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7/68

5.5

入れ忘れ部分です。すみません。書き溜めていたため、ストック分が多くコピペ失敗です。

「お前の婚約が内定した。相手は今会ったセスだ」

「え、どうして、私が? ジャニスではないのですか」


クレアがそう言うとラッセルは苦々しい顔をした。


「私もそう思っていた。しかし、相手方が、魔力の強い方がいいと言い出してな。残念ながらジャニスには魔力適正はない。その点、お前は孤児院でやった魔力判定で最高点をたたき出している。アシュフォードは調べたようで、それを知っていた」


クレアはびっくりした。自分が貴族と結婚することになるなんて想像もできなかった。そういえば、孤児院の院長が言っていた、貴族は魔力の強い子供を欲しがると。


「まったくアシュフォード家が困っているから援助してやるというのに。金もないのにプライドばかり高い。

クレア、これは絶対に成功させなければならない縁組だ。今までお前を食べさせてやったんだ。しっかりと恩を返せよ」


ラッセルの商売は莫大な利益を生んでいたが、野心家の彼は新たに市場を開拓したかった。そのためには貴族のパイプがいる。だから、どうしても必要な縁組だった。


クレアは不安だった。セスというあの男の子の態度が気になる。クレアをとても嫌がっていた。それを思うと悲しくなる。自分の何が悪かったのだろう。初めて会った子に嫌われてしまった。


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