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詩集

銃と装甲

作者: 紫煙

あらあらら消えちゃったようね

あの子は空中遊歩中

戒めみたいに打ち落とす

私はただの射撃者


まだ見つからない論理にね

手を出そうとした曖昧現状

暴発した弾にさえ寛容な

あの子もちょっとわからない


その装甲を破いてあげる証明

傷をつけて歪ませる表情も

ただ壊させてあげられる

私にもっと頂戴、ねえ


Bang!


さあ!


知らないものを切り捨てた

あの子も私もくるくる回る

愛想なしの銃さえ

まだ持っているらしい、ああ


味気ない顔を潰して

オシマイの顔を伺う

聞こえてくる心臓音も

まだ続けているらしいね


あらあらら敵も消えちゃった

どうしてなんで弱いものね

失いかけた目の傷心に

映る彼女は泣いている


そう、

これでもういいのかい

痛みすら消える数秒前に

延命治療ももはやいらないみたいね

私は悪くない!



ねえ


気付かないフリした 


私もどこで堕ちてゆく


今の現状さえまだ見えないから


ただ落ちてゆくだけ


意識操作されてく


目眩も行方不明も、もう一回


味気ない顔をつぶし――



知らないものを切り捨てた

あの子も私もくるくる回る

愛想なしの銃さえ

まだ持っているらしい、ああ


諦め付いたあの子に

フラフラとした感覚しか

残されていないのなら


もう銃を向けるまで


Bang

気分的に速い曲書きました。基本僕の書く詩は歌ものっぽく書いているので適当にメロディーとか作ってやったほうが楽しいかもしれませんし、楽しくないかもしれません。

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