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神代桔梗は幼女として異世界を生きる  作者: 消すには惜しい黒歴史
第1章 神代桔梗が冒険者になるまでの物語
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第7話 神代桔梗の妹 パート1

私の名前は神代千冬。東京都港区に住んでいる女子校生です。

私には私が生まれる前に死んじゃったお兄ちゃんがいるの。

交通事故で死んじゃったらしいんだけど、なんか最近転生したらしいの。

なんで知ってるのって話になるんだけど実はついこの前私も通り魔に襲われて死んじゃって、天国で神様に教えてもらったの。


「と、いうことで千冬ちゃんには桔梗さんのいるメルギに転生してもらいます。桔梗さんの妹ってなると他の人と同じ扱いにするのも桔梗さんに申し訳ないから、願いを聞いてあげようってことになったからなんか願いを叶えてあげる。」


今話しかけてきたのはクルラっていう転生の神様。お兄ちゃんを転生させたのもクルラさんなんだって。


「メルギってモンスターがいるのよね。なら、周りを、いや、お兄ちゃんを守れる戦闘力が欲しいです。」


「・・・兄思いも通りすぎてもはやブラコンね。いいわ。王国騎士長もびっくりの剣才をあげる。」


すると体の感覚がなくなって、周りが光り始めた。お兄ちゃんもこんな感じで転生したのかな。



きちんと転生できたみたい。

前世より身長が低いみたいだけど、まあ、大丈夫かな。

「町に行って、お兄ちゃんを探してみよう。」


「〒■□◆§●▲☆※〒¶‡%#●〒?」


「へ?」


言葉がわかりません。お兄ちゃんはどうやってコミュニケーションをとってるんだろう。


「あの、神代桔梗って人を知りませんか?って通じないか。」


「※¶●※〒〒‡キキョウ?#%●※%☆●#☆「〒。」


お!1部だけど通じたみたい。やっぱり心で語り合えばなんとかなるもんだね。


「そう!桔梗を探してるんです。」


「〒※%☆☆※※%●¶☆※‡☆#。」


千冬は知るよしもないが、この人は桔梗がローブを買ったフルト店主の息子だったりする。


お兄さんについていくと村から少し離れた廃屋に連れてこられた。


「私をこんなところに連れてきて、何をしようとしてるの?その、するなら痛くしないでね。私処女だから。」


私の言葉がわかるはずもないが、お兄さんは少し赤くなってうろたえてた。


「●#☆●%‡☆☆●#☆☆%¶!」


あれ、怒らせちゃったかな?

言葉がわかったら謝っておこう。


「%%‡¶※※%‡●¶%〒‡%?」


お兄さんがドアをノックするとかなり可愛い女の子が出てきた。

まさかこの子がお兄ちゃん?そんなわけないか。


「はじめまして。」


一応日本語で語りかけてみる。通じるわけないけど。


「あれ、もしかして日本人?」


通じたみたい。


「そうですけど。」


「ちょっと待っててね。そこの人が現状理解で来てないみたいだから。」


この子がお兄ちゃんなのかはわかんないけど、とりあえず日本人だということは確定した。

・・・これが本当にお兄ちゃんだったら私は自分より可愛く変貌したお兄ちゃんにどう関わればいいの?

ちなみに桔梗が最初から言葉を理解していたのは前もって《全知》で勉強していたからです。

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