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レナの憂鬱な日 2
「ルンルーン!」
レナは友達のルミと会った。
「ゴメン!遅くなって。」
「いいけど、その腕どうしたの?」
ルミは心配してくれた。
「うん、ちょっと怪我しちゃって。」
「またドジったの?相変わらずだね~、レナは。」
「相変わらずは余計だよ…」
そんな会話を交わしながら遊びに出掛けた。
それを黒い存在が影から見ていた。
「……。」
黒い存在は消えた。
「ただいま~!」
レナは家に帰ってきた。
「おかえりなさい、楽しかった?」
母親のエリが料理をしながら聞いてきた。
「うん、あのね…お母さん。」
「なあに?」
続く