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鎮圧

久しぶりの投稿となりまして申し訳ございません。

神森達はサンフランシスコ内にてクルド人達との戦闘を行っていると味方の増援として第16師団に所属をしている第16索敵大隊の14式機動戦闘車の姿があった。軍の上層部は当初14式機動戦闘車を戦車部隊に配備をさせてその規模を縮小させる配備をさせる計画があったのだが現場からは戦車がいないと火力が違うと言われて国民からも軍のイベントの目玉を無くすとは何事だとクレームが国防省に大量に送られてきた事もあり当初とは違い偵察部隊の火力アップとして配備をした事もあり一旦は事態は沈静化をしたこのことにより偵察部隊は索敵大隊と名称を変更をした経緯があったのだ。この14式機動戦闘車の火力は最初は105mm砲だったが改良が加えられて今では120mm砲が搭載をされてIED対策も取られている。


第16師団の各歩兵連隊やそれに着いて行っている索敵大隊などは各地域をサンフランシスコ警察と共同で制圧を試みており後数時間もすれば州兵が到着をする予定だったがクルド人達の行動は予想よりも強固だった。


「これっていつ終わるんだろうな」


田中は愚痴るように神森に聞いたが彼も答えようがなかった。


「敵には恐らくだけど強力なバックがいるんじゃないか?」


「例えばなんですか?」


桑原曹長の言葉に神森は聞き返した。


「例えばマフィアが武器を横流しをしてクルド人達に武器を渡した事も考えられるだろ?それとこの戦闘が終わった後もめんどくさくなるだろうな人権団体がクソうるさく言ってくるだろう」


「人権団体ですか?」


神森はふと思ったことを口にする。人権団体がこの後何を言ってきても恐らくだがアメリカ国民は無視をして逆にその人権団体を攻撃する恐れもあるのでアメリカ各地にあるそのような団体は今の所何の声明を出してはいないがこの戦闘が終われば確実に何かが起きる事だけは無頓着な神森にでも分かっていた。

今は敵を探しており93式高機動車や14式機動戦闘車の派生型である18式歩兵戦闘車の背後で敵からの攻撃に身を隠しながらの前進となっていた。クルド人達は至る所から現れて襲撃を繰り返しているが所詮は銃を扱ったことのない一般市民ばかりで訓練を受けている警察や兵士達の前では殆ど何の意味もなさなかった。


「もしもこれが日本でも起きたらどうなるんだろうな」


神森はもしかしたら今の様な事が日本でも起きたらどうなるのだろうと考えると体を震わせた。


「そうなったら確実に近衛師団や首都東京を守る第1師団が動いて敵を殲滅するだろうな」


田中の言葉に少しだけ安心感を得た神森は気持ちを落ち着かせて任務に励んだ、そして州兵が到着をすると事態は一気に進んでいき圧倒的な兵力を前にしたクルド人達は降伏をしてサンフランシスコ警察によって連行をされていった。

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