第一話 届かない15秒
主人公、森野澪は、小学生の頃に冬休みに箱根に旅行に行った。その時に祖父が駅伝ファンで箱根駅伝を観戦し、夢が箱根駅伝に出場することになった。
しかし、同時期に陸上を始めてから、全国で活躍する同世代の選手との才能の差を感じ、努力の甲斐もなく、家計の経済力と自分の実力から国立大学の津凪大学に進学する。
これは、そんな絶望的状況からの下剋上を目指す物語
なんでだよ。何で、何で、あんなに努力したのに...
届かなかった...
僕、森野澪にとって今回の大会は、関東勢の強豪校にスカウトされる最後のチャンスだった。
でも、だめだった...
何度も挫折しそうになった。血反吐吐いても歯を食い縛って努力した。それなのに...
悔しくて、思わずその場で泣き崩れ、倒れ込む。
ーーーーなんでだよ...ーーーー
近畿インターハイ5000m、結果は14分39秒で8位。6位までがチャンスのある全国の舞台には、およそ15秒の差があった。
後輩達は、「近畿大会まで進める、それだけでも十分にすごいですよ」と、励ましてくれたが、僕自身、関東勢にスカウトで入学するためにインターハイ出場を目指していた。
...なのに、距離にしておよそ100m、その先に見えた、インターハイの道。そこに届くことはできなかった。
努力は、報われるとは限らない。
どうも作者です。まーぼー(up主)の友達で、まーぼーに頼んで上げていきます。何故自分がこの作品を書いたかと言うと、自分が駅伝ファンだから、物語を書くのが好きだからです。と、そんな訳で、これからよろしくお願いします。




