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One in the WORLD  作者: 黒鷹
第3章 武踏会
86/130

第81話 個人戦本戦 ①

個人戦本戦の開始です。

お昼は外に出歩く時間がないので簡単なものを・・・。


① スパゲティをゆでる

② 缶詰のデミグラスソースをなべに入れてレトルトハンバーグを細かく砕いて混ぜ合わせ暖める。

③ スパゲティの湯を切り②のものを上にかける。


完成簡単ミートスパゲティ!

いやレトルトや缶詰のミートソースを使えという人もたくさんいるのですが俺は個人的にこっちのほうが好きなのでこっちを作ることのほうが多い。

ちなみにひとりでスパゲティ500g食べきります。


さて、ちと追加したい装備もあるので早めに入りますか・・・ゲップ・・・




『皆さんお待たせしました、ここから午後の部、個人戦本戦が始まります!』


なんか、午前の部のPT戦より盛り上がってんじゃないか?


『それではまずは試合番号の抽選です!』


俺が引いたのは・・・⑥番・・・シードではなく第1回戦第二試合と・・・ちなみに①・②・⑪・⑫がシード選手でした。

ちなみに現在の姿はPT戦の時と同じ姿です。

お楽しみは後でという事で。

さらに、PT戦で使わなかった武器1個の改良と同時に指輪6個追加で持ち込んでいます。


(ここからはアバターの見掛けに合わせた口調に変更です)


第一試合なかなか派手ですね。

もっとも私は真面目なのは当然として『大阪人』としてネタも追求していきます!



『引き続きまして第二試合!』

『青コーナー、ギルド【黒龍】所属、ライゼン!』


観客席の声援がでかい!耳痛いの!!

やっぱりイケメンはもいでおくのが正しいの!!


『赤コーナー、ギルド【闘猫旅団(ケットシーりょだん)】所属、ラン!!』


おぉ、なんかなんか応援私も大きいうれしいです。

ならサービスもかねて・・・


バリ◎ジャケット!!


掛け声とともに装備が個人戦用装備に変更されます。

魔法ではありません、単純に事前にセットしていたマクロにて装備変更しただけです。

えぇ、演出ですとも。


「げっ、リリカルか???」


当たりです、かわいいでしょう?


観客席からは「かわいいと」いう声がいっぱい聞こえるので私は満足です。


「金髪ならフ◎イトの方が良かったのでは?」


あれは露出が多くて恥ずかしいです・・・。


ライゼンさんの問いに思わず答えてしまいました。


代わりに武器はフ◎イトですよ♪


【テラー・サイズ】!


掛け声とともに棒の先についていたクリスタルの両脇から白い翼がデザインされた刃の部分が展開する。

それと同時に刃が【エンチャント・ファイア】の効果を発動し赤く光る。


『第二試合始め!』


合図とともに武器を構えてにらみ合う。


そうそう左右の両手には6つの追加の指輪がはめてある。


左手

指装備:アメジストリング (雷)

防+3 INT+15 追加効果:属性魔法【サンダー・ストーム】 (自己MP)


指装備:ルビーリング (炎)

防+3 INT+15 追加効果:属性魔法【ファイア・ストーム】 (自己MP)


指装備:サファイアリング (水)

防+3 INT+15 追加効果:属性魔法【ウォーター・ストーム】 (自己MP)



右手

指装備:エメラルドリング (風)

防+3 INT+15 追加効果:属性魔法【ウィンド・カッター】 (自己MP)


指装備:トルマリンリング (土)

防+3 INT+15 追加効果:属性魔法【サンド・ストーム】 (自己MP)


指装備:ジルコニアリング (光)

防+3 INT+15 追加効果:属性魔法【ライト・ストーム】 (自己MP)


実は指輪もいい加減高性能だが大鎌の方の【テラー・サイズ】のほうに仕掛けがありこれらの魔法を刃に乗せて撃ち出すことが出来る。

これは刃の飾り部分の羽の下に伝達用魔法回路が設置しされているためにできる技だ。

まぁ、フ◎ィトちゃん刃の形で魔法撃ちまくってたからな・・・。

少しはまねしてみたと。

当然発動キーはあれのシリーズ・・・。


アークセイバー炎!


発動キーと同時に【テラー・サイズ】を振ると刃の形をした【ファイア・ストーム】が発射される。

金属疲労を避けるため単発仕様だがそれでも一撃の大きな魔法がライゼン目掛けて飛んでいく。


しかもよけると見越して【テラー・サイズ】を構えて突撃してくるラン。


「クッ、早い!!」


ブーツにしこまれた付加魔法【スピード強化】が発動しているため早いのは当たり前。

しかし当人の前でランが魔法を使って発動させていたわけではないのでライゼンは気がつかない。


魂狩り!!


なんて技ではなくただ振り落としただけだが・・・ネタとしてはいい感じである。


「あっ、あぶねぇ!」


首筋狙って振り落としたが大振りだったためライゼンに僅差でかわされる。


ちぇっ・・・決まれば一撃だったのに。


リングに刺さった刃を軽く抜きながらランはぼやく。


「危ないお嬢ちゃんだな・・・。」


ライゼン大量の冷や汗。


「次はこっちからだ!【ファイア・ボール】!」


アークセイバー雷!


【ファイア・ボール】に対して【サンダー・ストーム】は上位魔法、ライゼンの火球は雷の刃に切り裂かれそのまま雷の刃はライゼンに襲い掛かる。

同時に再びランが雷の刃の後ろから急接近!


「くっ!」


雷の刃をよけたところに大鎌の刃が迫る。


サイズスラッシュ!


光が刃を覆い・・・

腹のところに決まり腹部の装甲を破壊、大きくHPを減らすもなんとか踏ん張るライゼン。


お兄さん丈夫だね・・・。


思わずあきれるラン。

ランとしては一撃で決めたつもりだったんだがさすがに上位ランカーに数えられる一人そう簡単には終わらない。


なら次の一撃で決めてあげる。

【テラー・サイズ】ワンドモード!


ランの声と同時に刃が収納され最初の杖の形になる。


赤いクリスタルをライゼルに向け・・・


リミッターOFF

フルパワー・ライト・アタック!!


クリスタルの周りに光の魔方陣が4つ形成され【ライト・ストーム】が4つ時間差で連続発射される。


さすがに中級属性魔法の4連発は効いたらしくライゼルは光となって砕けた。



『勝者ラン!』


審判の宣言を受け笑いながらランはリングを降りていく。



ここにこの世界でランの新たな二つ名が生まれる。


『魔砲少女』


結構痛い名でのちに知ったランが涙したという。

05/20 誤字脱字修正

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