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One in the WORLD  作者: 黒鷹
第3章 武踏会
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第74話 武踏会開催!

予選は軽く流して書いて・・・


ごめんなさい・・・

構想中にあまりにもスケールの大きくなった予選大会に作者の能力が追いつかず軽く流すことにしました・・・

先週の水~金曜日までの三日間がエリーシャ全域を使った無差別戦によるPT(パーティ)戦の予選大会がおこなわれた。

登録参加者がPTを組むと自動的に始まる対人戦。

それぞれのPTに運営が用意してくれたコインが渡され負けると1個だけ相手に渡す。

最初は1個しか持っていないので負ければそれまでだが勝つと他のチームのコインが手に入る。

手元に複数コインがあるときは負けても1個だけしか渡さなくていいのでまだ挽回できるチャンスはある。

ただし手持ちのコインが全部なくなればリタイアだ。

それが三日間エリーシャ全域で無差別に行われた。

建物の中はセーフポイント扱いなので建物の中にいれば安全だが戦って勝たなければコインは手に入らない。

最終的にコイン所持数上位12チームが本線に出場できることとなる。


まぁ、あの3日間は地獄でした・・・。

ギルドハウス内でPT編成終えて外に1歩出たとたんPvPの申し込みがわんさか。

前衛、後衛の役柄もこうもゴタゴタしてるとあまり関係なくなる。

本来の『決闘』とは違いみんな次に次になんて思っているから目が血走ってえらい状態だった。

12人の無差別戦闘といったほうが正しいのかもしれない。

俺の戦い方はいつもと同じだ。

女性に優しく男性に厳しくがハイデル以降の俺のモットウ。

すなわち男は身包みはがしてローブで吊り下げさらし者。

女性は優しく急所攻撃で倒れてもらうと。


え?どっちも酷いって?


何を言う男はパンツ1丁でさらされる。

女性は冒険者の流儀で普通に倒すだけでほかに何もしないんだぜ。

しかもひまがあればさらされてる男性の股間を枝でつつくのも忘れないこのマメさ!

ほめてくれてもいいと思うが?(笑)


どうせPvPはPvP中に破壊された装備は終わると元に戻る仕組みだ。

ようは遠慮なく破壊しても問題はないわけだ。

道徳問題があるから女性相手にしないだけで。

そういった仕様だから破壊した装備を相手からとっても終わったら相手に戻ってしまう。

ただし本来のPvPだと消耗品アイテムのみは使えばなくなるけどね。

この大会中はPvP中はどうせアイテムボックス封鎖されてつかえないから関係ないけど。

そう・・・封鎖されてるせいで予備の武器も外に出してどこかに装備しておかないと使えなくなるんだよな・・・。

最初のころは説明ろくに読んでなかった奴等がそれに気がついて大慌てしていたのを楽に倒させてもらっていた。


ちなみに俺が男性に大して剥ぎ取り戦法でいくため怒った男共が我も我もと挑戦してきてくれたおかげで探す手間も省けてコイン貯まりまくり。

みんな呆れ返ってたがボクシラナイモンネ・・・。


そんな訳で3日間で62個のコインを集めた闘猫旅団(ケットシーりょだん)は堂々の8位で本戦出場。


ただし上位4チームが軒並み300枚越えのコインを集めていたのを見てさすがに廃人軍団はちがうなと妙に感心した。

大体リアル21時から24時前後の3時間しかしてない俺達からすればあの数はまる1日入り続けてやらない集まらない数だろうと思うし・・・。

大学生ですでに夏休みですという人であってもありゃ装備が整いすぎてるだろう・・・。

しかも【鑑定】で装備を盗み見した感じ戦闘しているキャラ名と製作者のキャラ名違うということは自分で作ったのではないのも一目瞭然だし・・・。

ただこんな大会に最高品を使わないとしても思ったより製品のレベルが低いのは気になった。

ステータスアップ系がのきなみ低いのだ。

具体的にいえば+5までしかない。

ましてや追加効果なんていうのは1個しかなかった。

たまたまなのかそれとも意図してつけたのかわからないが・・・。

頭の装備に【嗅覚拡大(小)】という効果が入っていた。

犬か?あれは犬の効果狙ってるのか?

というか【嗅覚】なんてものステータスがあったの初めて知ったよ。


ゴライオンなんてたいそうな名前の騎士様はファンファンさん特性らしく軒並み各部位それぞれ合計+25のステータスアップでありその横のクリキントン (シャレでつけたのだろうか?) というツルビカ頭の戦士はゲオルグというファンファンさんに聞いたことある職人製作の武器防具で各部位それぞれ合計+20のステータスアップがつけられていた。


このまえカナ達が言ってた最高の職人のラインと一般の職人のラインとは違いすぎるというのはあながち間違いではないのかもしれない。




個人戦の予選は土曜日におこなわれた。

エリーシャ南部の草原に12個の特設会場が設置され1000人前後がそれぞれに押し込められさぁ、バトル開始だなんて言われた時は思わず力いっぱい端に逃げた。

案の定魔術師系の奴等がいっせいに中心にめがけて特大の魔法を発動しやがった。

生き残ったのは特別丈夫なやつと俺のようにとっさに逃げたやつ。

魔術師達は自分だけが特別と思ってたのか魔法の連鎖爆発で全員HP(ヒットポイント)がなくなるか場外に吹き飛んで全滅。

思わずなんてご都合主義なんだと思わないでもなかったが同時にこんな機会もめったにないので利用させてもらった。

まずは中央で耐え抜いた重戦士のかた耐え抜いたことには賞賛するがここは素直にご退場してもらうために攻撃に耐えて硬直している隙に腕を取りそのまま場外ら投げ飛ばさせてもらった。

ほかにとっさに逃げた者も同じような判断をしたらしく耐えたものは全員場外にいってもらって残りほとんどダメージがなかった4人で潰しあいをすることに。


といっても普段の装備ほどでないにしても各部位合計+20ある装備を着込んでいる俺と一般装備のほかの方とでは性能が違いすぎた。

そらに経験の差が露骨に出た。

こっちは基本生産職といえども魔法系はしっかり鍛えてある。

さらに接近戦は格闘系で補っている。

このアバーターの特典の初期スキルのサービースが物をいった。

手数で他の4人を圧倒。

そのまま場外にご退場願ったところでGフィールドの勝利者は俺になった。


これで個人専用に作ったチート装備がお披露目できると内心で喜んでいたのは内緒だ。

ちなみにカナ達は個人戦は敗退したそうだ。

というか殆どの予選フィールドで初っ端の魔法の最大射撃が起きて殆どの人が吹き飛ぶ事件が起きたらしい。

カナなんかはあれには文句言っていたが俺にしてみれば予想される一撃だろうと思うからやっぱりカナの油断だと思ったのだが口には出してない。

出したら八つ当たり食らうのが目に見えている・・・。

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