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One in the WORLD  作者: 黒鷹
第5章 ファションショー?
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閑話 飽く無き食い意地 その1

どうしても『カレーライスへの道』の続きが書きたくなりふたたび登場!

“ついた…(喜)”


今ランの目の前には大きな植木鉢(ラン製作)に胡椒が青い小さな実をブドウのようにたくさん付けている。

先週(現実時間)ようやく4ヶ月かけて育てた胡椒に小さな白い花がついたときは喜んだものだ。

3日(現実時間)ほど花は咲き続け花が落ちるとさの下には小さな実がついていた。

もちろん収穫にはまだ早い。

もう少し育ててから1/3程収穫する予定だ。

ちなみに『黒胡椒』は未熟な実を収穫乾燥させたものであり『白胡椒』は 完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥いたもの であり収穫時期が違うだけで同じ胡椒の木から作ることが出来る。


ここまで来るのにどんだけ手間隙かけたか…

取引のとき『苗』は手に入れられなかったがネットで白、赤胡椒なら発芽の可能性があるとかかれており挑戦してみたのだ。

胡椒は大抵乾燥段階で熱処理されるので発芽の可能性は低い。

ましてや胡椒の栽培自体種からの発芽率が低いため挿し木栽培が主だったりする。

何度も何度も赤胡椒と白胡椒を湿らした綿の上におき腐らせること200粒以上。

ついに赤胡椒から発芽するものが現れた。

ある程度芽が出たら鉢に植え替え部屋の中で育て少し大きくなったら植え替える。

そんな作業を1ヶ月以上した。

そしてある程度大きくなったとき(現実世界では2年程栽培の大きさだろうか)大慌てで庭に温室を作った。

温度はうちの風呂やコカちゃん用庭風呂と同じ温泉をパイプで温室の中に通すことによって確保した。

そして数を増やすために挿し木作業。

若いつるの先端を切り挿し木していく。

これがまた難しく半分以上根づかせられなくて枯らしてしまった。

そんなこんなで努力をしながらさらに(現実時間)で1ヶ月、温室にはどうにか増やすことに成功した大型の鉢(ラン自作)が所狭しと並べられていた。

その数160鉢。

全部最初に芽が出た胡椒の木からの挿し木で増えたものだ。

そして最初の胡椒の木に本日小さな胡椒の実が確認されたのだ。


話は変わるが現在『始まりの都市エリーシャ』の南草原地帯の開拓可能地区はほとんど畑に変わっている。

当然プレイヤーの手によるものだが実は『空腹度』が実装されてから調理スキルが爆発的に広がったため野菜類の品不足が深刻化し農作物はかなり割のいい資金稼ぎになっている。

しかも畑作業そのものはNPCを雇うことでほぼ自分達が手を出す必要が無い。

問題は街の外なためモンスターにNPCが襲われる危険性だが…

当初は各畑ごとに柵を作りプライベート化して防いでいるだけだったのだが畑に行く最中の道で襲われる事件が多発した。

NPCが怪我すれば畑の維持管理をするものがいなくなり作物は枯れる。

そこで畑の持ち主達が話し合い開拓可能地帯全体を街の城壁と同じように囲むことにした。

資金は畑の持ち主達が出すことになった。

当時はまだ開拓可能エリアの1/5ほどしか畑がなかったため畑の持ち主も少なくそんな大事業は無理だと思われたのだが壁で囲んで安全地帯になるならということで土地の購入者が激増。

その人達の資金もあり何とか壁の製作にかかることが出来た。

当然壁の製作依頼は国立の冒険者ギルドに依頼が出された。

当時は街のすぐそばで資金稼ぎが出来冒険者ランクもあげられる割のいい依頼として第二期グループである初心者組にはよい稼ぎになったということだ。

当然ランもその当時に土地を購入している。

長方形になる形で隣り合わせになるように縦2区画・横4区画、計8区画分購入している。

もっともランの8区画はここの土地持ちの中ではさほど大きくは無い。

一番大きな土地はなんと個人購入の最大購入可能の20区画というべらぼうな大きさを誇っている。

それがなんと6箇所もある。

もっともこのエリアには『木工』スキルの『家大工』や『石細工』スキルの『石職人』のスキル持ちで無いと建物を建てることが出来ない。

街の中のようにNPCに依頼すれば建物が建つ訳ではないのだ。

しかも他人に依頼は出来ないようになっている。

あくまで自分でそのスキルを使って建てないといけないというめんどくささ。

しかも建物を建てた後に他人に土地を売ったり譲渡したら建物そのものが消えるという意地悪さ。

運営の意地悪さが見え隠れするような仕様である。

したがってこのエリア温室栽培用の建物すら無いという見事な畑のみという景色が広がる羽目になった。


さてそんな畑エリア、ランは8区画も買って何を育てているかといえば実は半区画使って薬草しか育てていなかったりする。

当初はここを畑ではなく水田にする予定だったのだが『米』の存在を他の人にばらすのは不味いということで他の場所で栽培をしている。

場所はコボルト村。

詳細は他の話で話すこともあろうから今は伏せておく。


さて、今回ランはこのうち1区画に2つの温室を建てることにした。

幸いランは『木工』スキルの『家大工』や『石細工』スキルの『石職人』も持っている。

両方を使いかになりしっかりした温室を作るつもりだ。

温室で育てるのは『胡椒』・『カルダモン』の2種類。

両方ともかなり苦労してここ4ヶ月(地球時間)ほどかけて栽培したものだ。

もっともここの温室はあと1回挿し木や株分けしてようやくこちらの分が確保できるためまだ中身が入るのはもう少し先であろう。

さらに収穫となると最低さらに(地球時間)で4ヶ月待たなくてはいけない。

本年度中の大規模収穫は無理であろう。

他にも畑にクミン・コリアンダー・フェンネルを育てる計画をしている。

こちらのほうはこの前の取引で手に入れた種子がある。

一応プライベートハウスの屋上で鉢やプランターによる栽培で試してみている。

唐辛子は市場でも手に入るのでなんとかなる。

まぁ、種も普通に手に入るから自分で育ててみても良いかもしれない。

問題は『グローブ』だが、これははっきり言えば高さ10mぐらいになる熱帯雨林地帯原産の常緑樹の花の蕾である。

温室栽培で育てることが可能であるがそもそも苗をどこからか仕入れなければ育てることも出来ない。

ついでに言えば収穫可能になるまで7~8年かかるとか…

さすがにこれは無理だと諦めた。

まぁ、『グローブ』はカレーに絶対必要というわけではないから…

あったほうが良いのだが…

こればっかりは取引で手に入れるしかない。

どこかのエリアに自生してないものかと思うが無理だろうな…


そう…ランはカレーの量産計画を進めていた。

以前試作のカレーは不覚にもギャング達(カナ一味)により奪われてしまった。

そのあと熟成させたカレー粉を使い2週間後に再度作って食べたがあの悔しさは忘れられない。

今回は奪われないように厳重にも厳重にして管理している。

今度試作するときはモフモフ秘密基地(未完成)で作ることにしている。



モフモフ秘密基地のそばには後方要員のモフモフ作業員達と必死になって作り上げた隠田がある。

そして今回は別のことをするためにこの田んぼの稲は厳重な監視体制にある。

米はなんとか後一歩で商売のラインに乗るところまで増やすことに成功している。

最近ではコボ…おっと、場所は内緒だった(笑)

モフモフ作業員達の主食はパンから米にシフトしつつある。

もっとも彼らのメイン食は『肉』!!…であるが(笑)


さて実は米は『カレーライス』等の米関係だけでなく『麹菌』集めのためにも監視が必要になった。

それは…

次回に回すことにしよう(笑

本編ほったらかして何書いてるんだ!と怒られそうですが約1名どうしてもこの続きを書けと脅迫してくるものがリアルでおりまして…

元々は外伝(異世界編ではなくこのVR編の外伝)として書いてあったのを下地に今回は作ることになりました。

まぁ、こっちの外伝のほうは発表の機械なさそうなので閑話としてところどころに入れたらいいかなと思ってましたし…

いや…この下地の方向とだいぶ別に行きそうな気がする…


とりあえず本編がだいぶ方向修正で頭煮詰まってますので少しだけ閑話をはさましてもらいます。

いや自分もカレーの道のあと書きたかったというのもありますが(笑)

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