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悪役令嬢?に遭遇しまして

さぁさぁ皆様!!!私の隠れ早食いスキルを駆使するときがやってまいりました!!お兄様の影に隠れております私です。


皆さんこちらをちらちら見てきます。うふふふん。そうでしょう我が兄かっこいいでしょう自慢なのです。

お兄様をみんなが見ている間に私は必殺隠れ早食い!!


「レティーいいかい?僕から離れたらダメだからね」


お兄様頼りになります。お兄様大好き。お兄様もシスコンだとは思いますが、私も負けず劣らずのブラコンだと自負しております。




お兄様のお友達らしき方がこちらにやってまいりました。


「レオンきてたのか、おや妹さんかな?」


「アヴェーヌ公爵が娘レティーシアと申します」


「そっかぁこれが噂の妹さんかぁ。僕はオスマン公爵が長男エドガーだよ。よろしくね」


「こちらこそよろしくお願いいたします」


お兄様、、、エドガーさんとのお話に夢中で私わすれられてるよ、、、まぁ邪魔できないしスキルを生かしてこっそり楽しむことにしましょう。


うわあこのお菓子たちおいしいいいい前世でもこんなにおいしいの食べたことない。幸せお菓子最高!!スキル最高!!!


お菓子をたらふく楽しんでる私の近くにすんごいド派手のドレスをきた御令嬢方が近づいてきました。マジですか。迫力が、、なんかすごいです、、


「ギレム侯爵家が娘カサンドルと申しますわ。私貴女様とお知り合いになりたいと思いましたの!仲良くして頂けますわよね?」


「ドルー伯爵家が娘コラリーと申します。よ、よろしくお願いし、します」


「カロリング子爵家が娘アラベルと申します。貴女様とレオンハルト様どちらも仲良くしていただけると嬉しいですわ!!」


うわぁ悪役令嬢とその取り巻きみたいな人たちだよ。ラベルみたいな名前の人お兄様狙いなの全く隠してないし、、マジかゲームみたいなことあんだなぁ。この人たち初めて会ったような気がしないんだけど、、、なんで??


「アヴェーヌ公爵家が娘レティーシアと申します。え、ええ、よろしくお願いします」


うわぁ変なのに捕まっちまったよ。なんかすごい褒められてるけど、目が怖い、目が、、どう逃げよう。さてどうする私、話に入る??無理だ。怖い。


そうだ!!おそらくみんな公爵家嫡男のお兄様に近づきたいのよね。私を放っておいたお兄様が悪いのだ。うふふ。生贄にしてやる。エドガー様も生贄だわうふふふ。話に割り込むのは本当はマナー違反だけども仕方ない緊急事態だ。


「そうだ皆様!お兄様を紹介しますわ!!」


「お兄様、エドガー様お話中失礼いたします。こちら私のお友達ですわ!!」


うふふふ。悪役令嬢とその取り巻きたち皆様お兄様とエドガー様に夢中だわ。ごめんよ兄上。私には無理だ。私は別のところに行ってお菓子を楽しむことにするよ。


ひっお兄様の目が笑ってない怖い、、いや私は負けない!!頑張ってねお兄様!!


アヴェーヌ公爵家が娘レティーシア悪役令嬢たちからの脱出成功です!!


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