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極めて普通な非常識  作者: はる
4/25

4話(a)

4話

<div class>胎動</div>




戦っていた


幾たびの戦場を共に駆け抜けた友

手に握る一振りの(相棒)

今回の戦場は辛いものだったが

地に沈む龍が今回の成果と言えるだろう


迅雷の騎士ダッシュ「今回きつかったですね、まさかギルメンが集まらないとは、、」


閃光の魔導師ローズハルト「夜に集合はやはり無理があるのでは?」


ニャンチョン「しかし、メインの戦闘力のあるメンツが夜しか集まれないしなぁ、、、」


ktk「仕方ないさ、ポイント稼がないとギルドランク下がるし、夕方勢ではベリーハードはクリアできないし」


由々しき問題である

参加できない勢からの声が上がっているのだった


ギルド戦を終え、会議みたいなものをしてログオフして


違うソフトを起動する


今朝事件が起きそれの調べ物をするところだった


琴木「どこから調べたものかな、、」


何かヒントはないかと今朝を思い出す





毎朝の日課とも言える

通学を終えて

寝ぼけてぼーっとしながら

ホームルームが始まる



先生「皆おはよう、まず皆に聞きたいことがある」


多少ざわつく教室

いつも必要なことしか言わない先生なので珍しいこともあるもんだ

先生「昨晩、海都さんと話したりあったりした人はいるか?」


不思議なことを聞くものである

ストーキングでもしてるのかこの先生、、


はる「、、昨日一緒に帰って、家まで送ってもらいました」


先生「何変わったことはあった?」


はる「とくには何も、、、」


先生「そうか、、また何か聞くかもしれないからその時は協力してください、、それでは授業に移ります」


淡々と勧められていく授業


休憩になりはるのもとへ移動して声をかける


琴木「なにかあっただろ?」


わかりやすい幼馴染である


はる「うん、、、後で話してもいい?」


琴木「わかったよ」



昼休みに屋上で食事しながら話すことにした

いつもと変わらない授業が終わり昼休みになり

食事を買い屋上へ行くとはるがいた

隣に座り話が始まる


はる「昨日とことと帰っていた時にね」


得体の知れない男に襲われた事を聞く

そして

今朝、海都の母からメッセージが来たらしく


琴木「、、、海都が消えた、、?」


今朝方なかなか起きてこない海都を起こしに母が部屋に向かうと

ベットの上にスマホが落ちていただけで

制服もありカバンもあり

部屋から海都だけが(消えて)いた


琴木「それで先生がああいってたのか」


納得である


はる「昨日の寝る前に配信してたから部屋にはいたんだけど、、どうしたらいいだろ、、」


琴木「今の情報だと少し厳しいな、、スマホも置いていってるしなぁ、、」

途方にくれる


琴木「まぁ、、調べれる事はありそうだから、しらべてみるから心配すんなよ」


いくつかの(心当たり)を思い浮かべる


はる「ほんと、、?とことのことわかるかな」


琴木「わかろうとする事はできるだろ、わからないからわかろうとするんだよ」

そういいパンを飲み込み、立ち上がり

教室に歩き出し


不安そうな幼馴染を背中に

琴木「なんとかなるさ」


と言い放ち教室にもどった


放課後はるは元気がないらしく帰る道中ずっと海都のことをはなしていた

家の中までついてきそうだったので、とりあえず何か分かれば呼ぶからと自宅に帰した


そうして自室に戻り


まず状況をまとめてできる手段をまとめてから

いつもの(日課)をこなすことにしたのだった




琴木「夜には家にいた、配信から朝の6時ごろの間に消えたってことよな」


自室で一人呟く


実際、はるを落ち着かそうと大げさには言ったがなんとかなる気が全然しない

調べようと思う先はいくつかあるがそれで無事解決には程遠く


見つかったとしても、明らかに、実際助けに行くとか

物質的な問題になるだろう、そこでチェックメイトになるよなぁ、、


ともかく調べるかと、この時間まで待ち、(情報網)にメールを送り、昨夜のとことの配信を調べると


1、昨夜の配信が夜に中断されたらしくそのときの中断のされ方が(変)だったらしく今ネット上で少し噂になっている事


2、中断された時間以降、SNS上でもログインしていない様子、PCから、他端末からとかもないみたい


3、配信アプリのダウン、ネットの断線等はなかった


4、過去、今と何件か同様の事件が見つかった



過去に(消失)した人も同様で、携帯電話を残して忽然と消えたらしい、消えた人は男性、女性、年も様々で規則性もない


共通して言えるのは、

消えた瞬間は誰も見ていない事

ネット等色々だが少し有名な人ばかりが消えている事

消えた人は誰一人戻って来ていない事


琴木「少し時間かかりそうだなこれ」


疑問は消えず夜は更けていき


不安を抱え朝がやってくる









琴木「眠い、、、」


やってきた


とりあえずはるにある程度の事調べてる琴と少し時間かかりそうな事をメッセージしておいて


今日から2連休なのでゆっくり調べるかと階下に降りて食事をしようとダイニングに足を進める


はる「おはよーーーー!」


ドアを閉めた



トイレで用を足し

顔を洗い再度

ダイニングのドアを開ける


はる「ご飯できてるよ!ご飯!」

レミキ「ことぉきぃ!飯うまそうだぞぉ!」


増えてる、、、


琴木「なんでお前らいるんだよ、、」


はる「ごはん♪」

レミキ「飯!」


共鳴してやがる、、、、

会話になっていない会話もめんどいので普通にすることにした


琴木「とりあえずメッセージはしたけどまだかかりそうだから連休使って調べるわ」

はる「あ、スマホみてなかった、、ごめんね、ありがとう」


レミキ「??なんの話だ?」


レミキに永遠に絡まれるのが目に浮かんだのである程度だけ話しておくことにした


食事を終え

一度部屋に戻る(レミキが色々とうるさいが意味のある会話ではないので聞き流しながら)と、はるとレミキもついてきた


はる「なんかできることない?手伝うよ!」


力こぶを作るポーズをしている(横でポージングするレミキ)


琴木「今は特にないが、、多分外に出て調べることになると思うから外出の用意しといてくれ、おやつは300円までな」

はる「わかったよう!」


(次々とポージング)


琴木「あと、海都の母の様子とか状況調べてまとめといてくれ、一つでも情報が欲しい」


警察とかも絡むとややこしくなるだろうが、、、

捜索はでてるだろうなぁ、、、


はる「了解しましたぁ!」


(ムキっ)


なんか視界に入れるのも嫌なものがいる気がする、、



午後になり外に行くことになった

人と会う約束をしていたのだ


はる「誰に会いに行くの?」


琴木「あいつだよ、リウス」


そう話しながら街へと繰り出した


(ムッッッキッ!!)最高潮を迎えたようである


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