ガチャリ。(200字小説)
私のリアルな体験に脚色を施した話です。色々な解釈があるかと思います。
なんだこの話は、訳が分からないよ、と思われた方、感想などでビシバシ指摘してください(笑)
その日の夜、僕は一人で留守番をしていた。
お母さんは学校の会合、お父さんは仕事でまだ帰ってこない。まだかなあ、と、テレビを見ながら思っていた。一人はなかなかに寂しいのだ。
ガチャリ。
不意に玄関が開く音がした。
「お帰り!」
だがただいまの返事は帰ってこない。その代りにもう一度、
ガチャリ。
という音がした。なんだろう?
玄関に行ってみるとそこには誰もおらず、靴箱に立てかけてあった箒が玄関マットの上に倒れていた。
個人的には、「箒」の意味に注目していただけたらなあ・・・・と思っています。
「逆さ箒」で検索してみてください。