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死ぬ前に戻れるなら戻りたい

あれからどれくらい時が経ったのだろう?

僕たちはこれから何をし、何を見ていくのだろう?

そして何故目の前には異世界の街並みが広がっているんだ!!

プロローグ

「本当に異世界が広がっている」

異世界に飛ばされる2時間前……何時ものように10時くらいに起き高校も行ってないヒキニートだし、もうすねかじりでよくね?

と思って生きている。

冷蔵庫を開けると食料が入ってなかった。

買いに行こうと思っても外は真夏で炎天下の中コンビニに行く勇気がない、夕方行こう。

ベットに横たわりパソコンゲームにハマる日々、

何の変哲もない俺の人生、あぁ1人の時間最高、このまま死んでもいいや。

「じゃあ幸せの中死んでみる?」

「え?」

声がする方に振り返ると堂々と人の部屋に、幼さがすこし残る凛とした顔立ちに金髪のゆるふわロングに、二重の碧眼でコスプレのような痛い服装、アニメ2次元から飛び出て来たような容姿、でも態度のわりに体は慎ましいほど未発達。

「私の名は“アルケーミ・シノン”あなたの命を頂く!」

「あの、そこのロリっ子?君はまだ法律って知らないと思うけど勝手に人の部屋に入ったらお巡りさんに捕まっちゃうよ?」

諭すように俺は言うと、ロリっ子が下を向きながらぼそぼそと小言を言っている。

「殺す」

「ひぃ!」

ロリっ子は鋭い眼光で睨み付け、低めの声で言う。

それはビビるだろ!コミ障なのロリっ子に殺すって言われたら。

「われ死神の名の元に現れよ“ソウルイートサイズ”」

ロリっ子の手には体よりもでかい鎌を軽々しく持ちぶんぶん振り回す。

その風で俺は窓の外に飛ばされ、道路に出る。

「目の前にはトラック、あ、もう絶対死ぬやん。詰んでるよこの状況!よくも知らないロリっ子に殺されるのか……

やだ、可愛そうな子俺」

目を瞑り覚悟を決めた。


「おい、おーいおい!おいこら起きろや!!」

「フグォ!」

腹部を思いっきり蹴られて起こされた。

目の前にはトラックじゃなくて女神?が居た。

長い艶やかな黒髪に赤眼でおっとりとした顔立ちで胸囲はおっとりとしていなかった。

健全なヒキニートでも健全な男子高校生もこれはそこに目が行く。

でも今俺はこの人に腹部を蹴られたんだよな?

「さて、あなたはどうしてここにいるのかわかりますか?」

「わかりません、それにここはどこですか?」

「ここは最後の審判です、あなたが次に変わる来世のね」

(ええぇ!!今までそんな風に俺変わっててるの!!)

「驚くのも無理は無いわね、あなたは死んだのね」

「そうかよくわからないロリっ子に殺されかけ、飛ばされたらトラックにひか」

「引かれてないわよ」

「え?」

「あなたは最後何を思ったか知らないけど外で遊んでた子供たちのダンボールで作ったトラックに驚いて心臓麻痺、病院に運ばれもう間もなく息を引き取るわ……アハハ面白いね君、そんな君にチャンス本当にゲームみたいな世界、君がやっていたようなパソコンゲームRPGの世界嫌なら今心臓麻痺で絶賛みんなに笑われている間抜けなヒキニートに戻るかどっち?」

「これってお前を信じていいのか?」

「いいよどうする?、笑われ死ぬか英雄になるか」

(そんなこと言われたら)

「英雄になってやるよ」

「じゃあこの子もよろしくね、私のかわいい妹も」

俺を殺そうとしたロリっ子が拘束され出てきた。

「あっこの子は本当に死神なんだけど、仕事ノルマが年間最下位だからクビってことでこの子と一緒に異世界を救ってきてね」

足元から魔方陣が出てきて浮上して行く。

「お金は多めに入れといてあげるから~」

2時間後

目の前には異世界が広がっている。




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