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超人カイト  作者: 木村嘉彰
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彷徨うものの野望

超人カイト  


  キングギドラ?いや違う。首が八つある怪物が海の中から出現した。初めは誰にも気づかれない、しかし、それが東京湾に入るあたりで、タンカーの乗務員に目撃され、そのあとは大騒ぎだ。いろいろな分野の学者が官邸に集められた、が、答えはわかりきっていた。

不明。それが答えだった。もちろん憶測は飛び交った。しかしどれも確証を問われれば、分からない、と答えるしかなかったのだ。

わからないのも当然だ。なにせ、人以上の存在が導いて創ったのだから。


「また、「彷徨うものか!」(人間が考えているものとは少し違うが、悪魔と呼ばれている物と同じ)

「そうみたいですね。どうやら怪物を作って人間を傷つける気のようです。」

「しかし・・・構って欲しいのだろうか?我々から」

「さあ・・あれの考えは不明です。しかし厄介ですね。すでに2866人の死者が出ています。そして今も増え続けています」天使たちは別の世界で話をしている。


怪物は口から光線を吐き、建物も逃げ惑う人間も焼き払いながら進んでいる。人間にはどうにもならない。もはや攻撃するしかないと決定した首相は戦闘機による攻撃を許可した。怪物の周りには生き残っているものは少ない。そのため湯沢首相は攻撃してもしなくても被害は同じだ。と判断したのだ。

しかし・・・ミサイルは当たるものもあるが全く効果がない。

全く効果がない攻撃に首相は苛立った。

「何をやっているんだ!もっと強力な武器はないのか?」

「あれより強力だともう核兵器しか・・・」

「なんだ!なんて言った。」

「あ・・核兵器です・・・」

秘書官は何故か気の小さい男が選ばれた。

「核兵器・・・まだそれは使えない・・・しかし・・これ以上被害が出るのなら、手をこまねいていても、核を使っても結果は同じだろう・・・」

・・・まさかこの人・・核を使うつもりなのかな・?

秘書官・・・漆原は慄然とした。そんなことをすればもっと被害が出るじゃないか・・・

「漆原君・・・核を使うことを危惧しているのかね?」

「核はまずいんじゃ・・・・」

「そんなことを言っている場合じゃない。このままでも国民は死んでゆく。攻撃しなくてもし


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