閑話 カレーライスへの道 その4
ついにカレー製作開始です
でもまだ完成しない・・・
翌日ログインしたときにはあの船団は本国に向けて出港したという。
おっちゃん達が無事祖国に着くことを本気で願う。
主に次回また香辛料と米の買占めのために・・・。
まずはログイン前にOWOのホームページで購入した設置タイプである戸棚型の大型アイテムボックス3個を調理室に設置した。
ここに各種香辛料と米とその他の食材と分けて入れることにする。
今までの調理室にあったアイテムボックスは完成品の料理を入れるものにすることにした。
今まで一緒くただったからな・・・目的のもの探すのに意外に苦労したことがあったからな・・・。
愚痴はさておき、とりあえず『カレー粉』から作ることにしよう。
とりあえずは基本配合の物でやってみるか・・・・
クミン…8%
ターメリック…50%
カルダモン…5%
コリアンダー…20%
ブラックペッパー…8%
レッドペッパー…2%
グローブ…5%
フェンネル…2%
上記の材料をそれぞれすりつぶし上記の割合で混ぜる。
混ぜた材料をフライパンで2~3分ほど弱火で焦がさないように炒めて冷ます。
煮沸消毒したフタ付の入れ物にいれ1ヶ月ほど冷暗所で寝かしておく。
と、まぁ本来なら上記の手順で作るのだがとりあえずの味試しのカレー粉作りだから冷暗所での長期熟成時間は省くことにした。
というより大部分は寝かしておくが2~3食分だけそのまま使うことにする。
本当は寝かして熟成させたほうがスパイス同士の味の喧嘩がなくなる分おいしいのですがね。
上記の材料はあくまで個人的な基本材料の配合例だ。
俺の店で出しているものは15~20種類のスパイスを配合したものをそれぞれのカレーにあわせて作っている。
日本のメーカー製のカレー粉やカレールーは大体20種類以上のスパイスを配合しているのが普通だという。
個人でここまでするのは正直メンドクサイ。
したがって基本の6種類をおさえてあとは好みで追加するような作り方がいい。
俺なんかは完全に趣味の延長だから平気で大量のスパイスを使うがなれないうちはやめておいたほうがいい。
ほんの少しでも分量が変われば味の変わる世界だ。
正直カレー粉の配合は化学の実験と変わらないからな・・・。
さて次はカレー粉をどうこうするまえにその他の材料の下準備。
というより出汁を作る。
鍋に水をはり沸騰させた後、鰹も鰹節も売っているところが見つからないのになぜか削り節だけは売っているという不思議な削り節を1つかみほどゴボっと放り込む。
煮立ったら弱火にしてこれでもかというくらいしつこくアクをとりつつ3~4分煮出す。
ボールの上に清潔な布をおき静かに漉す。
で、鰹出汁の完成。
次はご飯だ~~~!
その前に脱穀しないとな・・・・。
脱穀・・・どうやるの???
う~んと悩むことしばらく・・・確か昔は石臼で籾摺をしたり臼と杵脱穀したと聞いたことがある。
日曜日のアイドルグループの村作りでも臼と杵でしてたし・・・。
道具はあるが・・・あんな大掛かりなのをするのか?
さらに考えること10分・・・。
そういや昔見た原爆のものを扱った漫画に戦中の配給された玄米を精米するシーンがあったな・・・。
確か一升瓶に玄米を入れてそれを棒で突くんだったな・・・。
原理は臼と杵と同じだ。
もしかしたら脱穀も同じ方法でできるんじゃないのか?
確か一升瓶はあったはずだからそれでやってみよう。
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
-30分経過-
終わんねーーー!!
くそ!時間かかりすぎる!それにしんどすぎる!
・・・ゴーレムにやらせよう・・・
ついでに一升瓶と突き棒も20個用意しアイアンゴーレム20体製作。
ひたすらゴンゴンゴン作業をしてもらうことにした。
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
-さらに30分経過-
やっと瓶の中の米が籾殻と玄米に分かれた。
ここでゴーレムに巨大団扇であおいで風を起こしてもらってその風の中にめがけて瓶の中身を落とす。
すると軽い籾殻は風で吹き飛ばされ米粒は地面に落ちる。
あっ、きちんと地面にはシート広げてあるからな。
こうして籾殻と玄米に分けた後はまたもや一升瓶に玄米をつめてゴンゴン作業。
今度は精米作業です。
もちろんゴーレム軍団にお任せです。
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
ゴンゴンゴンゴンゴン・・・・
-5時間経過-
やっと、やっと精米完了です。
人力(ゴーレム力?)でするとこんなに時間かかるとは思わなかった。
精米機はあっという間にしてしまうのにな・・・。
機械の力は偉大なり・・・。
でも、とにかくこれでやっとご飯が炊ける!!
うはは、まさかのカレー完成せず。
米に恐ろしく時間とられました。
ちなみに文の中に出た精米は実際に小学生の頃夏休みに挑戦したことがあります。
腕がパンパンでつかれきって・・・
あまりの疲れっぷりに自分で精米したご飯がうまいのかまずいのかすらわからず夕食中に居眠り轟沈しました。
小学生3年生の夏の思い出です(笑)




