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第3話 キドくんといえばやはり白髪だよね? ストレスだから?いや違うよ生まれつきだよ

詩音はエミルに魔法をかけられ

本当の女の子になっていた。

「これはどう戻れば…?」

エミルはとりあえず魔法を解こうとしたが、解けなかった。

「あれ?無理かな」

詩音はまた青ざめた顔で

「学校行ったらなんて言われるかな…ひゃぐ!?」

シオンはエミルにキスされて一瞬気絶しかけたがなんとか持ちこたえた。

「なぁエミルよ、これはやはり…」

「好きな人のキスで解けるパターンですね」

・・・めんどくさいやつだ…

「んで?詩音好きな人は?」

詩音は恥ずかしそうに

「フェンリルさん」

・・・は?なんて!?

「まって?フェンリルさん!?」

俺はエミルがやらかした事なので仕方なくフェンリルさんを呼びに行った。

「あの〜」

フェンリルは少し機嫌が悪そうだが、詩音の前に立つと

「ん?これは…時を進める魔法ですね…魔法を解いてみます」

フェンリルは詩音の額に触り

謎の呪文を唱えた瞬間詩音の体は元に戻ったが、詩音の体に負担がかかりすぎて白目になっていた。

「これはやばいぞ!?救急車」

急いで救急車を呼んで病院に搬送し、なんとか命には別条は無かったが、精神的にやられていたので詩音は当分入院することになった。


詩音の病室にて俺とエミルは詩音を見つめていた。

「・・・・」

無言の詩音に俺とエミルは

「「なんだこの雰囲気!?」」

と同じ事を思ってしまった。

「やはりエミルのせいで心身喪失状態になったんかな?」

とキドは考えながらポテチを食べていた。

・・・まてよ?これはチャンス

「じゃあエミルその魔法を俺にかけてみろ」

「え…でも」

「いいから!」

「分かった」

エミルは俺の額に手を当てると呪文を唱え始めた。

「長いな!!」

と突っ込んだが無反応

エミルが呪文を唱え終わるとの同時に俺は脱力感に襲われその場に倒れるが、すぐに気がついた。

「ん…」

「あ、キド起きた?よかった…急に倒れるから驚いたよ」

「俺の体は?」

「ほら、見てみ?」

鏡で見ると長い髪が揺れている…

・・・おおお!やったぁ!

「あれ?これ時間の魔法だろ?なんで性別まで?」

「わからない…なんかの魔法と混ざってるのかも…」

「なるほど…これで学校行こうかな」

「キド…それは…」

「服を貸してくれ」

エミルはもう止められないと思い諦めた。


・・・これはヤバイ…キドが

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