最終兵器
イエロー「よしっ!」
刀を鞘にしまう。
イエロー「脱糞エンド」
ピキーン!時が動き出す。
圭にダメージが入る。装置が破壊される。
圭「畜生が…!」
ホワイト「ナイスだイエロー!」
イエローの元に駆け寄るホワイト。
イエロー「ふふっ…俺だってやれば出来るんだぜ?」
歓喜の声を上げる2人。
そして、3人の脱糞戦隊を抱え、装置から救出する。
しかし、3人は完全に意識を失っている。
イエロー「やっぱこりゃ殆ど脱糞パワーが持っていかれてるな…」
ホワイト「うーん…とりあえずどこかへ…」
3人を見つめながら次のことを考えるイエローとホワイト。
圭「テメェ…」
イエロー「!?」
血みどろの圭が呟く。
圭「お前らのせいで俺の目的が…」
心の底から悔しそうな顔をしている圭。
彼の脳裏には、陽炎の中に女性が立っている姿。
圭「救いたい物が…」
イエロー「はぁ?なんて言って…」
その瞬間、圭は小さなボタンのようなものを胸から取り出す。
圭「お前ら許さねぇ…お前らごと脱糞の力を取らせてもらうぜ…」
ポチッ!ボタンを押す圭。
その瞬間…ゴゴゴゴゴゴゴゴ!
イエロー「なんだこれ!?」
ホワイト「!?」
圭の体が割れ、黒いオーラが止まらず出てくる。
イエロー「お前、死ぬぞ!?」
圭「いーんだよ…俺は命をかけて救うって…」
圭の脳裏には女性の笑顔。
圭「決めてたんだよ!」
ゴゴゴゴォ!完全に圭の意識が無くなる。
黒い塊が空中に浮いている。
次の瞬間…ガン!洞窟の天井を破り、天まで黒の塊が届く。
そして、そこへと圭が日本各地に設置していたまんげの力集まっていくのが見える。
どんどん破壊的なオーラを帯びる黒い物体。
イエロー「なんなんだよ一体!?」
そして、黒い塊が実体となっていく。
ホワイト「まずくねぇか…なんだこれ…?」
そこにあったのは、黒く大きなロボットのような何か。
???「さぁ、絶対的な絶望を魅せてやる」
イエロー「圭!?」
圭の魂がそこには乗り移っていた。
そのロボットはイエローの100倍以上の高さだろう。
そのロボットは、話し続ける。
???「お前ら全員殺してやる…!」
その大きなロボットの名前は…
エマンゲリオン「最終兵器、エマンゲリオン…!発進!」






