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神代桔梗は幼女として異世界を生きる  作者: 消すには惜しい黒歴史
第4章 神代桔梗の王都での物語
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第94話 神代桔梗は戦う

雷神キースとの決闘当日


一週間が経ち、神と決闘する日になった。

え、大会?そんなの派生神の力をもってすれば考える必要もないよね?


「告:マスター。それでは天界へと転移します」


俺は千冬と楓と手を繋ぎ、天界へと連れていけるようにした。別に俺の皮膚に触れてればいいのだが、千冬と楓は左右にわかれて俺の手をホールドしてきた。


「先生、頼──?!」


楓はともかく、千冬が俺と手を繋ぐのは珍しいなと思いながら先生に転移を実行してもらおうとすると、突然ドアが開け放たれた。


「なんだよギルド長、キースと決闘しないといけないのに」


「我が主、私のことを忘れられたら困ります。あなた様の配下、山城日向もここにおります」


「あの後、雷神キースについて調べたんだ。すると雷神は有名な《猛き稲妻》の他に、《電熱性溶解砲》という御技を持っていることがわかった。これは雷を司るからこそ出せる電力を使い、あらゆるものを溶かしながら進んでいく破壊の光線だ」


「──それはヤバイな」


魂だけでの戦闘では、負傷はそれこそ記憶の欠落を起こすし、もしも消し炭にされたら俺の存在そのものが消え去る。神や天使、悪魔とかの精神生命体なら精神体を持っているから魂に攻撃は届かないからいいけど、俺は派生神、肉体を持つ神だから精神体は持ってない。そんな攻撃をされたらひとたまりもないってことになる。


「──つか、それを伝えるだけならギルド長との試合の翌日でよかったじゃないか」


「いや、それはそうなんだが」


「ギルド長殿。正直に言った方がいいです」


なんだこいつら。俺に隠し事でもしてるのか?


「実は、俺たちも天界に連れていって欲しいんだ」


「主が帰って来なかったら、我々も心配するのです。どうか、お願いします」


「──いいけど、天界には魂しか行かない。流れ弾を喰らったら記憶の欠落が起こるかもしれない。千冬と楓は覚悟を決めた。お前たちも覚悟を決めないといけないな」


二人は間髪空けずに頷いた。

日向はもう《誘惑》は解除したのに、なんで俺を主と仰ぐんだよ。ギルド長も、俺のために命を賭ける必要はないはずだ。


「なら、行くぞ!」


‥‥‥

‥‥


俺たちが天界に行くと、目の前に記憶の天使、フォボスさんや、転生神クルラ様、剣術神ルルア様、あとみたことのない人が一人いた。


「フォボスさん、クルラ様、ルルア様も、どうしてここに?」


「──聞きましたよ。キース様と決闘するのですよね。こちらの神々は桔梗さんを見守りに来たんです」


天使と俺が話すのを見て、ギルド長と日向は驚愕して「記憶の天使、転生神、剣術神に時空神?!何者だ、桔梗」みたいなことを言っていた。


「そちらの神様は、時空神様ですか。フォボスさんから伺いました。《時の瞳》、もとい《時空神の左目》を授けてくださったのですね」


「あれは私は予想外だったわ。この天使の恋路の手伝いをもごもご」


「ちょ!それは内密に!」


時空神、メリア様は何か言おうとしていたが、フォボスさんに口を塞がれた。そんなことして怒られないのか?


「桔梗君、黄金平原はこっちだぜ。連れもこい!」


俺たちはルルア様について行き、黄金平原へと向かった。


‥‥‥

‥‥


「来たか人間。ギャラリーが多いようだが、多目に見てやる。さあ、かかってこい」


「──なら先手はもらった。《超陽電子短刀(エレクトロン・ダガー)》!」

──時空神──


メリアはキースと対立した過去がある。故に和解した今でも仲が悪い。キースはメリアの胸部の脂肪に嫉妬している。

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