第22話 精霊魔法は危険がいっぱい
今回は短いです。
【精霊たらし】
ランク:R1/50
取得条件
妖精達にすかれる
効果
INT+12 精霊魔法+30
・・・精霊魔法が使えない俺が何でこんなものを・・・
「ん?少女よ、【ヒューマン】でも精霊魔法は使えるぞ?」
【ティード】さんの説明いわく
1.MPがある程度あるならどの種族でも可能。
2.精霊にお願いして使うため精霊にすかれることが条件。
3.種族的に【エルフ(ハーフエルフ含む)】→→→【ヒューマン】→【ニンフ】→【ドワーフ】の順の傾向がある。
4.お願いするために精霊語必須
だそうだ。
【エルフ】と【ハーフエルフ】以外使うものを見かけないのは (まったくいないわけではなく十数年に一人のペースで他種族でも使えるものが現れるらしい) 単に他の種族が手加減なしに精霊の住処である自然を破壊するためあまり良く精霊には思われていないのが原因だという。
なぜ俺がこんなに群がれる?俺と他の人とどう違うのだ?
「さぁ?正直言えばその人のまとってる雰囲気でしょうね。」
そんなにいい雰囲気まとってるか俺?
「まぁ、とりえず精霊魔法を使ってみましょう。精霊にお願いして風をおこしてみましょう。」
【ルン】さん、【ナグス】さん、【ホンカン】さん、 の順で魔法を発動させて成功していく。
次は俺の番か。
精霊よ、風をおこしてくれ
俺が精霊語で頼むと緑の色の光が僕が私がといって風をおこした・・・・。
・・・まて!!!そんなにみんながやったら!!!!
ゴゴゴゴーーーーーーーーーー!!!
目の前で巨大な竜巻がおこり・・・・・・海上を走っていく・・・
ふ、船が沈んだりしてないかな・・・・(ちびっと恐怖)
精霊達がどや顔で胸張って褒めてはしそうな雰囲気が伝わってくる・・・。
「ラ、ランさんは数を制限してお願いしたほうがよさそうですね・・・。」
【ティード】さんは冷汗をたらしながら一言言った。
ピンポーン
おっ、アナウンス音!
『【精霊魔法】を覚えました!【クエスト:精霊魔法を習得しろ】 を完了しました!』
・・・こんな魔法使いどころあるのか?
とりあえず・・・精霊達をほめておくことにした。
そろそろ帰る?システムメンテナンスもあることだし。
「そっ、そうね・・・」
「帰って報告しないとな・・・」
「【ティード】さんも忙しいでしょうし・・・」
「そうね、私も用事を思い出したわ・・・」
【ティード】さん【精霊魔法】を教えてくださってありがとうございました。
またこちらに来たときにでもお話してくださるとうれしいです。
精一杯の営業スマイルでそういうと大慌てで転移ポータルに飛び込んでエリーシャに戻った。
驚いた・・・あんなことになるとは・・・
精霊魔法覚えたのはいいが要練習だな。
ついでに、属性魔法と付加魔法を練習するか・・・。
なんとなくすごく役立つというよりこの後絶対必要な気がしてきたし・・・。
とりあえず・・・ギルドに戻って【MPポーション】作るか・・・。
とりあえず疲れた・・・落ちよう・・・
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