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車内の私

作者: 廼懿鵝曬爐

声が好きです

喋り方が好きです

そこら辺にいる男の子の笑い方と

同じはずなのに

特別に聞こえてしまうあたりが好きです

指が綺麗で好きです

優しく目を細めて笑うのが好きです

難しい顔をするとき優しかった目が

険しくなるのが好きです

歩き方が好きです

机がたくさんある教室で

綺麗に90度曲がってから

友達のところに行くあたりが好きです

アニメはそんなにたくさん見ないけど

SAOが好きだというあなたが好きです

私が馬鹿みたいに喋り掛けても

ちゃんと優しく楽しそうに

返してくれるあなたが好きです

私が直接告白した時に

「すごい勇気だね」って言ってくれて

やっぱりあなたはすごいんだなって

言われている側の私が

あなたが私に言った「すごい」のきっと

数十倍思いました

そのあとLINEを交換してほしいという

私の申し出に「いいよ」って言ってくれて

やっぱり…

  優しいよって思いました

LINEで

「自分が直接告白されたのは初めてだ、

  嬉しかった」って言ってくれて

振った相手を労って…やっぱりすごいなって

思うんです


振られてしまった私はどうやら相変わらず

あなたの全てが


    大好きです。


だから、今は友達でもいつかは

その「友達」が

       「思い出」に

変わっていたらいいなって思います

でも今は「友達」もいいかもなって

思っている私もいます


車内で一人の私はそんなことを思います




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