第二話 スキルザックザクー
「よーし、こんなもんか」
俺はスキル選びに悩んで悩み悩みまくった。
「てか、スキル多すぎ!」
俺はスキル選びに五時間ぐらいかけてしまった。だって多いんだもん。
「そんなの神に言われてもねー」
「スキル作ったのお前だろが」
まあ、とりあえず俺が選んだスキルはこんな感じ。
剣術LV.MAX
火魔術LV.MAX
空間魔術LV.MAX
気配遮断術LV.MAX
気配察知術LV.MAX
殺気術LV.MAX
詠唱短縮術LV.MAX
危険察知術LV.MAX
暗視視LV.MAX
鑑定術LV.MAX
簡潔に説明していくと、
剣術は、ただ単なる剣使いが凄く上手くなる。
火魔術は、火の魔法が使えるようになる。
空間魔術は、アイテムボックスが使えるようになる。
気配遮断術は、相手が気配を探る事が出来る時、自分の気配を消すことが出来る。
気配察知術は相手の気配を探ることが出来る。殺気術とは少し違う。
殺気術は自分で殺気を出したり、他人の殺気を感じ取ったり出来る。力の度合いも調整可能。
詠唱短縮術は異世界の長ったらしい詠唱を短縮出来る。
危険察知術は、危険を察知する。
暗視術は、暗いところでも昼間のように見ることが出来るようになる。ON、OF自由自在。
鑑定術は、あらゆるものを鑑定し、詳しい情報を得ることが出来る。一部例外を含む。
「もう転移出来るんだけど何か希望ある?」
「んーじゃあさ、魔剣とか貰えたりする?」
そう、俺は魔剣がほしい。異世界ったら魔剣だろー
「んーでもあげることはできるけど、欠陥品なんだよなー」
「ん?どんな欠陥?」
「喋るんだよ、その魔剣」
ん?別にいいんじゃね
「うるさいんだよなーあいつ」
「まあ、いいんじゃね?」
「まあいいんだったらいいよ。はい」
そういって渡されたのは、赤と黒に輝く見ただけで恥ずか死しそうな剣だった。
「なあ、お前さテンプレ好きだな。」
「ん?なんのこと?」
もういいと諦めてその剣を貰った。
「ん?喋んないぞ」
「ああ、異世界いったら喋るよ」
「あ、そういうことね。あーそれといろいろありがとな」
「いやいや、これも仕事だからね」
そういって神は笑ってみせた。
「じゃあな」
「楽しんでこい」
そういって白い空間に穴があき、そこから白い光が溢れだした。
神に見送られ白い光に入っていった。