国内にて
これからは文字数を多くできるよう頑張っていきます。
アメリカから帰還をして数ヶ月が経過をした、神森と田中は配置転換を命じられて第16師団から第15師団へと転属となった、沖縄県は南国独特の気候の気候がありカリフォルニア州とはまた違った暑さがあった。
「暑いな・・・」
「本当にそれ」
神森と田中は沖縄の暑さに苦しんでおり汗ばんでいた。第15師団は離島奪還作戦における主力を務める師団として創設をされた経緯があり他の師団とは違い戦車などの重装備は保有してはいないがそれでも本来なら方面軍に配備されているミサイル連隊などを傘下に置く特化団が配備をされているのも大きな特徴だった。
「まさかアメリカから戻ってきたらここにくるとはな」
神森は暑さにうんざりしながらも兵舎に戻ると背嚢をおいてテレビをつけた。
『中国は近年日本に対する軍事的圧力を強めており領海侵犯や領空侵犯が相次いでいます。政府としては中国に対する経済規制などの強化を強める方針を打ち出しており政府内でも検討がされています』
「また中国かよ」
田中はつぶやくように言う。近年中国は軍事力の強化をしておりソ連から空母を購入をして国産空母の研究を進めており中国版イージスシステムの開発にも乗り出していてその脅威は年々高まりつつあり台湾や沖縄などの南西諸島に住んでいる住民は声を揃えて「大規模な軍の駐留をしてほしい!!」と言っており国防省も対応に追われていた。
「クルド人の問題もあったけど中国の問題も多くなってきているもんな」
実際の所日中関係も悪化しており政府は中国への渡航を全面禁止にさせて中国にいる邦人を全員帰国させる用意があり民間の航空会社による輸送が行われる計画があった。
「まぁ何があっても俺達には簡単に手出しできねぇよ」