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One in the WORLD  作者: 黒鷹
第2章 地下迷宮の謎
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第36話 新装備入手 ①

短期間ですか装備を一新することに。

ただし性能は次回に持ち越し。

少々ため息をつきながらもランはグランドミッション発生のときの話をした。

いわく、【ハイデル廃坑】に入るためのクエ発生のためNPC順にまわり発生させたこと。

いわく、クエ受けた後ハイデル廃坑のミスリル採掘』と『ハイデル廃坑のコウモリの牙採取』の2個のクエも受けたこと。

いわく、個人的な用事があって寺院に行ったこと、そこでシスターに話しかけられ領主の元に行くように言われたこと。

いわく、領主の下にいって話をしたらグラントミッション発生と。

と、まぁ、ギルドチャットで報告したらみんな大慌てで同じ行動をすることになり駆け回るということに。

ついでにシンジ君が攻略用公式掲示板にグランドミッションのことを書き込んでおいてくれることに。


こうなると他にもアラ組んで行きそうな者がチラホラ頭に思い浮かんだのでその分薬を増やしておくことにした。

まぁ、オリジナルレシピ用のレシピ帳のおかげでスキルレベル上げじゃないときは材料さえあれば時間もかからず作れるので重宝しております。

あとは・・・装備の変更だな・・・お金は25万Gほどあるから欲かかなければ足りるかな・・・。


問題はどこで買うかだ・・・

いくつかプレイヤー店を思いつくがこと防具に関してはあの店しかないよな・・・。

『ファンファン武器防具店』・・・店長のあの趣味さえなければ最高の店なんだが・・・。

とりあえず本店ではなく隣のギルド店の方にまず入ることに。

まだファンファン店長にあう覚悟がないので・・・(笑)

店に入り一般品を見て回ってると後ろに気配が!


ガシ!

「ランさんこちらでなくとも本店のほうに来てくださったら」


ニコニコしながら弟子である店員達が俺の両腕を挟み込むようにガッチリ捕らえそのまま本店の方に連行された。


まっ、まだ心の準備ができてないというのに~~~!!(泣)


「まぁ、まぁランさんこちらに直接注文にこられたらいいですのに。」


髭面のドワーフの女言葉は正直怖いのです・・・。

別にニューハーフでもないのだからその言葉使いはやめてほしい。

ちょっと聞いたのだが、リアルでは小学生にあがったばかりの双子の良い父親だそうじゃないか。

なにもこちらでオネエ言葉でゲームしなくても・・・。


そういいたかったんだ本当は・・・でもオンラインゲームではよほど身内でない限りリアル割れにつながることはNGだ。

ここには他にも客がいるからとても言えなくて・・・涙流して耐えるしかなかった・・・。


「まぁまぁ、ランちゃん私も鬼じゃないからきちんとしたの作るわよ」


本当か?いまいち信用が・・・


「こんなこともあろうかと・・・・」


あんたはどこぞの宇宙戦艦の技師長か!?


「あら、今回のリメイク版では副長兼任しているわよ」


俺は今の大塚さんより前の青野さんのほうがよかった・・・てっ、そんな話はどうでもいい!


店長の差し出した装備一式を見ると・・・確かにまともだ・・・

デザインが女性向けということを除けばかなりまともだった・・・。

性能は相変わらず壊れ気味だったか・・・。


デザインはまともですけどこんな高性能のもの高くて買えないですよ。


「あら、予算はいくらくらいなの?」


余裕見て手元にいくらか残しておきたいので20万ほどと答える。


「なら十分よ・・・(キラーン!)」


結構です帰ります。


「この服着て撮影させてくれたら20万で売るわよ(笑)」


どこぞの魔法のカード集めする女の子の私立の小学校の制服を見せてニコニコする店長。

ふたたび俺が逃げ出さないようにニコニコしつつ捕獲する弟子達。


だから顔合わすのいやだったんだ~~!!


「さあ、撮影会するわよ!ランちゃんを奥の部屋に連行して!!」

「「アラホラサッサー!」」


威勢のいい声を上げて俺をもち抱えつつ奥に連れて行く弟子達・・・。


結果?

聞くなよ、うんなもの・・・

小一時間程いろいろなポーズをとらされそのアニメ版のほうの体操服と水着まで着せられたんだぜ・・・。

ギルドホームでカナ達に見つかるまでガリガリ精神削られライフポイントもゼロになっていた俺は真っ白になっていたさ・・・。


俺は男だぞ?

何度も言うが俺は男だって言うの!

信じてくれ~~~~!!

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