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One in the WORLD  作者: 黒鷹
第4章 遺跡都市ミルシャ
99/130

裏話 強制介入

ぐは・・・

今回10mぐらいしか進んでない・・・。

-SIDE ラン-


ワハハハハハ・・・・


馬鹿笑いしているランの後ろからそっと近づく5人の子供達。

そして真後ろに到着、その時天からの声が!


『ゴル○ィオンハ◎マー発動承認!!』


「「「「「光りになれーーーー!!」」」」」


謎の発動承認の声とともに子供達の叫び声が響き渡る。

そしてランの後頭部に金色に輝く『金属製』の巨大ピコピコハンマーが振り下ろされ命中した!


ゴ~~~~~ン!!!


ピコピコハンマーが命中した頭部からは黒い炎が光りの粒子になって舞い上がっていく。

そしてランの頭には・・・・巨大な漫画コブができ・・・ランひっくり返る。



こらーー!作者ーー!子供達に何持たせたのですかーーー!


『うん?神すら正気に戻る古代日本の必殺神器。』



【黄金強制正気回復鎚】


神話の時代の古代日本で神々が狂気に陥った生物を正気に戻すため開発された神器。

伝説の素材のひとつ「ヒヒイロカネ」100%で作られた巨大鎚。

神(=作者)の『発動承認』の合図の元に選ばれた勇者のみ使用可能。

攻撃を食らうと邪気が光となって浄化され対象者は正気に戻る。


攻撃力+9999 副作用:巨大漫画コブができる。



『ま、こんなものだが?』


この攻撃力はなんですか?私を殺す気ですか?(怒)


『でも、正気に戻ったじゃん、それでは私は再び闇の中に消えつつイナイイナイジジジーー』


古いネタ使うなーーー!!



「お姉ちゃんだいじょうぶ?」


ヒカリの心配そうな声にランはコブをさすりつつも子供達の頭をなでて答える。


大丈夫なのですよ、とりあえず街の中に入ることにするのです。


「「「「「はーい」」」」」


子供達の声を聞きつつ・・・


(あの作者、いつか絶対痛い目にあわせてやる・・・)


と心の中で誓っていたりした。


-SIDE OUT -




-SIDE 新藤社長 -


「こちらのアクセス受け付けません!」


今管制室の中はパニック状態。

なにしろ監視モニター全部に『【God System】強制稼動』の文字が出たとたんこちらの管制をまったく受け付けなくなった。


そして画面には子供達の前に巨大な金色のハンマーが出現していた。


(工藤のやつを正気にするためにここで強制介入ですか・・・)


新藤はこのシステムのことは知っていたがここまで大がかりに介入してくるとは思っても見なかった。


「あ~、事故防止のための強制介入プログラムだから気にするな。システムには影響ないから。」


「社長はこのシステムをご存知で?」


「あぁ、変な方向に走るプレイヤーの強制介入プログラムでブラックボックス化してあるワールドシステム用管理AIの権限だ。」


(そんなものないんだがな・・・、ここいらでもっともらしいことでっち上げないと後々大変そうだしな・・・。)


とりあえず新藤はβテスト時代に必要だと政府側の要請があり急遽取り付けたワールドシステム管理AIの権限だと説明しておいた。

まさか神(=作者)の介入だとは口が裂けてもいえないために・・・。

ちなみに新藤(社長)と工藤(ラン)と神(作者)は焼肉屋で焼肉を奪い合う仲だと付け加えておく。



「正気に戻りましたね・・・」


「あぁ、戻ったな・・・」


画面の中では子供達にハンマーで殴られた後誰かに文句を言っているランの姿が映っていた。


しばらくすると『【God System】強制稼動』の文字が消え普通に管制室に管制権が戻ってきた。


「さぁ、通常業務に戻ろう。」


工藤の声にどこか納得行かない社員達もプレイヤーの安全のために業務に戻る。


(まったく・・・もうすこし穏便なやり方なかったのかよ・・・)


新藤の頭痛の種はまだまだ続く。


-SIDE OUT -

とりあえずランを正気に戻すためプロットにはありませんでしたが作者登場です。

アドバイスもらった通りしたら文の進むこと。

ただし今回ランが動いた距離は約10mほどだけ(笑)


次回からも物語り動かすためにプロットになかった人物(?)達をちと絡ませて進めようと思います。

以前一回だけ出てきてその後出てきてない子もいることですし・・・。



6/6 誤字脱字修正

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