おっさんになって変わったこと
今年で48歳になるボク。
人生とは早いものである。
集団登校で息子と共に小学校に登校すると、自分も昨日まで小学生だったような気がしてくるから不思議なものだ。
48歳になると言ったが、実際にはまだ誕生日がきていないので47歳である。
まあ……
いずれにせよ、おっさんであることには変わりはない。
まさか自分の人生で自分がおっさんになるだなんて小学生のときは考えもしなかったのだけど、時の流れと共にボクはおっさんになってしまった。
おっさんになると何が変わると言えば、なんといっても食事の好みが大きく変わるような気がする。
若い頃は脂っこいものが大好きだった。
ランチには揚げ物か肉がないと午後から仕事に力は入らなかった。
ご飯は当たり前のように大盛にしていたし、サイドメニューもがっつりつけていた。
だからこそ丸っこい体型になってしまったのだ。
そしておっさんになって変わったことと言えば、若い頃からの食生活が祟って、身体のあちこちが悪くなり始めているということだろうか。
そして若い頃と違って基礎代謝が悪くなっているから、もともと丸っこい体型に輪をかけて丸っこくなってしまっている。
当然、若い頃と違ってダイエットは考えない。
無事に結婚もして妻もいるわけだから恰好をつけても仕方ないのである。
丸っこい体型の話はもう辞めよう。
なんだか悲しくなる。
実はそんなにも食べていた若い頃なのだけど……
おっさんになってからは少し食べられなくなってきている。
ライスの大盛は年々きつくなってきているし、毎日いくら食べても食べ飽きなかった脂っこいものも1週間に1回程度で良くなってきている。
『ケンタッキーが食べたい』と息子が言っても一向にその気にならないので、一瞬、自分は病気なのではないかと思ったがそうでもない。
なぜかというと、食欲が全くないというわけではないからだ。
若い頃は見向きもしなかったのに、最近、ものすごく好きになったものの一つに蕎麦がある。
だから先日も美味しく『鴨せいろ』を食べた。
ここのところ、蕎麦のようなあっさりしたものを好んで食べるようになった。
あれ?
この話……。
もしかしたらどこかでしたような気がする。
気のせいだろうか?
そう。
記憶力も曖昧になってきている。
そろそろボクも老いという現実を見つめていかなければいかない時期がきたのかもしれない。