表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/12

第三幕。再び、王の間にて。

「で、どうしたの、藪から棒に」

 違うんだよなーーーー!!

 そっちが先に藪から棒を出してきたんだよなーーーー!!


「はい、少々……意見が割れまして」

 少々……? だった、かなあ……?

 まぁ……いいよ!! 譲ろう!! そこは譲る!!!!

 そこは譲るから謝って、エイミーさん!!


「私めとしては、サントゥアリオ川へ毒を流すのが宜しいかと……」


 ん。


 ……あれ?

 えっ……え?


 えっ!? エイミーさん!?!?

 謝る話は!?!?!?!?


「えっ、めっちゃいいじゃん」

 絶対ダメーーーー!!!!!!!!

 最悪の選択だよ!!!!!!!!

 国王、もうちょっと色々考えてみ!?!?

 多分それが最悪の選択になるよ!!!!!!!!


 ――。

 ――――。

 ――――――。


「えっ、じゃあ……えっ? どういうこと?」

 ほらーーーー!

 国王困惑しちゃったーーーー!


 いや……えっ。


 あれ。

 これは……えっ? え、待って。


 これ僕が反対意見を言う流れになってない!?!?

 嘘でしょ!?!?!?!?


 さてはエイミーこのアマ謀りやがったな!!!!

 しかもやり口が汚ぇんだよ!!!!

 なぁ!? おい!!!!


 くっそ……!


 ――仕方ない。


「……しかし、それでは無関係な民衆を巻き込んでしまいます」


「あー……でもまぁ……ちょっとぐらいはしょうがなくない?」

 ない!!!!!!!!

 しょうがなくない!!!!!!!


 あと、ちょっとぐらいじゃないんだよ!!!!


 サントゥアリオ川流域の総人口知ってる!?

 846万3千人(昨年末調べ)だよ!!!!!!!!

 ちょっとの幅がでかいにも程があるだろ!!!!!!!!


 どう言えばわかってくれるの……。


「……お言葉ですが国王、あまり非人道的な行為には近隣諸国が黙っていないかと……」


「いいじゃん、言わせておけば」

 違うの!!!!!!!!

 そういう黙る黙らないじゃないの!!!!

 そんなことしたらウチが周りからヤベー国認定されて袋叩きに遭うっつってんの!!!!


 もう……何なの……どうすればいいの……。


「まぁ、でも、大体わかった、そういうことね」

 国王ーーーー!!!!

 そうです!!!!

 このタイミングです!!!!

 今ここで話を撤回しましょう!!!!


「そこまで言うんだったら、任せるよ」


 ……。


 何を!?!?!?!?

 ねぇ国王!! 何を!?!?!?!?


「承知しました」

 クラリッサああああああああ!!

 はえーんだよ!!!!

 こういうときだけ返事がよおーーーー!!!!


 ――もうやだこの国。

完結しませんでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ