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第1話『出逢いは人それぞれだよね!』



 東京の西側にあるH市、俺が書店販売の担当になって3年以上たった初秋の週末。某ディスカウントショップの地下の書店の新作ラノベの促進販売イベントも問題なく終わった。が、その後無駄な時間を過ごしてしまった。


 (後片付けの後にしゃべり掛けるなよ。まだ会社で仕事残ってるのに、もうすぐ17時になるやん....!)


 俺は、いそいそと帰り支度を済ませ、建物の外に出て駅に向かった。

道中にある休憩スポットのベンチに座る高校生ぐらいに見える少女。その少女は大粒の雫を瞳に溜めている。

俺は不思議とその少女が気になってしまい、気が付いたらイベントで使ったキャラクタータオルを差し出していた。


(....ん?キャラクタータオル?........何しちゃってるのを俺ぇぇぇ! キャラクタータオルとか、これ絶対引かれてるよぉお!)


表情には出していないが内心凄く焦っている俺よりも、少女が先に話し始めた。俺がタオルを渡した時は驚いたが、今はうって変わって処か嬉しそうな表情になっている。


『おじさん、オタク?』


声も可愛いなと思ったのもつかの間。少女の言葉を最後まで聞いて我に帰った。


(おじさん!??? まだ俺は26歳だ!! オタクは半分認めるけどな…)


そう思いながらも否定するのは面倒だったので....。


「はいはい、その通りだよ。早く泣きやんでお家に帰って下さい、み・せ・い・ね・ん!」


俺は大人の威厳を見せるためにも上から目線で言葉を放つ。少女は素早く涙を拭い、いきなり立ち上がって顔を近づた。ニッコリと笑いながら俺の顔をマジマジ見つめて来る。


ドキっ!

....今のは不可抗力だ。誰だって美少女の顔が近くにあったら、ときめくだろう。


(静まれ俺の(ソウル)、取り乱すな俺の鼓動(ビート)!)


心の中で魔法の言葉〔中二病全開〕を唱えなが落ち着かせ、今度は俺が少女の顔をマジマジ見つめ直す。

さっきまで泣いていたせいか、潤いキラキラ輝く少しツリ目がちだか大きな瞳、目元からすっと伸びる鼻、全体的にバランスのとれた輪郭、何より顔が小っさ!

まあ、女性と言うより少女の顔がそこにある。


(うん、間違い無い! コレが世の中で有名な《美少女》ってやつだな、俺からもっとも遠い所にいる生き物だ!)


などど考えていると、またも少女の方から喋りだす。


『何で私にタオルを渡して、声を掛けようとしたの?』


「えっ!?」


驚いた言葉、答えを待つ少女。


(何で……?)


26年間、自分から用も無いのに女の子に話し掛けた事も、ましてやナンパなんか恐れ多くて出来るわけ無い俺が、何で直接的な行動を取った? 泣きそうな顔を見たからか、美少女だったからか…

いや、違う!!


「空を見上げる姿が綺麗で余りにも儚くて、ほって置いたら消えてしまいそうだったから、あっ!?」


思わず声に出していたストレート過ぎる俺の答えに少女も驚き、


『えっ!?』


その後、小さな声で


『消えてしまいそうか…』


少女は少し寂しそうな、それでいて半分納得しているような表情になっている。その時、耳まで真っ赤になった俺には、少女の小さな声で言った言葉も、寂しそうな表情も見聞きする余裕もなく背中を向け、彼女を視界から消していた。

だってこの答えはもの凄ぉーく恥ずかしいよね、分かるよね、これ読んでる人達には!

でも、この時に少女の言葉と表情を見聞きしていればもっと早く色んな事に……


完璧に大人の威厳も余裕も無くなってる俺に、後ろから少女がまたしても先に声を掛けて来た。

何度目だよ、まったく26歳男…


『よし、合格! やっぱりオタクの人は純情だよね!』


振り向くと少女が、うんうんと頭を上下に動かしながら声を出している。


(合格、オタクが純情、何の事だぁ!? 俺ナメられてる!? ここまで来たら、俺のコスモ〔まあ多分、大人の威厳〕よぉ、燃え上がれぇ!)


何を考え思ったのか、俺の口から出た言葉が、


「違いますぅ、オタクでも純情でもありませんー、若い女の子ナンパして若者エキス貰おうと思っただけですぅぅぅ!」


(何だこの負け惜しみと喋り方、何で敬語!? しかも若者エキスって本当になにぃぃぃぃぃぃ!?)


『ハハハハハ!』


あの美少女の顔が歪むくらいの大爆笑、しかも次の言葉が、


『うん、だからデートしよっ!』


「はっいぃ、えぇぇぇぇぇぇ!?」


「でっでっデートぉ、いつ、だっ誰と誰がぁ、何でぇ!?」


『私とおじさんが、しかもおじさんナンパって言ったよね♪』


動揺してる俺、ニコニコ笑う少女。


(あっれぇ、いつナンパって言った〔何行か前に戻ってみよう〕どうしてこんな事になってるぅ!?)


コスモ《大人の威厳》は何処に行ったのか、またまたパニック状態の俺に、


『私、東雲 美空! じゅうなっ、うっうん20歳、宜しくお願いします!』


少し大きめな黒い某スポーツメーカーのパーカーに水色のバックパック、短めで動きやすそうなカーキのキュロットスカートに、ここ重要試験に出るかも!?

ななっなんとぉ素足だぁっ!


(うっわぁ、生足綺麗、あざっあーす!)


それと、コンバスぽっいハイカットの靴を履いた少女〔名前の後にひばりって付けていいかな〕の自己中過ぎる自己紹介が終わった。


「あっ、コレはコレはご丁寧に自分は、森川 大地 26歳です!」


慌てて自己紹介を返す俺に、またしても少女の笑い声!

『ハハハ、森と川で大地だってさっハハハ、そのまんまの名前やん♪』


うるさい、ほっとけ!! と思いつつも疑問が浮かぶ?


(あれぇ、17歳って言いかけなかった? 本当に20歳!???)


改めてもう一度少女を見つめ直す、肩より少し長い髪、つり目の瞳に整った輪郭、小さめの唇にほんのりリップが塗ってあるくらいの軽い化粧、身長も155、6cmくらい、スタイルなんかは中学生くらいだろう、明らかに成人女性ではないのが俺でも分かるぞ。


(よし、今度こそは大人の対応だ!)


まあ、そう思う時点で失敗のフラグが立っているんだけどね。


「20歳(仮)の美空さん、声掛けた俺が言うのも何なんだけど、もう夕方だし、ましてやこれからの時間のデートの意味分かって言っ…」


『うーん、顔とスタイルは合格何なんだけど、服装が……』


人が喋ってるのに、美空〔名前が出たので少女は終了〕は俺に話し掛けてくる。


(こいつ、人の話し聞いてねぇよ、何この自己中心的な子は、おじさんは付いて行けないよ!)


とっ、自分でおじさんを認めるような心の声はほっといて、


(俺の服装??? あっあぁぁぁ、さっきの営業販売の時に来ていたTシャツ着替えてねぇぇ、俺この格好で街中歩いて来たのかぁ!)


なんと新作ラノベ【化け化け物語 終わりの終わりの本当に最後】のメインヒロインのキャラTにスラックスで街中を闊歩していた。

ここで、本日3回目のパニックなったのは言うまでもない……。


『少し老けたのかな、それとも疲れてる顔なのかな…』


美空が小さな声で言った言葉は、もちろんパニック中の俺の耳に届くわけもなかった。


無我夢中で美空の手を取り、すぐ近くの某ハンバーガーショップに駆け込み、財布ごと美空に渡して、


「俺トイレに行ってくるから、適当に何か買っといて!!」


急いで仕事用のバックを持ちトイレの個室に駆け込む。


「ふうぅぅぅ!」


着替えも終わり一息付き、鏡台の前で自分の姿を見直す。

いつものネクタイにYシャツ、美空と比べると目付きの悪い細長の目、疲れきった目元にやや架かる位の前髪、朝剃った髭がほんのり伸びてきた口回り、そこには年相応の顔をした男が立っている。


「やっぱ、どうみてもおじさんだよな…」


ここで我に帰り、美空を連れて店内に入った事を思い出し、


(やっばぁ、この後どうする!? しかももう18時回ってるじゃん!)


仕方なく会社に連絡を入れ、上司に怒られながらもどうにか直帰許可をもらい、渋々美空のいる席に戻った。

席に戻るとチーズバーガーセットが2つと財布が置いてあり、マジマジ俺の姿を見つめ、


『うん、その方がデート感出るよね、大人の男性みたい♪』


着替えて来た感想を、軽く微笑みながら美空が言う。


「美空でいいよな呼び方は、それに一応俺は大人だからな!」


『あっはいはい、アイスコーヒーとアイスカフェラテどっち?』

「じゃあコーヒーで」


熟年夫婦のやり取り見たいに、くるっとトレーを回し俺に差し出す美空、俺は席に座り同じ視線になるとふと考える。


(なんかこいつの方が大人らしい対応だな、それにやっぱりどう見ても美少女だし、目の保養になるってこう言う事なんだろなぁ…)


何気にアイスコーヒーを飲みながら見とれていると、美空が喋り出す。


『私、生まれて初めてナンパされちゃった♪』


「ゲホッ、ゴボッ!!」


『きゃっ! もう、汚いよ大ちゃん!! 大丈夫?』


さらに、


「ブハッ、ゴホッゴボッ!!!」


吹き散らかしたテーブルを何事も無かったように、美空は紙ナプキンで拭き、最後にバックからウエットティッシュを出し綺麗に拭き取っている。


(なっなっナンパァ!? 大ちゃん!? 呼び方はともかく、美空さぁーん、俺も初めてですよナンパなんかっ! もう大人なのにパニくってばかりですよぉ、俺ってパニック症候群なの? 略してパニシン、パニシンなのぉぉぉぉぉ!)


パニシンさんの心の叫びはこの辺にしといて、ひとまず冷静を装いながら、


「ポテトで噎せただけだよ、大丈夫大丈夫!」


『大ちゃんまだポテト食べてないし、大人と言うには所々動揺してるね。』


冷静と言うより、無表情でのツッコミ!



(やめてぇぇ、ツッコんでこないでぇぇぇ、大人のハートをこれ以上ブレイクしないでぇぇぇぇぇ)


軽くここで咳払い、


「ゴホン、ゴホン!」


とりあえず誤魔化しながら一呼吸置いて喋りだす、精神年齢中学生以下の俺〔本当にダメダメですね〕。


「まあナンパって不純な行為に見えるけどさ、大人になると出逢いって限られてくるわけよ、しかも自分の好みとなると中々いないからこそ、ナンパも重要な出逢いの1つだと思うんだ、大人の俺から見ればね!」


などとした事も無いナンパの重要性を語り出すが、


『じゃあ、私は大ちゃんの好みのタイプなんだね、外で話してる時、綺麗って言ってくれたものね♪』


(あれあれぇ、俺の流れに持って行けないかぁ~)


さらにヒットマン美空の追い討ちが!!!


『まさか大人の男の人が、自分の言った事誤魔化すためにナンパに話し持って行った訳じゃないよね♪』


満面の笑顔で語った美空の言葉が、俺の中学生レベルのハートに突き刺さる、イタタタ…。


(笑顔で語りやがって、悪魔かこの子は… もしかして呼び出したのは俺か!?)


もうここまで来たら美空の流れに乗ろうと思い、


「美空こそ何でOK〔合格〕したの、こんなおじさんに?」


『うん、声掛けられた時「えっ、オタクの人!?」て思ったけど、良く顔を見たら昔好きだった人に似てたし、普通あそこで赤面するかって思った時、この人変わら、あっ違う 可愛いなってね! だから合格♪ 』


美空の嬉しそうに微笑む顔を見ていたら、言葉の間違いは全く気にならなかった。


「可愛いと昔好きだった人に似てるは面白くないけどな、ふんっ…」


『クスクス 大丈夫だよ、こうして声掛けられて付いて来た時点で、大ちゃんがいいなって思ってるよ♪』


恥ずかしさもなく言った美空の笑顔は、間違いなく今日1番の笑顔だった。悔しいけどまた赤面する俺の方が子供に思えるくらいに。


照れ隠しに目の前のハンバーガーセットを急いで食べ終わり、アイスコーヒーでホット一息・・・付く間もなく美空の口が動く!


『大ちゃんさぁ、ナンぅぅぅ!?』


ガタッ、ドォン、パッ!

中腰位に立ち上がりバランスをとるのに右手をテーブル、左手で美空の口を塞いだ。


「その単語は無しだ、俺たち歳の差もあるから流石に今の時間は不味いだろう!」


週末の18時42分、辺りを見回すと店内はカップルや家族連れ等で賑わって来た。

美空のとても柔らかい唇の感触が手の平に伝わって来る中、手を離すから空気読んでねとアイコンタクト、その瞬間!??


『ペロッ』


パッ、ガタッ、ドッドドォン!

思わず勢い良く椅子に座る俺、パッとこっちを見た人達には愛想笑い…。


(こいつ今、手の平舐めやがった!!!)


キッと睨むように美空を見ると、首を傾げてキョトンした表情をして《何かあったのスマイル!》。


(このっ、小悪魔的美少女がぁぁぁぁぁ!!!!!)


しかも何事も無かったように美空が喋りだす!


『疑問に思ったんだけどさぁ』


(よし来いっ、次はどんな攻撃だ!?)


『私に声掛けたのだから勿論、大ちゃん彼女・い・な・い・よ・ね!!!』


笑いながら言葉で威圧!


(そう来たかぁ、でも何か怖い、こわいよ美空さん!!!)


「はい、いません! 本当にすいまんせんでしたぁ!」


両手をテーブルに付け、下げた頭もテーブルに付けてる本当に弱虫〔ペダルは付けないでね、意味変わちゃうから〕な俺ですね…


美空は少し心配そうな顔をして、


『私って、怖い!?』


「うーん、怒らせたらヤバいタイプかな? でも、俺の知り合いに最恐の人がいるからそれに比べれば、全然!」


ホッとしたような、それでいて納得してないような表情の美空なので、


「俺の会社にはな、名前とは裏腹にとても心の狭い鬼のような女性上司がいるんだよ、それに比べれば美空はかわいすぎるくらいだよ♪」


少し照れながら美空が、


『ありがとう…♪』


(うんっ!? 違うよ美空さん、その可愛いではないからね! まあ、いっか! 機嫌直ったから♪)


次の瞬間!


『トゥルルルルル♪♪♪』


美空の携帯電話が鳴り響き、電話に出る。


『はい、もしもし うん 大丈夫だよお母さん、帰り道は流石にそんなすぐに忘れないよ、遅い理由は後でちゃんと説明するよ、うん、だから心配しないでね、帰るときにまた電話するね、それじゃね♪』


美空の電話の対応に疑問を感じ話し掛けた。


「忘れるって、この辺あまり来ないの?」


俺の問いに少し表情が暗くなりながら、


『ううん、意外と家の近所だから良く来るよ、私少し忘れぽっいから、良く心配されるだけだよ!』


喋り終わると、普通の表情に戻っている。


(何か違和感が………)


少し考え込んでる俺に美空が語り出す。


『大ちゃん、アドレスとLINE交換しよ!!』


考えがえてる事を忘れ、俺の口も動く。


「いいのかぁ、出会ったばかりのこんなおじさんに教えてぇ、俺が悪い人だったらどうするんだ?」


『26歳と20歳でしょう、おじさんってほど歳離れてないよね!

それに大ちゃん、悪い人なの?』


美空はテーブルに横顔を付け、下から見上げるように上目遣い。


(狙ってるよねぇ、絶対狙ってるよねぇぇ、分かっててやってるよねぇぇぇ、この小悪魔は!!! ハイハイ俺の負けですよ、勝てませんよっ、この可愛すぎる生き物には!!!!!)


少し真剣な表情で、


「電話の前にまずメールな! 仕事中や商談中に流石電話は…」


分かってくれたのか、分かって無いのか間髪いれずに、


『じゃあ今度のデートの予定、今決めちゃう?』


(はいっ、もう慣れましたぁ、この小悪魔の発言には! 今度の今度こそは大人らしくビシッと行くぜ!)


心の中では勇ましい俺、しかぁーし!!


「少し考えさせて下さい、流石に10代とデートは……。」


ガタッ、バッバン!

美空は立ち上がり、両手を叩きつけるように手を付き!


『は・た・ち、Do you undestand!』


思わず、


「Yes i do!」


「分かったよ、デートはちゃんと考えとくよ!」


ここは納得したふりをして、後で考えようと自分に言い聞かせて、


「今日はここまでだな、もうすぐ20時になるしな」


『うん、そうだね』


美空が意外と素直に納得したのに軽く驚いたが、やはり小悪魔!

両手で俺の左腕を抱き締めるように掴み、ピタリくっついて店内を後にした。


もう外は暗く、10月の始めでも少し肌寒い。


「家まで送ろうか?」


『ううん、大丈夫! その代わり駅までこのまま一緒に歩いていい?』


多分、身長差が25cm前後、またも下からの上目遣いで嘆願してきている、この可愛さに敵わないのは分かってるので、


「はい、了解! 駅までな!」


『うんっ♪』


10、15分位歩くと自転車の駐輪所が在り、俺の腕を離した美空は、停まってるグラスグリーンのクロスバイクのチェーンロックを外すと自転車に乗り、俺を見つめて、


『大ちゃん、ちゃんと連絡してくる事、デートもちゃんと決めとく事、分かった?』


もう、観念したかのように俺は、


「了承しました、期待を裏切らないように善処します!」


『くすっ、お願いします、営業さん! バイバイ!!』


そう言うと美空は、自転車で来た道とは反対に消えていく、俺はその背中と素足〔生足〕を見送った。

思わず小さな声で、


「何だかなぁ!」


と某ラノベ〔アニメでも可〕のステルス腹黒ヒロインの口癖が出てしまうくらいに、この3時間の出来事に没頭していた。


(3時間しか立って無いのに、原稿用紙20枚近く書いた気分だよ…)


ハッと我に帰り、駅の改札口に向かい家路に着くのであった。ちゃんちゃん! 〔昭和の終わり方ですよ、それ…。〕
















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