第二話
4人は女子寮に住むことになったので部屋に荷物を運んでいった。
部屋には二人部屋だった。
球恵
「私の相部屋の子は一体どんな子だろう」
球恵は少し楽しみだった。
美怜
「一人っ子の私が相部屋に耐えられるのだろうか?」
美怜は不安に思った。
礼奈
「せっかくお姉ちゃんと一緒の部屋から解放されると思ってたのに」
礼奈は今さらながら悔しがった。
恵梨子
「まじ?私のところだけ三人なんだけど!」
新入生の女子寮生は奇数人なので出席番号が女子で最後の恵梨子は三人部屋だった。
そして4人は一年建築の教室に入った。
しかし何も考える暇もなく入学式の時を迎えた。
そして
球恵
「うわぁ・・・黒い」
大量の黒学生服の男子をみて球恵はそう思った
美怜
「やっぱ高専の校長は中学校の校長と違う」
校長の話を聞いて美怜は少し校長のファンになった。
礼奈
「なんかトイレに行きたい・・・」
礼奈はトイレが近くなって焦ってきた。
恵梨子
「やっぱり人数多すぎ・・・」
恵梨子は体育館を埋める大量の人に圧倒された。
そして式が終わって教科書を購入して入学式が終わった。
そして四人は女子寮に戻った。
球恵の相部屋は佐藤真彌弥という女の子だった。
球恵
「佐藤真彌弥ちゃん・・・同じ名字じゃん!まあもう一人佐藤美怜ちゃんという女の子もいるしね」
と改めてありふれた名字であることの不便さを感じた。
美怜の相部屋の女の子は植田奈津という女の子だった。
美怜
「うわ・・・すごく可愛い・・・でも何で一番最初の出席番号の女の子と相部屋に?」
奈津のあまりの可愛さに惚れながらも?離れた出席番号の子と相部屋になることに疑問に思った。
礼奈の相部屋は園田亜弓という女の子だった。
礼奈
「(名簿を見て)もしかして園田眞弓ちゃんと双子!?」
亜弓&亜弓の母
「そうなの(笑)別に全然意識していたわけでなかったのに」
やはり建築学科の新入生の園田眞弓と双子であることを知り驚いた。
恵梨子の相部屋は山上緋味と米田麻衣という女の子だった。
三人
「こんな狭い部屋に年頃の女の子三人をぶちこむなんて・・・」
女子寮の部屋の作りは三人部屋を全く想定していないのでかなり狭く感じた。