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短編小説  作者: 大福伯爵
5/5

好き

 私は彼のことが好きだ。


 そう思ったのは、ある日の朝、目覚めたときにふと思ったのだ。

 私はお母さんに「一緒に居て楽しい人より、居ないときに寂しいと思えるを選びなさい」と昔から言われていた。

 昔はその意味が分からなかった。楽しい人の方がいいに決まってると思ってた。

 今日初めてお母さんが言っていた意味が分かった気がする。

 

 もう一度言おう。私は彼が好きだ。


 今日、彼に会ったら告白しよう。そう決めた。

 いつもより入念に歯を磨き、髪をセットして、家を出る前にもう一度鏡の前に立ち、おかしいところがないかチェックする。

「よし、いこう!」

 私はそう言って、頬をパシッっと両手で叩く。

 彼とはいつも一緒に学校に行っている。

 私の家に迎えに来てくれるので、来るまで家の前で待っていることにした。

 もうすぐで会える。

 そう考えると頬が緩まってしまう。もう一度気合を入れる必要がありそうだ。

 私はもう一度頬を叩き気合を入れ…


「何やってんの?ほっぺた赤くなってんぞ?」


「えっっ!」

 私は彼の存在に気づかなくて恥ずかしいところを見られてしまう。

「えっと、これは…その…」

「俺、お前のこと好きだわ。」

 その言葉を聞いた瞬間、私はない頭をフル回転させ、言葉の意味を考える。

 うん、意味が分からん。

「えっとパードン?」

「好きだって言ったんだよ」

 再び彼の言葉を聞き、嬉しくなって


「うん!私も大好き!」


 それが私たちの馴れ初めだ。





 


 

 

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