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One in the WORLD  作者: 黒鷹
第2章 地下迷宮の謎
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第39話 検証実験

今日はギルドメンバーがそれぞれ別行動している。

そういうわけで俺も別行動になるわけだが・・・このアバターだとどうも貞操の危機が頭にちらついて野良PT(パーティ)に入る気がしない。

したがってソロ活動になるわけだが本音で言えば【属性魔法】のスキル上げして光属性の魔法を多く覚えたい。

でもな・・一晩であがるのなんてたかがしれているし・・・。

そんな訳で格闘をあげることにした。

ただし【麻痺解除薬】のテストもしておきたいので今回は俺のレベルではかなりギリギリになるのだがエリーゼ南の湿原でカエル相手に戦闘してみようと思う。


南方港町エリーゼ南湿原

で、でかい・・・

確かに蛙だ・・・それもアマガエル・・・

ただし大きさが俺の三倍以上つまり全高4m半程・・・全長も同じくらいか・・・。

ということはあの水の中で動く何かでかくて黒いものはオタマジャクシか?

少々あきれ返っていた俺だがとりあえず戦ってみることに。


「炎の矢」


【精霊魔法】でとりあえず獲物を釣ってみる事に。


ボシュ!


あっ、一発で倒れてしまった・・・。

いかん威力がありすぎ、まだLv.5だぞ・・・30あたりになった時どんな威力になるんだか・・・。


うむ・・・なら【属性魔法】でしてみるか。


【エネルギーボルト】


命中っと、おお怒った怒った。

てか、飛び跳ねたときものすごい地面揺れる揺れる、ついでに泥飛び跳ねすぎ!


とりあえず迎撃だ!

カエルの懐に入って気合入れた正拳突、そこから右回し蹴りに連携!

いったん距離をとるとカエルの咆哮


ぐは、いきなり麻痺か?

ここはためしにそのまま攻撃!

う~ん・・・大体3回のうち2回は攻撃がキャンセルされるね、ついでに受け流しまでキャンセルされたよ。

もう一回距離をとり「麻痺解除薬」の一声で手の中にポーチから薬出現。

口に含んで、うん麻痺が解除された。

さて、実験は成功に終わった。

というわけで今度は手加減なしで格闘戦に持ち込むかね。

久しぶりに昔徹底的に叩き込まれた【MCMPA(Marine Corps Martial Arts Program)】を使ってみましょうかね。

トレーニングでは使うけど実戦は5年ぶりくらいですかね。

ちなみに【MCMAP】とは米海兵隊・マーシュルアーツ・プログラムのことだ。

マーシャルアーツとは軍隊格闘技のこと、つまり米海軍で使われている軍隊格闘技の事を指す。

スペック的にはリアルの本体より反応が鈍いとはいえ力とスピードは上のこの体で全力全開で行ってみましょうか!



2時間ほど湿原で釣りと回復以外で魔法を使わないで戦闘、カエルの咆哮も3匹目あたりでタイミングと効果範囲を理解したためにほとんど回避ができて【麻痺解除薬】は4本程しか使うことは無かった。

ただ弱いとはいえカエルの通常攻撃で毒状態になり【解毒薬】を3本使ったのは以外だった。

そんな情報掲示板に無かったような・・・。

まぁ、途中で弱い毒だと気がついたので切れるまで待って【ヒール】で回復していたのでそれ以上使わなかったが。


ところでこの毒付きカエル肉どうしましょう・・・


【カエルの肉】

分類:食材

湿原に生息する「アメガエル」の肉。

身に毒があるためそのままでは調理しても食べることできない。


これ食材なんだ・・・。

ん~・・・なんらかで毒取り除けるのかもしれないが今のところ思いつかないしNPC店で売ってしまうか。

でも毒つきなんて売られても困るだろうしな・・・。

まぁ、とりあえず持ち込んでみるとしよう。


そうそうオタマジャクシには手を出さないことが正解。

水の中から集団で【水鉄砲】を打ってきて挙句にこっちはまったく近寄れない。

幸い一定時間水辺から離れたらターゲットから外れるみたいで助かったが・・・。

あれ反則だよ・・・。

倒すには一撃が大きい強力な範囲魔法でもいるような気がする。


さてと・・・・1本道になり両脇が壁で囲まれた町に至る一本道で立ち止まる。

そしてわざとらしい声で・・・・


そういや水の精霊魔法だけ使わなかったな、ひいきはかわいそうだしここでなら迷惑かからないだろうから一発使うか。


ニヤリと笑いながら【水弾(すいだん) ver.波】と唱える。

水の精霊たちも笑いながら術を発動。

制御できなかった初期のころの【水弾(すいだん)】と同じように道の上を津波が走る。


「「「「「うぎゃ~~~~~~!」」」」」


5人ほど紳士(へんたい)がいきなり姿を現し津波に押し流されていく。

やっぱり【隠匿(ハイド)】してる紳士(へんたい)がいたか・・・。

ファンファン店長のHP(ホームページ)が更新されて以来なんとなく目線が多くなった気はしていたのだが相手の【隠匿(ハイド)】のレベルが高いらしく確証を得てなかったんだよな。

街の中では攻撃魔法使えないし・・・。


まぁ、今流された変態たちも魔法手加減したものだから死んではいないようだしまぁいいか。

それにしても紳士(へんたい)対策根本的に考えといけないな・・・。

俺だけなら薙倒せば良いがヒカルちゃん達をターゲットにするようなら真性の紳士(へんたい)になってしまうからどうにかしないと・・・。

現在の【ラン】のステータス


HP:501

MP:121


STR:86 (+55) (UP)

DEX:68 (+35) (UP)

VIT:55 (+25)

AGI:74 (+50)

MND:39 (UP)

CHR:122 (+100)


近接攻撃:185(+80) (UP)

近接命中:92

魔法攻撃:822(+50)

物理防御力:209(+166) (UP)

物理回避力:82


メインスキル


【剣】Lv.16

【格闘】Lv.34 (UP)

【回避】Lv.15 (UP)

【受け流し】Lv.10 (UP)

【感知】Lv.8 (UP)


【魔力】Lv.8

【精霊語】Lv.6

【精霊魔法】Lv.5

【属性魔法】Lv.9 (UP)

【付加魔法】Lv.10 (UP)



予備スキル


隠蔽(ハイド)】Lv.7

【遠目】Lv.8

【盗む】Lv.4


【高速移動】Lv.2 (UP)

【観察】Lv.19 (UP)

【鑑定】Lv.5

【錬金術】Lv.32

【木工】Lv.9

【調理】Lv.31

その他:多数(未使用)

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