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家庭内事情<ショタ編>  作者: 7月の髙橋
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弟よ…

僕には双子の弟がいる。


身長は僕よりも高い。


僕と同じくらいのイケメン。


そして僕と違って異常な性欲の持ち主。


僕の弟はカズキって言うんだけど、この前汗を拭いていたから僕は


「そんなに暑い?」


と、聞いたんだ。


そうしたら、カズキはニヤリと笑って手に握っているものを見せてきたんだ。


それは、母のパンツだった。


僕は衝撃を受けた。


妹のパンツならまだわからなくもない。


いや、わからないけども、わかりたくはないけどまだりかいしてやってもいい。


けど、母親のパンツで体を拭くか?


「使用済みだよ、ぐえっえっえ。」


笑いなのか、咽せているのか良く解らない声を上げてさらにやばいことを言う弟。


そして、一切の躊躇を見せることなくポケットから何かを取り出し僕に差し出してきた。


「オイラとにいさんの仲。」


なんとそれは妹の髪ぐしだった。


一体これになんの意味が込められているのか僕は一瞬にして理解した。


「これやるから、黙っておけ。」


そう言うことだろう。


僕は兄弟に手を差し出し甲と甲を合わせ小指を立てる。


かつて、兄弟で決めた誓約の証である。

何気なく、母親と妹なパンツを把握している主人公

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