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また絡まれる・・・・・・

7月13日、自分が確認した時ジャンル別日間ランキングが83位になってました!!


また、昨日は普段より多くの人に読んでいただき嬉しかったです。


評価ポイント、ブックマークしてくださった方、ありがとうございます。


 翌日、俺が学校に登校すると昇降口の近くで唯と一城さんに詰め寄られていた。


「体調良くなった?大丈夫?」


「なんで体調悪いこと言わなかったのよ、心配したじゃないバカ」


 一城さんは優しく、唯は怒りながら俺の顔をじっと見つめる。

 昨日、一城さんの弁当を食べた後、お腹を壊してしまった俺はトイレと保健室を往復することになり、授業に復帰することができなかった。

 6時間目の途中で早退したのだが、保健室の先生に早退理由は体調不良ということにしてもらったのだ。

 

 一城さんが作ってくれた弁当を食べてお腹を壊したが彼女が好意で作ってくれた物だ。本当のことなど言うことは出来なかった。


 二人と最後にあったのは昼休みだったため心配させてしまったのだ。

 

「心配してくれてありがとう」


 俺は素直に感想を告げた。

 まあ、一人は元凶といえば元凶だが・・・・・・


「今度からは体調が悪かったらちゃんと言ってよね」

 

 唯は吐き捨てるように言うと先に教室へと歩いていってしまう。


「とりあえず、復活したみたいで良かったです」


 一城さんもどこかホッとした表情で唯の後を追う。


「今度からは正露○持って来とこう・・・・・・」


 俺は、昨日の一城さんのお弁当の魔力を思い出しながら教室へと向かった。


「おまえだけは・・・・・・殺す」

 

 とある男子がガ〇ダムUCで仮面を被った男と戦闘を行う時のバ〇ージ君みたいなセリフを溢す。


「俺は、誰も殺しちゃいない」

 

 俺は、誰へでもなく呟く。

 教室に着いた俺を迎えたのは殺気立つ男子達であった。

 昨日、唯だけでなく、学校のアイドルともいえる一城さんまでが俺を昼食に誘ったのだ。

 そりゃあ、もし反対の立場ならねぇ・・・・・・

 一時的に場を佑真に託し逃げたこと、昼休み後教室に戻らなかったこともあり彼らは憎しみ(妬み)を今日まで溜め(チャージ)ていたのだ。


「おまえと一城さんはどういう関係なんだ?」


 一人の少年が全員を代表して言う。

 確か彼は一年生ながら柔道部のエースで一城さんの非公式ファンクラブ(親衛隊)『七人の小人』のリーダーも務める人物である。

小人とか名乗っときながら全員身長180cmを越えている・・・ 

 彼らからしてみれば俺は毒リンゴを持った悪い魔女なのだろう。

いや、俺は魔女というより毒リンゴか・・・・・・


「何もない、ただの友達だ」 


「わかった、・・・・・・もし彼女を泣かせてみろ、どうなるか分かっているだろうな?」


 彼は俺の肩を強く掴み顔を近づけて後半の部分を囁く。

 その言葉を聞き彼が何故俺に突っかかって来たのか気づいた。


「佑真は?」


 俺は、彼の腕を掴み肩から剥がすと小さな声でまだ登校してきてない親友の安否を聞く。


「アイツには何もしてねぇよ、アイツは同志だからな」


 やはり俺を裏切ったか・・・・・・


 俺は今ここにいない裏切り者に心の中で呟く。


「はい、はーい、早く座って~、HR始めるぞー」


 担任の教師が生徒達へと声をかける。


 彼は他の生徒と共に自らの席へと帰っていく。



「さて、今日だが・・・・・・」

 

 先生はいつも通り朝のHRを終える。


「相談したいことがあったんだがな・・・・・・」


 俺は、学校を欠席した佑真の席に呟いていた。


 


 放課後、一城さんと唯に先に帰ってもらい体育館裏へと向かった。





 話は未だ動かず・・・・・・

 次の話で動きます。


 昨日投稿できないかもっと言ってましたがなんとか書き終えたので投稿しました。


 いつもより確認する時間が少なかったためおかしな所等あるかもしれません。

 すいません


最後に、バナー〇君分からない方いると思います。

微妙なの入れちゃってすいません。


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