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掌編小説集10 (451話~最新話)

遺憾

作者: 蹴沢缶九郎

小さな島国であるA国。ある日、近隣のB国から打ち上げられたミサイルが、A国の上空を通過し、付近の海に落下した。この行為に対し、A国は直ちに遺憾の意を表明した。

数日後、別の近隣国であるC国から打ち上げられたミサイルが、A国の首都に着弾し、大勢の尊い命が失われた。この行為に対し、A国は直ちに遺憾の意を表明した。

また数日後、今度はD国がA国に宣戦布告し進軍を開始、A国は瞬く間に侵略され、そこにB国、C国を交えた三国に分割統治された。この行為に対し、元A国は直ちに遺憾の意を…。

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― 新着の感想 ―
[一言] A~Dが、どんな国でも、こういう事態にはなっておしくないですね。遺憾の使い方が、イカンかった^^;(すみません)
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