目的
圭「なるほどな…盲点だったよ」
その男は、今は亡き博覧会に昔属していた男だった。
ホワイト「圭…博覧会一のまんげ使いだな…他の実力者にも一目置かれていた」
イエロー「そんなやつが何故今ここに生きてるんだよ…」
圭「ククク…俺には俺の目的があるんでな…あんな所で死ぬ訳にはいかなかったんだ」
ホワイト「んだと…」
イエロー「…!」
2人はやっと圭の背後にある装置に気づく。
中には謎の液体が貯められており、グリーンとレッドとゴールドが謎の回線を繋がれたまま中に。
イエロー「おい!何だそれ!」
質問をするイエロー。
圭「俺の計画に必要なモノだ…!」
圭はそう言うと…ポチッ!先程のボタンを押す。
ウィーーーーン!装置が動き始める。
圭「俺の目的には貴様らの脱糞の力が不可欠なんだ…これくらいあれば足りるだろう」
ホワイト「んだと!?」
装置の画面は1%…2%…3%と表示が進んでいく。
イエロー(もし0になったら何かが…!)
バッ!唐突に圭へと走って飛びかかるイエロー。
イエロー「ふざけるなよ!脱糞は私利私欲のためにむやみに人に向けるもんじゃねえんだよ!」
殴り掛かるイエロー。
しかし…ピキーン!
そのパンチは何かに無力化される。
ホワイト「なんだ!?」
無傷の圭。
圭「これはさっき殺ったグリーンの脱糞の力を少し先に獲得し、変化させて作った細工だ」
イエロー「ちっ」
ホワイト「大丈夫か?」
イエロー「あぁ…ダメージを与える武器では無さそうだ」
憤慨し、息が荒くなるイエロー。
ホワイト「2人でやるぞ」
イエロー「ok」
カチャッ。圭は拳銃を取り出す。
圭「俺の計画を邪魔される訳にはいかないんだ!」
15%…16%…画面上のパーセントは進む。
イエロー「行くぞホワイト!」
ホワイト「おう!脱糞!」