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たいせつな希み

作者: 秋葉竹






未来がわかれば、

生きてる意味ないとする

心はすこし

寂しいかな。



あの幸せは

過去のものだけど

その時間は

二度と戻って来ない

それが

あの奇跡の一瞬を

より特別な幸せにしてくれるのだと

知っている



そしてそのあとの

悲しみなんかも

あまり喋りたくないのは

君も、だろ?


あの夜みた月に架かる虹が、

忘れられない



捕まったのは、その美しい黄色い嘘。

逃げ出したいのは、

二度と聴きたくない

抱きしめたくなる方言を聴いたとき。

その美しい駅で

待ち合わせてない人を探し始めたとき。




その前に出ない控えめな笑顔で、

黄色い嘘を語るとき

彼女はけしてけがされているわけではない


真夜中

みえない月虹をみえたと云う

異国の歌を聴くだろう


そのとき、

美しい黄色い嘘は

幻のスクリーンに

破れる夢の

カケラのように優しい

星空を舞う妖精の涙を

おぼろげに写すだろう



そのときが来て、

笑って死ねるのなら

いまが苦しくても、生きていたい



だけど風に吹かれるとふと、

楽しかった彼女との生活を振り返り



ひとりで、生きられるくせに、

だれかが恋しい

ひとりで、生きられるくせに、

ひとりきりの未来などみたくはないと

寂しいほんとうを知る



泣きそうに祈ってしまう夢をみて、


だれでもいい、

私を幸せにしてください、なんて、

そんな

安っぽい希みをたいせつだと想う








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