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凍ったひまわりの物語 10話 疑惑
そこへ天子がやってきた。
「おーい!みんなそろそろ休み時間は終わりだよー!」
バンはすごく嫌そうな顔をして応えた。
「はぁ、もう終わりかよー。」
メルアはまだ息が整っていないまま応える。
「私とリナリーは走ってきて疲れたから少し休んでから行く。」
リナリーもうなづいた。
バンはそれを見てやれやれと言った感じで応える。
「じゃあリト、ナタリアおれたちは先に行くか。」
二人がうなづこうとした時にメルアが口をはさんだ。
「あ!ナタリアはちょっと残って!こっちきて!」
ナタリアは不思議そうな顔をした。
「ん?なんでー?」
メルアは応えた。
「いいから〜!」
ナタリアはよくわらかなかった。
バンとリトも理解できなかったが、天子も待っていたので2人で行くことにした。
天子が最後に話す
「みんなもすぐに来なさいね!」
メルアが大きく返事した。
「はーい!」
天子達が遠くまで行くとメルアが口をひらく。