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命がけで命をかける少女 100日目

このは「時代動いてるnow」

あさひ「何を言っているんだお前」

このは「時代は常に動いている!」

あさひ「は、はぁ…」


このは「停滞していては前に進めない!だから私は、眼鏡を買う!」


あさひ「なんで!?」

このは「このままでは黒板の文字が見えないからだ!」

あさひ「(意外とまともな理由…)それで、視力どんくらいなの?」

このは「0.3…」


あさひ「低っ!よくそんなんで授業やっていけたなぁ!」

このは「担任の先生がお前いつもうるさいからって理由で常に前の席に…」

あさひ「なるほど…」


このは「で、でもね!視力が衰えたんじゃないよ!私が成長してるんだよ!」

あさひ「聞いたことあるんだよなぁそんな感じの言葉」


このは「それに胸も…」←平ら

あさひ「ハハッ ワロス」

バキッ←殴られた


このは「誰がベルリンの壁だって…?」

あさひ「言ってない言ってない!そこまでは言ってない!」

このは「とりあえず、眼鏡一番までついてきて!」

あさひ「なんでだよ…(わかった)」

このは「本音と建前が逆!」



高岡健「近頃の文字は小さ過ぎて読めなぁい!

でも、このメガネをかけると、

文字がくっきりと見える!はっきり見えちゃうんです!

この強度…さすがメイドイン…←メガネのテンプルの部分を見ている

メイドイン…なんて書いてあるのこれ…え、何?China?ちぃさ過ぎて読めなぁい!!!!」

ブンッ


高岡健「思い切りぶん投げたのに折れてない…これは日本製に違いない…この強度、さすがメイドインJAPAN!」ワァァァァァァァ


このは「店のTVで流してる中国眼鏡のCMおもしろいねー!」

あさひ「いや結局中国なんかい」


このは「どのメガネにしようかなー」

あさひ(とりあえず、トイレにでもいって時間潰すか…)

店員A「あっ、そっちはダメですお客様!」

あさひ「え?」

店員A「そちらはトイレでして…部外者以外立ち入りきん」

あさひ「いやどういう部屋だよ」



あさひ「(少しトイレでTwiteeeeみてたけどそろそろこのはも眼鏡決まったかな?)おーい、このはー決まったか?」

このは「これだ…!これしかない!」

あさひ「お、決まったみたい」

このは「フゥハハハハハハハハハッ!!!!」

あさひ「!?」

このは「日本の科学は世界一ィィィィイィィィィ!!!アッΣ(゜д゜lll)て、店員さん…これく、くください」←人見知り

あさひ「躁鬱がすごい」

店員A「えーお値段が36万5000円になりまーす」

あさひ•このは「たっか!!」


あさひ「こんな眼鏡誰が買う…「あさひちゃん…」」

あさひ「(さすがのあさひでも別の買うやろ…)ど、どうしたのこのは」

このは「私、買うよ。」

あさひ「は!?」



あさひ「このは!こんなん買えるわけないよ!一体どこにこんなもの買えるお金が…」

このは「こんなん…か…」

あさひ 「ど、どうしたの?」


このは「私ね!中学三年生の時に、素敵な言葉に出会ったんだ!」


あさひ(なんかやばい雰囲気…)


このは「その言葉はね、いろんな事を…いろんな辛いことをすごく簡単にさせてくれる言葉なんだ!」


あさひ「宗教とか…やっておられるんですか?」


このは「宗教…たしかに宗教をやってる人だね…そしてその人は、こう言ったんだ!」



「困難は、分割せよ」


あさひ「いや只の教科書の一フレーズじゃねぇか」

このは「この言葉に出会って、私は変われた!この言葉がなかったら私は今頃どうなってたか!」


あさひ「え、えっとそれでどうするのさ。36万なんて買えるわけが」


このは「困難は分割せよ」

あさひ「え?」


このは「店員さん… 分割払いで、お願いします」

店員「かしこまりましたー。」


あさひ「え、えええええぇぇぇぇぇぇ!????????正気!?このは、正気?いまからあなた公務員の初任給より全然高い値段の買い物するんだよ!高校生が!正気!?このは!」


このは「大丈夫だよ。分割払いなら月々3万円だから!」

あさひ「馬鹿だ…どうしようもない馬鹿だ…」




あさひ「あれ?でも…分割払いって、このはクレジットカード持ってるの?」


このは「え、なにそれ?」

あさひ「え?」


このは「え?」

あさひ「は?」


この後店員さんに謝って帰りましたとさ、お終い


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