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やる気のない冒険者  作者: 小鷹 星
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プロローグ

内容を編集します。訂正出来る範囲でやっていこう

ここはグライド高原である。グライド高原にはスライムや山ゴブリン、たまに山オークなんてモンスターが出没するところだ!


そんな高原に1人の少年がいた。少年は黒いマントに身を包み細いショートナイフを4本持ち携えている。


途中で足を止め周囲を警戒して魔法を唱えた。

『創れ…扉。』


すると。人が通ることの簡単なドアが地面に出来た。扉を開けると階段があった。階段を降り始め扉を閉めても頭をぶつけない所で、少年はまた魔法を唱えた。

『リセット。』


すると、扉が消え真っ暗な空間になり、数秒後に明るくなった。階段を降りると扉があり少年は開けて中に入った。


「ただいま我が家。」


少し寂しいが誰も居ない部屋広さは、あっちの世界で言うと3LDKくらいの広さだ。


あっちの世界と言うと生まれ育った『日本』という国だ。自分が何故こんな状況になってしまったかと言うと女神のせいだ!そして巫女!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺は高校を卒業して親父と喧嘩して東京に稼ぎにきた。喧嘩の理由は、1つの夢を叶える事ができなかったことをきっかけに、ギクシャクとした日常を1ヶ月以上過ぎお互いに嫌気が刺し、自分から出ていった。


東京に来て仕事を探した。最初は心配したが、意外と上手くいった。高校の時から貯金をしていたのよかったのか、住む家を見つけ、仕事も無事に就職することが出来た。


東京には姉がいて、月一で食事をしている。


「いまどんな仕事しよっと?」


「んー?ちょっとした業務が面倒臭い仕事」


「そんなもんどこだっていっしょさー」


「まー給料がいいからね〜欲がないからお金が貯まるよ」


「ふーん、お母さんが心配しよったけん、連絡くらい入れたら?」


「いいよ別に連絡するは…楽しくやってるって伝えといて」


「はいよー」


後半は自分の心配。こんばんは家族と仕事の愚痴こぼしあい。


「もー効率と後先考えないから面倒なこと増えるんだよ。」


「わかるー。うちもそんな感じやけん困っとっと。」


「まー人それぞれ、会社それぞれ、やり方と言うより基本の問題」


そして、時は過ぎた。別れ際に俺は姉に仕送りのお金を渡した。


「これ。お願いします。」


封筒の中には20万入っている。毎回振込は姉に任せている。使ってもいいとは言っている。


そしてこれが最後の振込になるとは思わなかった。


姉が振り向いた時にはそこに自分の弟が居なくなったのと、自分に弟がいたという存在が消えた…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


目を開けると椅子に座っていた。周りは花畑。目の前には神々しいテーブル。そして、目の前には…1人の可愛らしい女の子がいた。1000人に1000人が2度見するくらい美しい


だが少年は鈍感じゃなくて、ただ恋という感情を知らない。好きという気持ちも分からない。美しい、可愛いも知らない。と言うよりも自分で制御している。それが自分でかけた呪い。


「誰?」


「ぐは!?そこは可愛いとか!美しいとか!でしょ!!」


「ごめん。で?誰ですか?」


「うぅ…それでも言ってくれない。ほかの神たちからは良く言われるのに!!さすが童貞」


「うん、そだけどそろそろ質問に答えて」


「うぐぅ…こんな屈辱初めてだよ。あんまりだよーしくしく」


「ハイハイカワイイヨータブンイママデミタナカデトビッキリカワイイヨー?」


「ほんと?」

女の子は涙目にもなりながら質問した。


「ウンホントー」

少年は心にないことを言っている。


「えへへ。」

女の子は頭も名で照れている。


(それでいいんだ…)

少年はそんなことを思いつつ頭をかいた。


「私は女神の一人。アメーリです。以後よろしくお願いします。」

女の子がニッコリ笑うと何故か神々しい光が放たれた。


(眩し!?何この光!こわ。)

目を瞑りながら自己紹介を返した。


「俺の名前はキド。カイドウ・キドだ。」


アメーリは舐めまわすようにキドを観た。キドはキドで何故か固まっている。(だって仕方ないじゃんこんなに異性から見られたことないもん)


「それでここはどこで、なんでここにいるのか教えて下さい。」


「あーごめんね!失礼しました。」


「別にいいよ」


「えっと今から別の世界に転移してもらいます。そして!復活した魔王を倒してください!」


え?え?…は?この子何言ってんの?


「今からグライド皇国の教会で巫女が勇者召喚の義をしています。時間がないので短めに話します。」


「ちょ…」


「大丈夫です。あなたなら世界を守ってくれる。いえ救ってくれると信じています。そして私を…コホン。あ!時間がぁ…ごめ!!」


すると目の前にいたアメーリがいなくなり目の前が真っ暗になった。


ビュュオオオオオオオオオ!!!

なんか変な音する。目がだんだん慣れてきて見た光景は。広い世界、平原に、森、川、高野、平原、山脈だが、この状態でなければずっと眺めていたいものだった。



なぜなら今!!スカイダイビング状態!しかもパラシュートないやつ!!死んだ。あー終わった。絶対終わったもう!なにこれ。まーいいか…


「幸せになってはいけない俺には幸せになろうとする権利はない。」


そう呟いて目を閉じた。

短いけど許して(汗

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