ショート・プロローグその1
話の流れ的に差し込みました、
後付です、すいません!
昔語りをしていた二人は外から隔絶されている空間から出る。
そこには彼女たちの僚艦が集まっていた。
「ホットスポットの存在を確認しました、場所はここです。」
監視衛星からの映像が地図上に重ねあわされる。
「あー魔素の流れを制御する杭から離れたところかぁ、
あそこにも打ち込んでおけば良かったな。」
そう言ってため息をつくのは技術担当の娘で、彼女は人間である。
「じゃあ湧いた魔物が周辺に被害を出さないようにさっさと叩くか。」
「ふっふっふー魔物はこのゆうだちが全部殺っちゃうよー。」
最後に危ない表現をするのはプラチナブロンドの髪をゆるくウェーブさせた
髪型を持つ若い女性である。
見た目はかわいらしいのに発言がいろいろとアレなため非常に残念である。
「はぁ、あんたはいつもそうなのかねー。」
そういうのは黒髪をショートボブにした活動的な娘である。
「あやなみだってやってることは五十海里百海里じゃない!」
ゆうだちの抗弁にあやなみはやれやれという顔をする。
「別に元々の本分を尽くしてるだけでお前さんのようなバトルジャンキーじゃないさ、それに言葉が違う!五十歩百歩だ。」
「いーじゃん、意味通じれば!」
そこにいた彼女たちの主は毎度姦しいなと苦笑いをする。
そばにいたはつゆきたちと共に。
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