水溜まり
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初めて会った時から、空はショートだった。
俺の周りにいる女は母親も含めて、髪が長かったから、女でショートってことに衝撃を受けた。
小学生になった頃、周りを見渡せば、空の他にもショートの子はたくさんいた。
けど、空だけが俺ん中では特別だった。
なんつーか、気が強くてそっけない態度は可愛くねぇんだけど…でも、笑った顔がめちゃくちゃ可愛い。
俺にその笑顔が向けられることはなかった。
ガキすぎて…見てほしくて、俺いじめてた。
優しくしたいって…思っても…
そう気づいた時には、もうあいつは先輩と付き合ってて。傷つきたくない俺は…空とかかわらないようにした。
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けど…やっぱどこかで俺は探してて…
元気がないあいつをほっとけなかった。
今までいじめたり、酷いことした分空に優しくしたいって思った。
少しずつ昔より仲良くなっていったら、
気の強いとこや、そっけない態度も…可愛く思えた。恥ずかしかったりして…口調が強くなるだけだって分かった。
あの日、河原で初めて見た空の泣き顔…
お前…先輩のこと大好きなんだな…。
むなしくなった。
けど…俺、弱ってるとこつけこんだ。
俺って最低な奴。




