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神代桔梗は幼女として異世界を生きる  作者: 消すには惜しい黒歴史
第4章 神代桔梗の王都での物語
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第90話 神代桔梗は大会で肩慣らし

「どんな用件だ。雷神キース」


「黙れ人間。お前に私の気持ちがわかるか!」


突然雷と共に降ってきた神は、俺に向かって罵声を浴びせる。そこには前会ったときの神らしい威厳は消え失せ、ただただ怒りがあった。


「私は、私は、電気系統唯一の神であることに誇りを感じていたんだ!だがお前が《神格化》で、中途半端な神になるだけでは飽きたらず、派生神として完全な神格を手に入れたことによって、私はそうではなくなった!許さない。殺してやる!」


神は俺に掌を向け、電流を放った。

その御技は、手袋について調べたときにみたことがある。

《猛き稲妻》雷神キースの御技のひとつで、地より湧いて出た悪魔の大群を一撃で灰塵に化した恐ろしい殺戮魔法。その威力は《千本凶器》を数億倍する。

だが、俺だって神の端くれになった。この程度軽く受け流せる。

俺は神の能力のひとつ、"帯電"に特化したようだ。それは《神器 帯電する黒き刃》からもわかる。

つまり、使いようによっては磁力を巻き起こす。

《猛き稲妻》は創造された鉄塊に猛烈な電気を流し込み、帯電させながら放出する。

だから、簡単に真下に方向を変えられた。


「っ!」


「なあ、ここだと周りの迷惑になる。場所を移さないか?」


「──いいだろう。1週間後に天界の黄金平原で待っている」


そう言って神は黒い電気を撒き散らしながら世界門ワールドゲートをくぐった。


「1週間後か。大会で肩慣らししてから行けるな」


「──ご主人様。神様と戦うなんて大丈夫?死んじゃうんじゃ」


「楓ちゃんの言うとおり。桔梗が死んだら私たちはどうすればいいっていうの」


「告:私の存在意義を奪うつもりですか?」


3人は口々に俺を心配してくるが、俺はこう返した。


「大丈夫だ。俺は負けない。これでも俺は、お前らの兄貴でご主人様でマスターだからな」


‥‥‥

‥‥


──大会当日


「最初の試合を飾るのは、ケアル村の神代桔梗!対するは、王都のライ・ヴァンクレア!」


「子供をいたぶる趣味はない。さっさと負けてくれ」


相手はそう舐めてくる。

なんだろう。負ける気がしない。


「始め!」


「死ねや────!」


死ねやって。子供をいたぶる趣味はないんじゃないの?

俺は腰から《帯電する黒き刃》、略して帯黒刃(たいこくじん)を抜き、相手を浅く数回切りつける。

それだけで相手は大幅なステータスダウンを起こし、俺でも相手できる程度に弱くなる。


「降参してくれないか?」


「──参った」

──学校──


全ての都市に、最低1つはある。

しかし寺子屋程度の機関。

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