん!!!ちょっと一緒に来て!!!」

「えっ!?」 玲奈ちゃんに腕をつかまれ、ついた先には

櫂斗とけっけが居た。


「えっ何故に咲までここに来てんだよ」

「ぃ、いーじゃん、別に、ば~か」

「一人で言ってろナマケモノ」

とか何とか言ってまた口ゲンカ、そんな最中に玲奈ちゃんが


「けっけ、ウチと付き合いたいの??」と聞いた。

私とけっけはピタリと止まって、玲奈ちゃんの方を見た。

けっけはためらう事も無く、

「うん。付き合いたい」「それじゃ、今ここでウチに告って。」

「えっと・・付き合ってください。」

恥ずかしがりながらもけっけは玲奈に気持ちを伝えた。

玲奈は「よろしくお願いします。」と言って、また私の腕をつかんで

教室に向かった。


玲奈の顔は赤く、普段より一段と美人だった。

後ろからはけっけが「よっしゃ~~~~!!!!!!!」と叫んでいた。


私はその日一日中気分が上がらず、玲奈とけっけが話している所を見つめていた。


   ───次の日


教室に着くと、いつもよりもザワザワとしていた。

すると、皆が一人の男子にくってかかって何かを聞いている。

「だから、れいの好きな人って誰なんだよっ」

「なんでいきなり俺の好きな人皆聞くんだよ~w」

真ん中にいたのはクラスで一番面白い

   安達 れい だった。


私はれいの好きな人なんて全然興味なかったから、普通に机に戻った。

しかもれいの好きな人は 菜奈ちゃん って皆もう知ってるのに何故聞くのだろう。


「わーった!教えるから、ちょい落ち着け!」

「おう、じゃ今みんなの前で言えっ」

「・・・俺の好きな人は・・・お前だ!!!!!」

れいが指をさした先には・・・・


私が居た。


「おおおおお!!!れいって咲好きだったのか~」


え??え??有り得ない。

何でウチなの??


するとれいがこっちに来て、

「俺は咲が好きだから」といって

走ってどっかに去ってった。


真っ先に菜奈ちゃんがこっちにきて

「咲、今れいに告られた!!! 何て返事すんの??」


返事って・・・いきなりの出来事に私は呆然とした。


───小5、夏。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ