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One in the WORLD  作者: 黒鷹
第4章 遺跡都市ミルシャ
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第91話 暴走中

空洞の中で休んでいる間に公式掲示板と某巨大掲示板をチェック。

どうやらミルシャが見えるところまで行ったパーティは存在するがまだ到着者まではでていない模様。

ちなみに近くまで行ったパーティは他のパーティがドラゴンに襲われている間に【隠蔽】を全員が使って動いたらしい。

ただし街が見えたとたん後ろから【Shooting Star】に襲われ全滅。

【隠蔽】で大草原をドラゴン以外は越えられるのかと思いきや試した他のパーティはイノシシもどきのモンスターに襲われ壊滅したらしい。

どうやら【見破り】スキル持ちのモンスターがいるらしい。

結局は正攻法で行くしかないらしい。

さっきのドラゴンもまた襲ってくる可能性もあるし『警戒を厳にして進め!』しかないようだ。


そろそろ行くのですよ?


「「「「「はーい!」」」」」


子供達の返事を確認しランは念のためそっと頭を出して周囲を確認。

ドラゴンとモンスターをいないことを確認して全員を穴から出して街を目指して出発する。


【感知】のレーダーに多数のモンスターがかかるが反応があると同時に迂回しながらできるだけ戦闘を回避しながらミルシャを目指し歩き続ける。


そしてついに・・・街が見えてきました・・・同時にばかでっかいイノノシ【ランナウェイ シナガトリ】の群れと遭遇。

土煙を上げて地響きををあげてこちらに突撃してくるイノシシの群れ!

その数12!


や、やばいのです・・・


クレイゴーレム連続製作!

そして魔改造!!


アイアンレンジャー達よ突進を食い止めるのです!


頑張って20体も作ったのですこれで食い止められるはずなのです!


ドドドドドッカーーーンンン!!!!


突進は食い止りました確かに・・・・

ただしまとめて6体ほど『アイアンマン28号』達が瞬時につぶされたのです・・・。


冷や汗たらり・・・・


さらに追加で10体製造、同じ命令を与えて・・・・


急いでわき目も振らず街の中に逃げ込むのです!!


子供達は戦闘準備しながら見守っていたがランのあわてた指示にダッシュで街にめがけて一目散に走り出す。

そりゃもう・・・どこぞの『M』のマークのついた帽子をかぶった赤い配管工の『Bダッシュ』のごとく砂煙を上げて走る6人。

しかもランにいたっては少しでも時間稼ぎするために精霊魔法で次々地面に穴を開けて落とし穴の代わりにしている。


後ろでは24体のゴーレムをけちらしたイノシシが再び突進を開始!

ただしそこらじゅうにランが逃げながらあけた大小さまざまな穴が存在しそこに落ちるものも続出。

ただしイノシシもあきらめない!

あと少しで街に飛び込めるというとこで追いつきかける。



いきなりイノシシの目の前に巨大な壁が地面から生える。

しかもイノシシを囲むように。



最初からこうしてれば良かったのです・・・。


地面から生えた壁の上でMPポーションを何本もラッパ飲みしている魔王様降臨。

完全に目が据わっています。


よくもうちの子供達を散々怖がらしてくれたのです!

お礼にウジムシ共にお礼をたっぷりくれてやるのです!!


全てを焼き尽くす地獄の炎よ 全てを無に返す暗黒の炎よ その力わが手に集いて力となれ!!

古の契約に従い 我に従い我が力となれ !!


焔獄火炎陣フレイムプリズン・ハウル


12頭ののイノシシの下に巨大な漆黒の魔法陣が出現。

そしてその魔方陣から黒い炎が噴出す。


「「「ブギャーーー!!」」」


しかもランはよほど頭にきていたのかMPポーションを何本もラッパ飲みしながら何度も何度も同じ魔法を繰り返す。


ウハハハ!!ブタ共地獄の暗黒の炎に生きたままやかれて踊るといいのです!!


・・・追いかけられたことがよほど頭にきていたらしい・・・。

たぶんドラゴンの分も合わせて八つ当たりしている・・・。

ミルシャの門の前ではランの姿を見て皆で抱き合って震えている子供たちがいるのですが・・・


ウハハハハハハ!!!


『とまりませんね・・・、背中から黒い炎をあげて暴走しています・・・。』


ウハハハハハ!!!


『ランさんや・・・』


ウハハハハ!!




えーーーい!

作者からのお願いだ誰でもいいからランを止めてくれ!!

頭にくるあまりランさんただいま絶賛暴走中!!

止められるのか正直作者も自信ない・・・。

いや、次の回では冒頭に正気に戻ってもらうつもりですが・・・。


なんか徐々にランが壊れていく・・・。

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