転生令嬢からの登場人物紹介
はじめまして…!!!!
読んでくださってありがとうございます。
もう1つの『召喚勇者の娘です』が行き詰まっているところに思い付いて書き始めた作品です。
どうぞよろしくお願いします。
追記:twitterフォローしてくださると嬉しいです(≧∇≦)→@1118himeka1
はじめまして、エレオノーラ・フォン・アスリーヌと申します。…ちなみに私には前世の記憶があります。
そして、驚くべき事に
『乙女ゲームの攻略対象の妹』でした。
ええ、もう本当に驚きましたとも。
なぜなら前世、そのゲームに一緒に夢中になっていた友人達としていた、「転生するなら誰が良いか」というたわいもない話に出てきたものそのままだったのですから。
ええ、少し長くなりました。
原作ゲームや登場人物について、あと私のこれまでの人生についてお話ししたいと思っておりますわ。
まず、原作ゲームの登場人物は大きく分けるとヒロイン、攻略対象、悪役令嬢、攻略対象の家族達(名前だけ)、悪役令嬢の家族、に分けられます。
まずヒロインの名前はアンナ・ベッツェ。
ベッツェ男爵家の庶子で、元メイドであった母親が亡くなった為に男爵家に引き取られました。私から見れば単なる尻軽女にしか見えませんけれども…。
お次は愚かな攻略対象様達でございます。
1人目は第2王子、アルフレッド殿下です。
燃える様な赤い髪にエメラルドの瞳をお持ちの、まあ、ざっくり言ってしまえば王道な方でございますわね。他の言い方ですと愚かとか…。悪役令嬢、リリアーネ様がでてくるルートでございます。
2人目は公爵子息かつ宰相の息子でもあるレオンハルト・エル・アスリーヌ。
銀の髪に青の瞳をお持ちのクール系キャラですわね。
今世の私のお兄様にあたります。
自分で言うのは中々に恥ずかしいのですが、
私はそれなりに出来が良く、見目麗しく、民に優しい公爵令嬢として描かれていました。
そして同年代の方々から比べれば頭一つ分抜きん出ているものの、そこそこの優秀さでしかなかったレオンハルトお兄様は妹にコンプレックスを抱いて生きてこられます。
それをヒロインに癒される、という話です。
ちなみにゲーム内の私は兄に呆れ果て、さっさと国を出て、他国の王宮魔術師として活躍していました。…自立心溢れるキャラですのね、私…。
3人目はエドワード・フォン・スタッド。
スタッド伯爵家の庶子で女好きとして浮名を流して居られる方でございます。
黄金の様な金髪にサファイアの瞳を持つ麗しいお顔は、夜会のたびに多くの女性を魅了していらっしゃいます。…私には気持ち悪いマザコンにしか見えないのですけれど…ね。
4人目はハインリッヒ・フォン・オベール。
ハイド・フォン・オベール騎士団長のご子息でオベール伯爵家のご子息です。
深い藍色の髪に鋭い黒い眼をお持ちのハインリッヒ様はご令嬢達の間でも大変な人気がおありで…私はハイド騎士団長の方が好みですけど。あら、年上好みだとおかしいですか?
お次は悪役令嬢という名前の可哀想な方ですわね…。
ええ、原作内でも彼女、正論しかおっしゃってませんでしたのよ…。
なのに恋に溺れた婚約者の王子殿下や我が兄に言われのない罪を問われ、国外追放となってしまわれました。
ちなみにあまりに悪役令嬢が憐れだという意見が制作チームによせられまして、第2弾は彼女を主人公としたゲーム(百合)でございました。あ、薔薇はありませんわよ?
まあとりあえずこの辺りでしょうか。
ああ、悪役令嬢のお名前をお伝えしておりませんでしたわ。
リリアーネ・フォン・アーロン様です。
ではこのあたりで失礼しますわ。
ごきげんよう。